最近寒くなってきたこともあって、暖かくてふわふわの布団って無いかなーと探した結果、どれもこれも良いものは高いので買えないという決断をしました。
決断した後で、色んなサイトを徘徊していると「お手頃な布団の広告」が毎度表示されるようになりました。上手なターゲティング設定してるなっと思ってはいるものの結局買わない竹内です。
こんにちは。
そんなわけで今回はみんな大好きYDNの機能追加のお話です。
どんな機能追加されるの?
基本の入札価格に対して、様々なターゲティング設定毎に調整率を変えられる「入札価格調整機能」が追加されます。
ちなみに提供される予定日は、「 2017年10月25日(水曜日) 」です。
入札価格調整機能の概要
入札価格調整機能は、広告グループで設定可能な各種ターゲティングの設定毎に
「 -90%~+100%の範囲 」で設定が可能となります。
下記、現在と今後でどのような違いがあるのか例として記載させて頂きます。
現在
今までは各種ターゲティングの設定毎に入札価格を設定する場合は広告グループを分けて設定する必要がありました。
(例)比較的若い世代の方がCVが取得できる傾向がみられるため、若い世代には入札強化。
- 広告グループA → 年齢ターゲティングが「20~29歳」:100円
- 広告グループB → 年齢ターゲティングが「30~39歳」:50円
今後
各種ターゲティングの設定毎に入札価格の調整ができるようになるため、広告グループを分けずに構成ができるようになりました。
(例)広告グループAの入札価格を100円とした場合。
- 年齢ターゲティングが「20~29歳」:調整率 0%
- 年齢ターゲティングが「30~39歳」:調整率 ー50%
イメージ図
各種ターゲティングの調整率を設定した時の計算
各種ターゲティングに調整率を設定をした時、最終的な入札価格はいくらになるのか?
とても気になる所だと思います。
計算は「すべての調整率を掛け合せた比率」×「広告グループの入札価格」です。
広告グループの入札価格を100円とした時に下記ターゲティングの調整率を設定。
- 女性:+100%(×200%)
- 20~29歳:+50%(×150%)
- 愛知:-50%(×50%)
- PC:+20%(×120%)
上記全てに該当するユーザーに配信された場合は下記計算となります。
調整率の計算:200% × 150% × 50% × 120% =180%
入札価格:100円 × 調整率180% = 最終入札価格 180円
まとめ
YDNのキャンペーンエディターが出た時以来の革命的なアップデートですね!
ターゲティング毎に分けていた広告グループもある程度まとめることができるようになるので、見た目もスッキリしますし、データの統計データ的にも信憑性が増しますので嬉しいですね。
広告グループ毎にターゲティングしていた方はこの機会に是非再構築をご検討ください。