人材紹介のSEOとは、転職を考える求職者と、採用に悩む求人企業の両方に、検索から自社のサイトを見つけてもらうための取り組みです。
職種ごとの入口と、法人向けのページを分けて作ると、登録と問い合わせの両方につながります。本記事では、人材紹介会社のWeb担当者向けに、施策と守るべきルール、最初の進め方を解説します。

この記事でわかること
- 人材紹介のSEOで受け止める、求職者と求人企業の2つの検索
- 職種ページ・求人・非公開求人・記事・法人向けページの作り方
- 職業安定法と、厚生労働省の人材サービス総合サイトで気をつけること
- 求人の検索まわりで、やってはいけないこと
- 検索広告との使い分けと、Web担当者が最初の3か月でやること
なお、自社サイトから求職者登録や求人の依頼が増えずに悩んでいる方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
得意な職種と今のサイトの状況を伺い、広告とあわせた集め方を一緒に整理します。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
人材紹介のSEO対策とは?求職者と求人企業の2つの検索を受け止める

この章でわかること
- 基本①|求職者は「職種×条件」と転職の悩みで検索する
- 基本②|求人企業は「採用の困りごと」と紹介会社の比べ方で検索する
- 基本③|ゴールは「求職者登録」と「問い合わせ」に分かれる

人材紹介会社のサイトには、立場の違う2つの読者が来ます。
転職先を探す求職者と、人を採りたい求人企業の採用担当者です。人材派遣や求人サイトも含めた人材業界のSEOの中でも、両方を1つのサイトで受け止めるのが人材紹介の特徴です。
基本①|求職者は「職種×条件」と転職の悩みで検索する
求職者の検索は、「施工管理 転職」「看護師 転職 夜勤なし」のように、職種と条件を組み合わせた言葉が中心です。
一方で、「40代 未経験 転職」「年収 上げたい 転職」のように、転職するかどうかを迷っている段階の検索もあります。
前者には職種のページや求人で、後者には面談の知見をもとにした記事で答えるのが基本の形です。
求職者の検索は、職種で探す言葉と、悩みで探す言葉に分けて考えましょう。
基本②|求人企業は「採用の困りごと」と紹介会社の比べ方で検索する
採用担当者は、「施工管理 採用できない」のような困りごとや、「人材紹介 手数料」「紹介会社 選び方」のような比べるための言葉で調べます。
また、厚生労働省が運営する人材サービス総合サイトでは、すべての職業紹介事業者の就職者数や離職者数、手数料の上限などを確かめられます。
求人企業は、自社のサイトだけでなく、国の公表サイトとも見比べたうえで依頼先を決めるということです。
法人向けのページは、国の公表サイトと見比べられる前提で作りましょう。
基本③|ゴールは「求職者登録」と「問い合わせ」に分かれる
求職者のゴールは、登録して面談を予約することです。求人企業のゴールは、求人の依頼や相談の問い合わせです。
2つのゴールを1つの「お問い合わせ」にまとめてしまうと、どのページがどちらの成果を生んだのかが分からなくなります。
アクセス解析でも、登録と問い合わせは別の成果として記録しておきます。
ページごとに、どちらの読者のどのゴールを担うのかを決めておきましょう。
人材紹介のSEOで押さえる6つの施策

この章でわかること
- 施策①|得意な職種・業界ごとに入口のページを作る
- 施策②|公開できる求人は1件1ページにし、構造化データを付ける
- 施策③|非公開求人は「求人の傾向」として紹介する
- 施策④|キャリアアドバイザーの面談の知見を記事にする
- 施策⑤|求人企業向けに、料金・返戻金・進め方のページを作る
- 施策⑥|ページの役割ごとに、登録と問い合わせの入口を置き分ける

ここからは、求職者向けと求人企業向けに分けて、作るページと書く中身を紹介します。
職種名は例なので、自社が得意な業界に置き換えて読んでください。
施策①|得意な職種・業界ごとに入口のページを作る
求職者向けの土台は、得意な職種ごとの入口ページです。求人の一覧を並べるだけでなく、その職種の仕事内容や、求められやすい経験、年収の幅を書きます。
年収の幅は、自社で扱った公開求人の条件から書くと、ほかのサイトにない情報になります。
担当するキャリアアドバイザーの紹介や、その職種の転職でよく聞かれる質問も、同じページに置けます。
職種ページは、その職種で転職を考える人が最初に読む案内として作りましょう。
施策②|公開できる求人は1件1ページにし、構造化データを付ける
企業から公開の了承を得た求人は、1件ずつ詳細ページにします。Googleの求人の表示に出すための構造化データ(JobPosting)は、求人が1件だけ載るページに付けるものです。
企業名を伏せて出す求人については、Googleの説明に次の決まりがあります。
組織が匿名で採用を行っている場合(たとえば、匿名の雇用主の代理である人材派遣会社や、利用しているプラットフォーム上で直接採用を行う雇用主の場合)は、hiringOrganization.name フィールドに confidential 値を使用します。
引用元:Google検索セントラル「求人情報(JobPosting)の構造化データ」
社名を伏せる求人も、仕事の中身と条件は読めるように書きましょう。
施策③|非公開求人は「求人の傾向」として紹介する
人材紹介では、企業の事情で求人を公開しない非公開求人が多くあります。
1件ずつは載せられなくても、「この職種では年収の幅がこのくらいの求人が多い」「この地域では夜勤なしの求人が増えている」のような傾向なら書けます。
傾向を書くときは、実際に扱った求人の範囲で書き、件数や条件を大きく見せないようにします。
非公開求人の多さを強みにするなら、中身のある傾向の情報で示しましょう。
施策④|キャリアアドバイザーの面談の知見を記事にする
記事の材料は、社内にあります。キャリアアドバイザーに、面談でよく聞かれる質問や、職種ごとに書類で見られやすい点を集めてもらいます。
面接で実際に聞かれたことや、入社後の声は、求職者の同意を得て、本人が分からない形にしてから使います。
記事には書いた人や監修したアドバイザーの経歴を載せると、読む人が信頼を判断しやすくなります。考え方はE-E-A-Tとはで解説しています。
記事は、アドバイザーが面談で毎回答えている質問から書き始めましょう。
施策⑤|求人企業向けに、料金・返戻金・進め方のページを作る
求人企業が依頼の前に知りたいのは、手数料の決め方、早く辞めた場合の返戻金、依頼から入社までの流れです。
自社の規定どおりに、手数料の計算の方法と返戻金制度の中身を、1つのページで読めるようにします。
あわせて、得意な職種ごとに「この職種なら、こういう経験の人を紹介できる」と書いた採用向けのページも用意します。
料金のページは、人材サービス総合サイトの掲載と同じ内容にそろえましょう。
施策⑥|ページの役割ごとに、登録と問い合わせの入口を置き分ける
求職者向けのページには登録や面談予約のボタンを、求人企業向けのページには問い合わせのボタンを置きます。
どのページにも両方のボタンを同じ大きさで並べると、読む人が迷い、どちらの成果も伸びにくくなります。
トップページだけは、両方の読者が自分の入口をすぐ見つけられるよう、最初の画面で分けて案内します。
ボタンは、そのページを読む人が次にしたいことに合わせて1つに絞りましょう。

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人材紹介会社が守るべきルール|職業安定法と国の公表サイト

この章でわかること
- ルール①|求人の情報は、虚偽や誤解のない表示で最新に保つ
- ルール②|手数料や苦情の窓口は、求人者と求職者に明示する
- ルール③|就職者数・離職者数・手数料の情報を提供する
- ルール④|登録フォームの個人情報は、目的を示して必要な範囲で集める

有料の職業紹介は、職業安定法の許可を受けて行う事業です。
サイトの書き方も法律の定めとつながっているため、SEOのためのページづくりと合わせて確かめておきます。
ルール①|求人の情報は、虚偽や誤解のない表示で最新に保つ
職業安定法の第5条の4は、職業紹介事業者が広告などで求人の情報を出すとき、虚偽の表示や誤解を生じさせる表示をしてはならないと定めています。
同じ条文では、情報を正確で最新の内容に保つための措置をとることも求めています。
サイトでは、給与の幅を実際より高く見せない、条件付きの「未経験歓迎」をただし書きなしで書かない、といった点に気をつけます。
週に1回は求人を棚卸しし、終わった求人と条件の変わった求人を直しましょう。
ルール②|手数料や苦情の窓口は、求人者と求職者に明示する
有料職業紹介事業者には、業務の内容をあらかじめ明示することが求められています。
有料職業紹介事業者は、取扱職種の範囲等、手数料に関する事項、苦情の処理に関する事項その他当該職業紹介事業の業務の内容に関しあらかじめ求人者及び求職者に対して知らせることが適当であるものとして厚生労働省令で定める事項について、厚生労働省令で定めるところにより、求人者及び求職者に対し、明示しなければならない。
引用元:職業安定法 第三十二条の十三(e-Gov法令検索)
明示の方法の細かな定めは省令にあるため、サイトのどこにどう載せるかは、管轄の労働局の案内もあわせて確かめます。
料金ページと登録の前の案内で、手数料と苦情の窓口が読めるかを確かめましょう。
ルール③|就職者数・離職者数・手数料の情報を提供する
有料職業紹介事業者は、紹介の実績などの情報を提供することも定められています。
有料職業紹介事業者は、厚生労働省令で定めるところにより、当該有料職業紹介事業者の紹介により就職した者の数、当該有料職業紹介事業者の紹介により就職した者(中略)のうち離職した者(中略)の数、手数料に関する事項その他厚生労働省令で定める事項に関し情報の提供を行わなければならない。
引用元:職業安定法 第三十二条の十六 第三項(e-Gov法令検索)
(中略)の部分では、離職者の数を、期間の定めのない労働契約で就職した人のうち、解雇などによる離職を除いて数えると定めています。
これらの情報は、人材サービス総合サイトで求人企業が確かめられます。厚生労働省は、掲載する項目を広げています。
職業安定法施行規則の一部改正により、令和7年4月1日以降、職種ごとの平均手数料率等の実績を人材サービス総合サイトに掲載することが職業紹介事業者に義務付けられます。
引用元:厚生労働省・都道府県労働局「人材サービス総合サイトをご活用ください!」
自社サイトで実績を書くなら、国の公表サイトの掲載と食い違わないようにしましょう。
ルール④|登録フォームの個人情報は、目的を示して必要な範囲で集める
職業安定法の第5条の5は、職業紹介事業者が求職者の個人情報を集めるとき、業務の目的に必要な範囲で、目的を明らかにして集めるよう定めています。
登録フォームの項目を増やすほど、入力の手間も、扱う情報の責任も増えます。
面談の前に本当に必要な項目だけに絞り、何のために使うかをフォームの近くに書いておきます。
登録フォームは、面談の準備に必要な項目だけに絞りましょう。
人材紹介のSEOでやってはいけない4つのこと

この章でわかること
- NG①|実在しない求人で、登録だけを集める
- NG②|中身のない「職種×地域」のページを量産する
- NG③|ログインしないと読めない求人にマークアップを付ける
- NG④|締め切った求人をそのまま残す

求人の検索まわりには、Googleが独自のルールを設けています。
違反すると、求人の表示から外されるだけでなく、求職者の信頼も失います。
NG①|実在しない求人で、登録だけを集める
登録を増やしたいあまり、すでに埋まった求人や、条件をよく見せた架空の求人を載せるのは避けます。Googleは、求人情報のポリシーで次の例を挙げています。
偽の職務や実在しない職務の求人情報。応募者を実際に雇用するためではなく、応募者に関する情報収集を主な目的とする求人情報も含む。
引用元:Google検索セントラル「求人情報(JobPosting)の構造化データ」
同じポリシーでは、企業の承認を得ずに代わりに求人を載せることも、違反の例に挙げられています。
載せる求人は、企業から依頼を受けて募集中のものだけにしましょう。
NG②|中身のない「職種×地域」のページを量産する
「看護師 求人 〇〇市」のようなページを、地名だけ変えて大量に作るのは危険です。
Googleのスパムに関するポリシーは、検索ランキングの操作を主な目的に大量のページを作ることを、大量生成されたコンテンツの不正使用としています。
求人も地域の情報もない組み合わせのページは、作らないか、検索に出さない設定にします。
地域のページは、その地域の求人や事情を書ける組み合わせだけにしましょう。
NG③|ログインしないと読めない求人にマークアップを付ける
非公開求人を「会員登録すると見られる」形にしている会社は多いですが、Googleの求人の表示には向きません。
求人の説明を表示するためにログインを必要とする求人情報。ユーザーがログインすることなく、求人情報の詳細を閲覧できるようにする必要があります。
引用元:Google検索セントラル「求人情報(JobPosting)の構造化データ」
ログインの奥にある求人は、構造化データを付けず、公開ページでは施策③の「求人の傾向」として紹介します。
構造化データは、誰でも詳細を読める公開求人のページだけに付けましょう。
NG④|締め切った求人をそのまま残す
Googleは、期限切れの求人情報は掲載できないとしています。
ページを削除するのが理想で、残す場合は、構造化データの掲載期限(validThrough)に過去の日付を入れておくよう案内されています。
人材紹介では、企業側で採用が決まっても、サイトの更新が後回しになりがちです。
求人企業から充足の連絡が来たら、その日のうちにサイトに反映する流れを作りましょう。

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検索広告とSEOの使い分け|人材紹介会社の広告とSEO

この章でわかること
- 使い分け①|急ぎの求人は広告、毎年ある職種はSEOで育てる
- 使い分け②|広告の検索語句と登録のデータから、ページのテーマを選ぶ
- 使い分け③|広告文も、求人の表示のルールに沿って書く

人材紹介会社の多くは、求職者を集めるために検索広告も使っています。
弊社カルテットは広告運用の会社なので、広告とSEOをどう組み合わせるかを、運用の目線で紹介します。
使い分け①|急ぎの求人は広告、毎年ある職種はSEOで育てる
今月中に埋めたい求人や、新しく扱い始めた職種は、出したその日から表示できる検索広告が向いています。
一方、毎年のように依頼がある職種は、職種ページや記事を育てておくと、広告費をかけなくても検索から人が来る入口になります。
広告とSEOを組み合わせる利点は、リスティング広告とSEOを併用するメリットでも解説しています。
職種ごとに「急ぎは広告、定番はSEO」と役割を決めておきましょう。
使い分け②|広告の検索語句と登録のデータから、ページのテーマを選ぶ
検索広告を出しているなら、広告が表示された検索語句のレポートで、登録につながった言葉を確かめられます。
登録が多い言葉は職種ページの候補に、表示は多いのに登録が少ない言葉は、悩みに答える記事の候補にします。
広告のデータからSEOで育てる言葉を選ぶ進め方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングでもご相談いただけます。
広告で反応のよかった言葉を、SEOで育てるページの候補にしましょう。
使い分け③|広告文も、求人の表示のルールに沿って書く
職業安定法の「広告等」には、刊行物の広告のほか、厚生労働省令で定める方法も含まれます。
検索広告の広告文で給与や条件を出すなら、サイトの求人と同じく、誤解を生まない表示かを確かめるのが安全です。
広告文とページの条件がずれていると、登録した人が面談で「話が違う」と感じる原因にもなります。
広告文に書く条件は、飛び先のページの条件と同じものにしましょう。
人材紹介会社のWeb担当者が最初の3か月でやること

この章でわかること
- 1か月目|得意な職種を決め、2つの読者の検索語句を棚卸しする
- 2か月目|職種ページと、求人企業向けのページを整える
- 3か月目|アドバイザーの記事を始め、登録と問い合わせを分けて測る

最初の3か月は、ページを一気に増やすより、土台をそろえることに使います。
求職者向け・求人企業向け・ルールと計測の3つを、同じ月に少しずつ進めるのがコツです。
1か月目|得意な職種を決め、2つの読者の検索語句を棚卸しする
まず、入社の実績が多い職種や、依頼が続いている職種から、力を入れる職種を3つほど選びます。
次に、検索広告の検索語句とSearch Consoleの検索された言葉を、求職者の言葉と求人企業の言葉に分けて書き出します。
あわせて、キャリアアドバイザーには面談でよく聞かれる質問を、法人営業の担当には求人企業から多い相談や、依頼に至らなかった理由を集めてもらいます。
人材サービス総合サイトで、自社の掲載内容も確かめておきます。
1か月目は作るより、集めて、狙う職種と言葉を決めることに使いましょう。
2か月目|職種ページと、求人企業向けのページを整える
選んだ職種ごとに入口ページを作り、公開できる求人を1件1ページにして、構造化データを付けます。
求人企業向けには、手数料・返戻金制度・依頼から入社までの流れを1つのページにまとめます。
Search Consoleでページの表示を確かめる方法は、Google Search Consoleについての解説を参考にしてください。
2か月目の終わりに、職種ページと料金ページが公開されている状態を目指しましょう。
3か月目|アドバイザーの記事を始め、登録と問い合わせを分けて測る
1か月目に集めた質問から、記事を書き始めます。たとえば月に2本など、続けられる本数を先に決めます。
アクセス解析では、登録と問い合わせを別々の成果として記録し、どのページから生まれたかを見られるようにします。
SEO経由の登録が、面談や入社まで進んだかは、社内の管理表と突き合わせて確かめます。
登録の数だけでなく、入社までつながったページを見て、次に直すページを選びましょう。

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人材紹介のSEOでよくある質問

この章でわかること
- 質問①|非公開求人ばかりでも、SEOはできますか?
- 質問②|求人サイトに出している求人を、自社サイトにも載せてよいですか?
- 質問③|記事は誰が書けばよいですか?
- 質問④|職種ページと記事で、同じ言葉を狙ってしまいます
- 質問⑤|成果は、どの数字で見ればよいですか?
人材紹介会社のWeb担当者からよく聞かれる質問に、ここまでの内容をもとに答えます。
質問①|非公開求人ばかりでも、SEOはできますか?
できます。求人を1件ずつ載せられなくても、職種ページ、求人の傾向、面談の知見をもとにした記事で、検索の入口は作れます。
むしろ、求人の数で大手の求人サイトと競うより、職種の詳しさで選ばれるほうが、人材紹介会社には向いています。
求人の数ではなく、職種の詳しさで勝てるページを作りましょう。
質問②|求人サイトに出している求人を、自社サイトにも載せてよいですか?
求人企業の了承があれば載せられます。Googleの求人の構造化データのガイドでは、同じ求人を別のURLにも載せる場合は、それぞれのページで正規のURLを示すよう案内されています。
自社サイトには、求人サイトの原稿をそのまま貼るのではなく、アドバイザーから見た職場の特徴や、選考で見られる点を足します。
自社サイトの求人には、担当者だから書ける一言を足しましょう。
質問③|記事は誰が書けばよいですか?
中身を一番知っているのは、日々面談をしているキャリアアドバイザーです。
ただ、アドバイザーに書く時間をとってもらうのは難しいため、Web担当者が話を聞いて書き、アドバイザーが内容を確かめる分担が現実的です。
アドバイザーには「話す」と「確かめる」だけを頼み、書くのはWeb担当者が受け持ちましょう。
質問④|職種ページと記事で、同じ言葉を狙ってしまいます
「施工管理 転職」を職種ページでも記事でも狙うと、自社のページどうしで評価を取り合うことがあります。
職種ページは求人と仕事の案内、記事は悩みへの答え、と役割を分けます。取り合いの考え方はキーワードカニバリゼーションとはで解説しています。
1つの言葉には、1つのページで答えるように割り当てましょう。
質問⑤|成果は、どの数字で見ればよいですか?
サイトで見る数字は、ページごとの求職者登録の数と、求人企業からの問い合わせの数です。
そのうえで、Search Consoleの表示回数とクリック数で、どの言葉で見つけてもらえているかを確かめます。
最後に、登録した人が面談・推薦・入社まで進んだかを社内のデータで見ると、本当に成果につながったページが分かります。
登録の数だけで判断せず、入社につながったページを育てましょう。
まとめ|人材紹介のSEOは、2つの読者に分けて正確に書く

この記事の要点
- 人材紹介のサイトは、求職者と求人企業の2つの検索を受け止める
- 得意な職種の入口ページ、公開求人の詳細ページ、非公開求人の傾向、面談の知見の記事を用意する
- 求人企業向けに、手数料・返戻金・進め方のページを作り、人材サービス総合サイトの掲載とそろえる
- 職業安定法の表示・明示・情報提供の定めと、Googleの求人のルールを守る
- 広告の検索語句から職種と言葉を選び、急ぎは広告、定番はSEOで集める
人材紹介のSEOは、求人の数を競うことではなく、得意な職種について一番詳しく、正確なサイトを作ることです。
まずは得意な職種を3つに絞り、職種ページと料金のページから整えてみてください。
どの職種から始め、どの言葉で育てるか迷ったら、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
検索広告のデータも生かしながら、求職者登録と求人の依頼を増やす進め方を一緒に考えます。
※法令・制度の内容は、2026年11月時点でe-Gov法令検索・厚生労働省の公表資料に掲載されている情報です。運用の詳細は、管轄の都道府県労働局の案内もご確認ください。

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