こんにちは、木村です。
プロ野球も後半戦に突入し、時の流れの速さを痛感しております。。。
自力優勝の可能性は早々になくなってしまいましたが、あきらめることなく声をおくり続けます!
さて、本日は広告表示オプションの一つである「構造化スニペット」についての記事です。
構造化スニペットというと、
クリック率が上がるって言われてるけど・・・
構造化スニペットは使いどころ(何を設定すればいいのか)がよくわからない・・・
審査基準が不明瞭(やや厳しい?)・・・
などといった声を耳にします。
そこで今回は、そんな疑問を少しでも解消できればと思い記事を書きました。
これを機に「構造化スニペットを設定してみよう!」と思って頂けると幸いです。
※本記事は審査通過を保証するものではありません。
※参考程度として頂けますと幸いです。
また、そもそも「構造化スニペットってなに?」という方は弊社過去記事をご参照下さい。
クリック率検証&使いどころ紹介
まずは実際の配信結果を3つご覧ください。
案件その1
- 業種:カーディーラー
- ヘッダー:モデル
- 設定した値:取り扱い車種
配信結果
案件その2
- 業種:ホテル
- ヘッダー:設備
- 設定した値:ウォシュレット完備、有線・無線LAN、コインランドリー などのアメニティー系
配信結果
案件その3
- 業種:とある来店型ビジネス
- ヘッダー:周辺地域
- 設定した値:店舗付近の地名(駅名・町名レベル)
配信結果
設定する際のコツ
サイトリンクで設定するようなページに載っている情報を基に設定すれば、わかりやすい&設定しやすいかと思います。
案件その1のカーディーラーを例に挙げると、
- サイトリンクとして設定→取り扱い車種一覧ページ
- 構造化スニペットとして設定→取り扱い車種
といった感じです。
何を設定すればいいのかわからないという方は、一度この方法をお試しください。
また、上記3案件すべてにおいて、構造化スニペットが表示された場合の方が1~2%程度、クリック率が高くなっています。
やはり、クリック率高くなるという噂は信憑性が高いようですね。
審査可否~周辺地域編~
冒頭にもかきましたように、審査基準が不明瞭(やや厳しい?)イメージがあるかと思います。
今回はその中でも「周辺地域」についてもう少し詳しくご紹介します。
以下はヘルプページの周辺地域部分です。
構造化スニペットにおける周辺地域
次のようなケースは許可されません。・都市内の地区、区域の名前ではない
・都市名、国名、建物名【許可される〇】
・周辺地域: 八重洲、新橋、永田町、有楽町
・周辺地域: 梅田、心斎橋、道頓堀、稲荷【許可されない×】
・周辺地域: 東京、大阪
・周辺地域: 新丸ビル、東京駅、皇居
わかるようでわかりませんね。。。
そこで、実際に設定してみたもの(ヘッダー:周辺地域)で審査に通過したもの・落ちてしまったものをご紹介させていただきます。
都市名
富山県の市を設定したところ、やはり不承認となってしまいました。
(都市名なので当たり前といえばそうですが…)
行政区
横浜市の行政区を設定してみましたが、無事に審査に通過しております!
今回の件について、ヘルプセンターに問い合わせてみましたが、明確な回答は得られませんでした。。。
あくまで推測ですが「行政区まではOK」で「都市名からはNG」というような気がします。
また「周辺地域に限ったことではありませんが、まずは審査落ちを気にせずに設定したいものをチャレンジしてみてください!」
とのアドバイスもいただきました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
早いもので、広告表示オプションに構造化スニペットが追加されてからまもなく2年が経とうとしており、設定している広告主様もかなり多くなってきているかと思います。
また、設定できるヘッダーも変わっているので「適したヘッダーがないや~」と設定を見送っていた方も今一度ご確認してみてはいかがでしょうか?
おまけ
最近は「広告表示オプション(自動)」というものがあり、自分で設定をしなくてもあらゆる広告表示オプションを自動的に作成・表示されるという機能があります。
※デフォルトではオンになっています。
少しでも時間を節約したい方は、一度試してみてもいいかもしれませんね。