皆さんこんにちは。
先日一人旅にでかけ、我が物顔で知らない街を歩いてきました。また一つ、人として成長できた気がします。
近ごろYahoo!の成長も著しいですね。
前々回、キャンペーンエディターの機能追加記事がありましたが(こちら)、今回はサイトリターゲティングのささやかながら知っておきたい追加機能を2点紹介します。
【YDN】ターゲットリスト(類似)のサイズ調整が可能に
こちらは今までなかった、YDNのターゲットリスト(類似)(以下、類似リスト)のリストサイズを選択できるという機能です。
ターゲットリストのサイズとは、広告を配信するインターネットユーザーの類似度を表します。
サイズは10段階で、1の場合は最も類似度が高いユーザーに配信されます。10の場合は類似度が低いユーザーも含めて、幅広いユーザーに配信されます。サイズが10に近づくほどリーチ数は増加します。参照:リリースノート
類似リストを作る際に、類似の幅をどこまで狭めるか選べるようになりました。基本が10の設定になっており、サイズを1に近づけることでこれまでよりも関連度が高いユーザーに絞ったリストを作成できるとのことです。
概要に記載されていますが、基になるリストのリーチ数が少なすぎるとリストサイズ1を選択した場合十分なリーチ数を集められない可能性もあるので要注意ですね。
付随して変更された点
一つのターゲットリストから作成できる類似リスト数増加
これまで、あるリストを基に作成できる類似リストは一つのみでしたが、リストサイズが10段階選べるようになったことにより、一つのターゲットリストから作成できる類似リストの上限が10に増加しました。
※リストサイズが同一の類似リストは複数作れません。
ターゲットリスト(類似)の作成上限引き上げ
一つのリストから作成できる類似リスト数が増えたことにより、アカウント単位での作成可能類似リスト数も増加しました。これまでは最大10でしたが、最大100まで引き上げられました。
ちなみに…
すでに作成してあった類似リストに関してリストサイズは「10」に設定されていますので、配信内容に合わせて変更すると良いかと思います。
【スポンサードサーチ】訪問履歴の有効期間が伸びた
スポンサードサーチのターゲットリスト作成においても変更があり、「訪問履歴の有効期限」で選べる期間が長くなりました。
- 変更前:1日~180日間
- 変更後:1日~540日間
半年までだった期限が1年半まで伸び、YDNと同じ有効期限になりました。これで検討期間がかなり長い商材でも逃さずアプローチできそうです。
リスト作成時の初期設定はデフォルトで「180日間」のままということなので、長い期間集めたい!というときは設定に気をつけましょう。
参照:リリースノート
まとめ
ターゲットリストのサイズは10段階でどれくらい関連度がかわるのか、リーチ数に変化があるのか気になるところですね。類似リストを使ってターゲティングをしている方は試してみると面白いかもしれませんね。