SEOチェックリストとは、Googleに見つけてもらい、正しく登録され、読者に選ばれるために確かめたい点検項目を、作業の順に一覧にしたものです。
項目を増やすより、土台のテクニカルから順に、影響の大きいものを確かめるのが近道です。本記事では、内部対策とテクニカルSEOの点検項目と、チェックリストの使い方を解説します。

この記事でわかること
- SEOチェックリストの4つの層と、使う場面
- テクニカルSEOのチェック項目(クロール・インデックス登録・表示)
- 内部対策(ページ単位)とコンテンツのチェック項目
- 公開後にSearch Consoleで行う定期点検
- 見つかった項目を直す順番と、社内での回し方
なお、自社サイトの点検をどこから始めるか迷っている方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
サイトの状況を伺い、直す順番や、検索広告のデータを使った点検するページの選び方を一緒に整理します。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
SEOチェックリストとは?4つの層で点検する表

この章でわかること
- 定義①|Googleの基本事項を自社サイトに当てはめた点検表
- 定義②|テクニカル→ページ→コンテンツ→運用の順に積み上げる
- 定義③|使う場面は公開前・リニューアルの前後・定期点検

SEOチェックリストは、SEOの作業を「はい・いいえ」で答えられる形に分けた点検表です。
担当者が変わっても同じ基準で確かめられるので、作業の抜けや、人による判断のばらつきを減らせます。
定義①|Googleの基本事項を自社サイトに当てはめた点検表
チェック項目のもとになるのは、Googleが公開している「Google 検索の基本事項」です。
基本事項は、技術要件、スパムに関するポリシー、主なベスト プラクティスの3つで構成されています。
Google 検索の基本事項は、ウェブベースのコンテンツ(ウェブページ、画像、動画など、Google がウェブ上で見つけた一般公開されているコンテンツ)について、Google 検索結果に表示されるための適格性を満たし、上位に表示されるようにするための重要な要素です。
引用元:Google 検索セントラル「Google 検索の基本事項」
ネット上で配られているチェックリストの多くは、この基本事項を誰かが項目に分けたものです。
そのまま使うより、自社のサイトの作り(CMS、ページ数、更新する人)に合わせて項目を足し引きすると、続けやすい表になります。
チェックリストは、Googleの基本事項を自社の作業に置き換えた表と考えましょう。
定義②|テクニカル→ページ→コンテンツ→運用の順に積み上げる
項目は、テクニカル、ページ、コンテンツ、運用の4つの層に分けると整理しやすくなります。
テクニカルはGoogleに見つけて登録してもらう土台、ページは何のページかを伝える書き方です。コンテンツは読者に選ばれる中身、運用はその状態を保つ仕組みにあたります。
下の層でつまずくと、上の層の工夫が届きません。
たとえば、制作中に付けたnoindexが残っていると、タイトルや本文をいくら直しても、そのページは検索結果に出ません。
点検は、土台のテクニカルから上の層へ、順に進めましょう。
定義③|使う場面は公開前・リニューアルの前後・定期点検
チェックリストが役立つのは、新しいページの公開前、サイトのリニューアルの前後、毎月の定期点検の3つの場面です。
公開前はページ単位の項目、リニューアルの前後はURLの引き継ぎ、定期点検はSearch Consoleの数字と、場面ごとに見る項目が変わります。
なお、ツールで自動的に点検する「SEOチェック」や、原因と直す順番まで調べる「SEO診断」とは役割が違います。チェックリストは、人が確かめる項目をそろえておくための表です。
場面ごとに見る項目を分けておくと、毎回すべてを確かめずに済みます。
テクニカルSEOのチェックリスト|Googleに見つけて登録してもらう

この章でわかること
- テクニカル①|大事なページがGoogleに登録されているか
- テクニカル②|robots.txtで大事なページを止めていないか
- テクニカル③|noindexと正規URL(canonical)が意図どおりか
- テクニカル④|XMLサイトマップと内部リンクでページを辿れるか
- テクニカル⑤|HTTPSと301リダイレクトが正しく動くか
- テクニカル⑥|スマホでの表示とCore Web Vitals

テクニカルSEOとは、Googleがページを見つけ、読み込み、インデックスに登録できるように、サイトの技術的な設定を整えることです。
ページは、発見、クロール、インデックス登録、検索結果での表示の順に進み、どこかで止まると検索結果に出ません。
Googleが挙げる技術要件は、Googlebotがブロックされていないこと、ページが機能していること(HTTP 200が返ること)、インデックス登録可能なコンテンツがあることの3つです。
多くのサイトはこの要件を満たしていますが、設定の変更や作り直しのときにつまずきやすいため、次の6項目を確かめます。
テクニカル①|大事なページがGoogleに登録されているか
最初に、トップページやサービスのページなど、問い合わせにつながる大事なページが登録されているかを確かめます。
手軽なのは、Googleで「site:自社のドメイン」と検索する方法です。1ページずつ詳しく見るなら、Search ConsoleのURL検査を使います。
Google は、HTTP 200 (success) ステータス コードが返ってくるページのみをインデックスに登録します。クライアント エラーやサーバーエラーになるページはインデックスに登録されません。
引用元:Google 検索セントラル「Google 検索の技術要件」
URL検査では、登録の有無に加えて、Googleが最後にクロールした日や、正規URLとして選んだURLも分かります。
Search Consoleの始め方は、Google Search Consoleについてで解説しています。
まずは問い合わせにつながる数ページを、URL検査で1つずつ確かめましょう。
テクニカル②|robots.txtで大事なページを止めていないか
robots.txtは、サイトのルートに置くテキストファイルで、クローラーの出入りを管理します。
robots.txt ファイルとは、検索エンジンのクローラーに対して、サイトのどの URL にアクセスしてよいかを伝えるものです。これは主に、サイトでのリクエストのオーバーロードを避けるために使用するもので、Google にウェブページが表示されないようにするためのメカニズムではありません。
引用元:Google 検索セントラル「robots.txt の概要」
よくあるのは、制作中にサイト全体を止めた「Disallow: /」の1行が、公開後も残っているケースです。
反対に、検索結果に出したくないページを隠す目的でrobots.txtを使うのも誤りです。その場合は、noindexかパスワードでページを守ります。
robots.txtは、止めたいURLだけを止めているかを、サイトを変えるたびに見直しましょう。
テクニカル③|noindexと正規URL(canonical)が意図どおりか
noindexは、ページをインデックスに登録しないようGoogleに伝える設定で、metaタグかHTTPヘッダーで指定します。
検索に出したいページにnoindexが付いていないかを確かめます。あわせて、絞り込み結果や社内向けのページなど、出さなくてよいページが登録されていないかも見ます。
似た内容のページが複数のURLで開ける場合は、rel=”canonical”で正規URLを示します。Googleの正規化のガイドは、正規ページ自体にも自分を指すcanonicalを入れることを勧めています。
同じガイドは、正規化のためにrobots.txtやnoindexを使うことをおすすめしないとしています。
noindexは「出さないページ」、canonicalは「まとめ先のページ」と、役割を分けて設定しましょう。
テクニカル④|XMLサイトマップと内部リンクでページを辿れるか
Googleは、すでに知っているページからのリンクや、サイトマップに載ったURLをたどって、新しいページを見つけます。
XMLサイトマップをSearch Consoleで送信し、新しいページが自動で追加される設定になっているかを確かめます。
あわせて、どのページからもリンクされていない孤立したページがないかも見ます。サイトマップに載っていても、内部リンクがないページには読者もたどり着けません。
新しいページを公開したら、関連するページから内部リンクを張るところまでを1つの作業にしましょう。
テクニカル⑤|HTTPSと301リダイレクトが正しく動くか
サイト全体がHTTPSで開き、http://で始まる古いURLからhttps://のURLへ転送されているかを確かめます。
Googleは、同じ内容のHTTPのページよりHTTPSのページを優先して、正規URLに選ぶとしています。
URLを変えたときは、古いURLから新しいURLへ301リダイレクト(恒久的な転送)を設定します。転送先がさらに別のURLへ転送される、多段の転送になっていないかも見ます。
URLを変える作業のあとは、古いURLを開いて、新しいページに転送されるかを確かめましょう。
テクニカル⑥|スマホでの表示とCore Web Vitals
Googleは、インデックス登録とランキングに、スマートフォン用のクローラーで読み込んだページのモバイル版を使うとしています(モバイルファースト インデックス)。
そのため、スマホで見たときに、パソコン版にある本文や画像が欠けていないかを確かめます。
表示の速さと使いやすさは、Core Web Vitalsの3つの指標で見ます。良好とされる目安は次のとおりです。
| 指標 | 見ていること | 良好の目安 |
|---|---|---|
| LCP | 読み込みの速さ | 2.5秒以内 |
| INP | 操作への反応の速さ | 200ミリ秒未満 |
| CLS | 表示のずれの少なさ | 0.1未満 |
数値は、Search ConsoleのCore Web Vitalsレポートや、PageSpeed Insightsで確かめられます。
点数を上げること自体より、スマホで読みにくいページや遅いページを見つけて直すことを優先しましょう。
テクニカルSEOのチェックリスト
- 大事なページが、URL検査で「登録されている」と出るか
- robots.txtで、検索に出したいページを止めていないか
- 検索に出したいページに、noindexが付いていないか
- 正規URL(canonical)が、まとめたいページを指しているか
- XMLサイトマップを送信し、新しいページが載るか
- 古いURLやhttp://のURLが、301で新しいURLに転送されるか
- スマホで本文が欠けず、Core Web Vitalsに「不良」のURLがないか

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
内部対策のチェックリスト|何のページかを検索結果とページで伝える

この章でわかること
- ページ①|タイトルはページごとに具体的で、重複していないか
- ページ②|メタディスクリプションが内容の要約になっているか
- ページ③|見出しが内容の順に並び、主題が分かるか
- ページ④|画像に代替テキスト(alt)を付けているか
- ページ⑤|リンクの文言とURLで行き先が分かるか

内部対策とは、タイトルや見出し、内部リンクなど、自社のサイトの中で行うSEOの作業のことです。
この章では、テクニカルの項目を除いた、ページ単位で確かめる書き方の項目を扱います。
検索結果に表れるのはタイトル・説明文・URLで、ページの中で確かめるのは見出し・画像・リンクの文言です。
ページ①|タイトルはページごとに具体的で、重複していないか
title要素は、検索結果の見出しにあたる「タイトルリンク」の元になります。
<title> 要素に具体的でわかりやすいテキストを記述する。例えば、ホームページに「ホーム」、特定の人物のプロフィールのページに人物名を含めず「プロフィール」のみ設定するような曖昧なタイトルは付けないようにしてください。
引用元:Google 検索セントラル「Google 検索結果のタイトルリンクの変更」
チェックでは、全ページで同じタイトルになっていないか、「ホーム」「お知らせ」のような曖昧な言葉だけになっていないかを見ます。
検索広告を出している場合は、クリック率の高い広告見出しの言い回しが、検索した人に響く言葉を探すヒントになります。
タイトルの付け方は、SEOで勝つタイトルの付け方で詳しく解説しています。
タイトルは、そのページだけの中身が分かる言葉で書き分けましょう。
ページ②|メタディスクリプションが内容の要約になっているか
メタディスクリプションは、検索結果のタイトルの下に出る説明文(スニペット)に使われることがある要素です。
Googleのスニペットのガイドによると、スニペットは主にページの本文から作られます。メタディスクリプションのほうがページをよく表している場合に、その説明が使われることがあります。
そのため、キーワードを並べるより、誰に向けて何が書かれたページかを短くまとめます。ページごとに違う説明になっているかも確かめます。
説明文は、検索した人がクリックするかを決める材料として、ページごとに書きましょう。
ページ③|見出しが内容の順に並び、主題が分かるか
h1にはページの主題を、h2・h3にはその中の話題を、内容の順に並べます。
見出しだけを上から読んで、ページの流れが分かるかが目安です。デザインのために見出しタグを使い、文字を大きくしているだけの箇所がないかも見ます。
Googleの自己評価の質問にも、メインの見出しやページタイトルが内容を要約しているかを問う項目があります。
見出しを目次として読み、話の順番が通るかを確かめましょう。
ページ④|画像に代替テキスト(alt)を付けているか
代替テキストは、画像が何を表しているかを短く説明するテキストで、img要素のalt属性に書きます。
GoogleのSEO スターター ガイドは、代替テキストが、画像の内容やページとの関係を検索エンジンが理解するのに役立つとしています。
グラフや手順の画像なら、何のグラフか、どの画面かが分かるように書きます。飾りの画像にまで長い説明を入れる必要はありません。
説明に使う画像には、見えない人にも伝わる代替テキストを付けましょう。
ページ⑤|リンクの文言とURLで行き先が分かるか
リンクの文言(アンカーテキスト)は、リンク先のページについての情報を、読者とGoogleに伝えます。
「こちら」「詳しくはこちら」だけのリンクは、飛び先の中身が伝わりません。「robots.txtの書き方を見る」のように、行き先が分かる言葉にします。
あわせて、URLにページの中身が分かる語を使っているかも確かめます。同じスターター ガイドも、ユーザーの役に立ちそうな言葉をURLに含めることを勧めています。
リンクの文言とURLは、クリックする前に行き先が分かるかで確かめましょう。
内部対策のチェックリスト
- タイトルがページごとに違い、中身が分かる言葉になっているか
- 説明文が、そのページの内容の要約になっているか
- h1でページの主題が分かり、h2・h3が内容の順に並んでいるか
- 説明に使う画像に、代替テキストが付いているか
- リンクの文言で、飛び先の中身が分かるか
- URLに、ページの中身が分かる語を使っているか
コンテンツのチェックリスト|読者に選ばれる中身か

この章でわかること
- コンテンツ①|検索した人の疑問に答えているか
- コンテンツ②|独自の情報や経験が入っているか
- コンテンツ③|誰が書いたか・情報の出どころが分かるか
- コンテンツ④|同じテーマのページが重なっていないか

テクニカルとページの項目に通っても、中身が読者の疑問に答えていなければ、選ばれるページにはなりません。
コンテンツの項目は、Googleの有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成にある「コンテンツの自己評価」の質問をもとに作ると、基準がぶれにくくなります。
コンテンツ①|検索した人の疑問に答えているか
検索意図とは、検索した人がその言葉で何を知りたいのか、何をしたいのかという目的のことです。
チェックでは、狙う検索語で実際に検索し、上に並ぶページが答えている疑問に、自社のページも答えているかを見ます。
答えが記事の最後まで出てこない構成なら、冒頭で結論を示し、理由や手順をあとに続ける形に直します。
ページを開いた人が、最初の画面で答えにたどり着けるかを確かめましょう。
コンテンツ②|独自の情報や経験が入っているか
自己評価の質問の最初に挙がっているのが、独自の情報があるかどうかです。
コンテンツは、独自の情報、レポート、研究、分析を提供していますか。
引用元:Google 検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」
他社のページの説明をまとめ直しただけでは、検索結果に並ぶ他のページとの違いが出ません。
自社の作業の手順、現場で撮った写真、お客様からよく受ける質問への答えなど、自社にしか書けない情報を足します。
社内に眠っている手順書や質問の記録を、記事の材料として集めましょう。
コンテンツ③|誰が書いたか・情報の出どころが分かるか
Googleは、コンテンツの作成者が誰かを明確にすることを勧めています。著者の情報が求められる内容では、署名などで正確な著者の情報を示すことを強く勧めています。
チェックでは、著者名や監修者、会社の概要ページへのリンク、数字や制度の出どころが、ページの中で確かめられるかを見ます。
こうした情報は、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を読者に伝える手がかりにもなります。
記事ごとに、書き手と情報の出どころが読者から見えるかを確かめましょう。
コンテンツ④|同じテーマのページが重なっていないか
同じ検索語を狙うページが社内に何本もあると、どのページを検索結果に出すかが定まらず、評価が分かれることがあります。
この状態はキーワードカニバリゼーションと呼ばれます。Search Consoleで、同じ検索語に複数のページが表示されていないかを見ます。
重なりがあれば内容を1本にまとめ、古いURLは301で転送します。
見つけ方と直し方は、キーワードカニバリゼーションとはで解説しています。
記事を増やす前に、同じテーマのページがすでにないかを確かめましょう。
コンテンツのチェックリスト
- 狙う検索語で検索した人の疑問に、冒頭で答えているか
- 自社の手順・写真・経験など、独自の情報が入っているか
- 書き手と、数字や制度の出どころが分かるか
- 同じテーマのページが、社内でほかに作られていないか
- 古くなった情報や、終わったサービスの案内が残っていないか

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
公開後のチェックリスト|Search Consoleで定期点検する

この章でわかること
- 定期①|毎月、検索パフォーマンスでクリックと掲載順位を見る
- 定期②|毎月、未登録のページと理由を見る
- 定期③|3か月ごとに、古い記事と重なった記事を見直す
- 定期④|手動による対策とセキュリティの問題の通知を見逃さない

チェックリストは、公開前に1回使って終わりではありません。
サイトの更新やCMSのアップデートで設定が変わることもあるため、項目ごとに見る頻度を決めて回します。
定期①|毎月、検索パフォーマンスでクリックと掲載順位を見る
Search Consoleの検索パフォーマンスでは、ページや検索語ごとのクリック数、表示回数、平均掲載順位が分かります。
前の月と比べて、クリックが大きく減ったページがないかを見ます。季節で検索が増減する業種は、前の年の同じ月と比べると、変化を読み違えにくくなります。
数字が落ちたページだけを抜き出して、チェックリストで原因を探しましょう。
定期②|毎月、未登録のページと理由を見る
ページのインデックス登録レポートでは、登録されたURLの数と、登録されていないURLの理由が一覧で分かります。
URL が正当な理由(想定内のサイトの robots.txt ルール、ページの noindex タグ、重複した URL、削除したが代わりがないページの 404 など)でインデックスに登録されないのは問題ありません。
引用元:Search Console ヘルプ「ページ インデックス登録レポート」
見るべきなのは、登録されていないURLの中に、検索に出したい大事なページが混じっていないかです。
同じヘルプは、ページ数が500未満のサイトなら、このレポートより、主要なページを検索で確かめる方法を案内しています。小さなサイトは、大事なページをURL検査で見るだけでも足ります。
未登録の数の多さより、大事なページが入っていないかを確かめましょう。
定期③|3か月ごとに、古い記事と重なった記事を見直す
四半期に1回ほど、順位が落ちた記事や、情報が古くなった記事を洗い出します。
料金や制度、画面の手順など、時間がたつと変わる情報は、最新の内容に書き直して、更新した日を示します。
読まれていない記事は、内容の近い記事に統合するか、役目を終えたものとして削除するかを判断します。
記事の見直しは、数を減らすことより、残す記事の質を上げることを目的にしましょう。
定期④|手動による対策とセキュリティの問題の通知を見逃さない
Search Consoleの「手動による対策」レポートは、Googleの担当者がスパムに関するポリシーに沿っていないと判断したときに、その内容を知らせる場所です。
手動による対策を受けると、サイトの一部またはすべてが検索結果に表示されなくなります。
「セキュリティの問題」レポートでは、サイトの改ざんなどが見つかったときに知らせが届きます。通知のメールを受け取る担当者を決めておきます。
Search Consoleの通知は、担当者が毎月読む仕組みにしておきましょう。
SEOチェックリストの使い方|直す順番と担当を決める

この章でわかること
- 使い方①|影響の大きさと手間で直す順番を決める
- 使い方②|検索広告のデータで優先するページを選ぶ
- 使い方③|担当と頻度を決めて、表で管理する
- 使い方④|社内で直せない項目は、早めに外部に相談する

見つかった項目を上から順に直していくと、手間のかかる作業で手が止まり、影響の大きい問題が後回しになりがちです。
項目を洗い出したら、直す順番と担当を決めてから手を付けます。
使い方①|影響の大きさと手間で直す順番を決める
見つかった項目は、影響の大きさと直す手間の2つの軸で4つに分けます。
大事なページのnoindexや、robots.txtの誤ったブロックのように、影響が大きく手間の小さいものは、見つけたその日に直します。
URLの移行や表示速度の改善のように手間の大きいものは、制作会社やCMSの担当者と日程を決めて、計画的に進めます。
影響が大きく手間の小さい項目から片付けると、少ない工数で効果を出しやすくなります。
使い方②|検索広告のデータで優先するページを選ぶ
検索広告を出している会社なら、広告の検索語句レポートと、コンバージョンにつながった検索語のデータが、SEOで優先するページを選ぶ材料になります。
広告で問い合わせにつながっている検索語に対応するページから点検すると、直した効果が成果に結び付きやすくなります。
広告とSEOの組み合わせ方は、リスティング広告とSEOを併用するメリットで解説しています。
カルテットは運用型広告の運用代行が本業のため、SEOコンサルティングでも、広告のデータを使って点検するページの順番を決めるところからお手伝いしています。
全ページを同じ重みで点検せず、成果につながる検索語のページから始めましょう。
使い方③|担当と頻度を決めて、表で管理する
チェックリストは、項目ごとに担当と頻度、最後に確かめた日を記録すると、続けやすくなります。
| 項目の例 | 担当の例 | 頻度の例 |
|---|---|---|
| 大事なページの登録 | Web担当者 | 毎月 |
| タイトルと見出し | 記事の書き手 | 公開のたび |
| 301リダイレクト | 制作会社 | URLを変えたとき |
| 手動による対策の通知 | Web担当者 | 毎月 |
| 古い記事の見直し | 記事の書き手 | 3か月ごと |
担当が決まっていない項目は、誰も見ないまま放置されがちです。社内で直せない項目には、制作会社や外部の担当者の名前を書いておきます。
表には確かめた日と結果を残し、次の点検で前回と比べられるようにしましょう。
使い方④|社内で直せない項目は、早めに外部に相談する
サイトのリニューアルやドメインの変更、多くのページが登録されない問題などは、社内だけで判断するのが難しい作業です。
Googleも、SEOの専門家に相談するのに向いている時期として、サイトの作り直しの前を挙げています。
たとえば、サイトの再構築を検討しているとき(早ければ早いほどよい)、または新しいサイトの開設を計画しているときが、SEO 業者の利用を開始するのに最適なタイミングです。
引用元:Google 検索セントラル「SEO 業者の利用を検討する」
外部に頼むときは、チェックリストと、Search Consoleの閲覧の権限を渡すと、状況の説明が短く済みます。
作り直しやURLの変更は、作業を始める前の段階で相談しましょう。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
SEOチェックリストのよくある質問

この章でわかること
- 質問①|チェック項目は、すべて満たす必要がある?
- 質問②|全部の項目に通れば、検索順位は上がる?
- 質問③|WordPressのプラグインがあれば、チェックは要らない?
- 質問④|文字数やキーワードの回数は、項目に入れるべき?
- 質問⑤|AIによる概要に向けて、追加する項目はある?
質問①|チェック項目は、すべて満たす必要がある?
すべてを満たす必要はありません。サイトの作りによっては、当てはまらない項目もあります。
たとえば、ページ数が少なく内部リンクがよく張られたサイトなら、サイトマップの細かな設定より、大事なページの登録を確かめることのほうが大切です。
自社のサイトに当てはまる項目だけを残し、表を短く保ちましょう。
質問②|全部の項目に通れば、検索順位は上がる?
項目に通ることは、検索結果に出るための前提を満たしたという意味で、順位が上がることを約束するものではありません。
GoogleもGoogle 検索の基本事項の中で、要件とベスト プラクティスをすべて満たしていても、クロールやインデックス登録、表示などが保証されるわけではないとしています。
順位は、同じ検索語で比べられる他のページとの関係でも変わるため、コンテンツの層の項目を重点的に見直します。
チェックリストは土台を整える道具で、選ばれる理由はコンテンツで作ると考えましょう。
質問③|WordPressのプラグインがあれば、チェックは要らない?
SEO用のプラグインは、タイトルや説明文の入力欄、サイトマップの作成などを手伝ってくれます。
ただし、入力する中身が適切か、大事なページにnoindexが付いていないかまでは判断してくれません。プラグインの設定を変えたあとこそ、チェックリストで確かめます。
プラグインは作業を楽にする道具と考え、結果はURL検査で確かめましょう。
質問④|文字数やキーワードの回数は、項目に入れるべき?
文字数やキーワードの回数を、合格の基準にするのはおすすめしません。
Googleの自己評価の質問でも、Googleが優先する文字数があると聞いて特定の文字数に合わせて書いていないかを問い、そのような設定は存在しないとしています。
文字数より、検索した人の疑問に答えきれているか、独自の情報があるかを項目にします。
数で測れる項目より、読者の役に立つかを問う項目を表に入れましょう。
質問⑤|AIによる概要に向けて、追加する項目はある?
Googleは、AIによる概要(AI Overview)やAIモードに表示されるために、通常のSEOとは別の要件はないとしています。
SEO のベスト プラクティスは、引き続き Google 検索の AI 機能(AI による概要や AI モードなど)でも有効です。AI による概要や AI モードにコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、別途特別な最適化を行う必要もありません。
引用元:Google 検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」
同じページでは、AI機能でリンクとして表示されるには、インデックスに登録され、スニペットを表示できる状態であることが要件だとしています。
AI検索に向けても、登録とスニペットの表示という基本の項目を整えることから始めましょう。
まとめ|SEOチェックリストは下の層から順に、決まった頻度で回す

この記事の要点
- SEOチェックリストは、Googleの基本事項を自社の作業に置き換えた点検表
- テクニカル→ページ→コンテンツ→運用の順に、下の層から確かめる
- テクニカルは登録・robots.txt・noindex・正規URL・サイトマップ・転送・スマホと速さ
- 内部対策はタイトル・説明文・見出し・alt・リンクの文言、コンテンツは検索意図と独自の情報
- 公開後はSearch Consoleで毎月点検し、直す順番は影響の大きさと手間で決める
SEOチェックリストは、項目の多さより、自社のサイトに合った項目を決まった頻度で確かめ続けることが大切です。
まずは問い合わせにつながる数ページから、URL検査とページ単位の項目を確かめてみてください。
どのページから点検するか、見つかった項目をどう直すかに迷ったら、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
検索広告のデータも使いながら、優先するページと直す順番を一緒に整理します。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。