相互リンクとは、あるサイトと別のサイトが、互いのページにリンクを張り合っている状態のことです。
取引先や加盟団体の紹介なら自然なリンクですが、リンクを増やすための交換はリンクスパムとみなされるおそれがあります。本記事では、やってよい相互リンクとの線引きと、正しいやり方を解説します。

この記事でわかること
- 相互リンクの意味と、片方向の被リンク・発リンクとの違い
- 昔と今で、Googleの相互リンクの扱いがどう変わったか
- やってよい相互リンクと、リンクスパムになる相互リンクの見分け方
- 相互リンクのメリット・デメリットと、ペナルティのリスク
- 貼る場所・依頼メールの考え方・掲載後の確認方法
なお、自社サイトにある相互リンクが問題ないか気になる方は、カルテットコミュニケーションズの被リンク代行の無料相談もご活用ください。
今あるリンクの状況を伺い、残すリンクと外すリンクの整理から、広告運用とあわせた集客の進め方まで一緒に考えます。

カルテットの被リンク代行
リンクの購入や自作自演には頼らず、事業と関係の深いサイトに一つずつ打診して、自然な文脈で紹介される被リンクを獲得します。Googleのガイドラインに沿った方法で、媒体の選定から交渉・掲載・毎月のレポートまでまとめて対応します。
相互リンクとは?片方向の被リンク・発リンクとの違い

この章でわかること
- 意味①|互いのサイトにリンクを張り合う状態
- 意味②|被リンク・発リンクとの関係
- 意味③|身近にある自然な相互リンクの例
- 意味④|「相互リンク募集」とは何か

相互リンクは、リンクの向きで考えると整理しやすくなります。
自社から相手へのリンクと、相手から自社へのリンクが、同じ相手との間で両方ある状態が相互リンクです。
意味①|互いのサイトにリンクを張り合う状態
相互リンクとは、サイトAがサイトBへリンクし、サイトBもサイトAへリンクしている状態を指します。
Googleの英語版のスパムポリシーでは、SEOのための相互リンクにあたる行為が「link exchanges(リンク交換)」と書かれています。
なお、Googleの検索ランキング システムの解説では、ページどうしがリンクでつながっていること全般を「ページ間の相互リンク」と表しています。
本記事で扱うのは、運営者の違う2つのサイトが互いにリンクし合う、狭い意味の相互リンクです。
相互リンクは、同じ相手との間でリンクが両方向にある状態のことです。
意味②|被リンク・発リンクとの関係
他のサイトから自社のページへ向けて張られたリンクを、被リンク(バックリンク)と呼びます。
反対に、自社のページから他のサイトへ向けて張るリンクは、発リンク(外部リンク)と呼ばれます。
| 種類 | リンクの向き | 身近な例 |
|---|---|---|
| 被リンク | 他のサイト → 自社 | 取材記事からの紹介 |
| 発リンク | 自社 → 他のサイト | 出典として公的資料を紹介 |
| 相互リンク | 自社 ⇄ 同じ相手 | 取引先どうしの紹介 |
一方的に紹介される被リンクは、相手が自分の判断で載せたもので、見返りの約束はありません。
相互リンクには「載せたから載せてほしい」というやり取りが入りやすく、ここが評価の分かれ目になります。
被リンクとの違いは、リンクに見返りのやり取りが入りやすいかどうかです。
意味③|身近にある自然な相互リンクの例
相互リンクという言葉からはSEOのための交換を思い浮かべがちですが、事業の中で自然に生まれる相互リンクも多くあります。
自然に生まれる相互リンクの例
- 部品メーカーと販売代理店が、互いを「取扱店」「取扱メーカー」として紹介する
- 同じグループの会社どうしが、会社概要のページでお互いを案内する
- 業界団体の会員一覧に自社が載り、自社も加盟団体として団体のサイトを紹介する
- 共同でセミナーを開いた2社が、それぞれの告知ページで相手を紹介する
どれも、リンクより先に実際の関係があり、読者が相手のサイトを見に行く理由があります。
実際の関係から生まれた相互リンクは、ごく自然なリンクです。
意味④|「相互リンク募集」とは何か
「相互リンク 募集」という言葉も月に90回ほど検索されていて(ラッコキーワード、2026年10月時点)、交換の相手を探している人が少なくないことがわかります。
相互リンク募集とは、個人サイトやブログで、リンクを張り合う相手を募るページや呼びかけのことです。
趣味や話題が同じブログどうしで読者を行き来させる目的なら、読者にとっても意味のあるつながりです。
一方、検索順位を上げるために、テーマに関係なく交換の相手を集める募集は、後で説明するリンクスパムに近づきます。
募集に応じるかどうかは、自分の読者にとって意味のある相手かで決めましょう。
相互リンクにSEOの効果はある?昔と今で変わったGoogleの見方

この章でわかること
- 変化①|リンクの数を集める相互リンク集が広まった
- 変化②|リンクスパム対策のPenguinがコアに組み込まれた
- 変化③|今は「過剰な相互リンク」がスパムの例に挙がる
- 変化④|効果が見込めるのは、読者がたどるリンク

相互リンクの効果を考えるには、Googleがリンクをどう扱ってきたかを知るのが近道です。
ここでは、Googleの公式の説明で確かめられる範囲で、昔と今の違いを整理します。
変化①|リンクの数を集める相互リンク集が広まった
Googleは、ページ間のリンクを理解するシステムを使っていて、その一つのPageRankはサービス開始当初からのコア ランキング システムだと説明しています。
リンクが評価の材料になると知られるにつれ、リンクの数を増やすために相互リンクを集める手法が広まりました。
業種を問わず相手を募り、「相互リンク集」のページに何十ものサイトを並べる形が、その典型です。
かつての相互リンクは、リンクの数を増やす手段として使われていました。
変化②|リンクスパム対策のPenguinがコアに組み込まれた
こうした人為的なリンクに対して、Googleはリンクスパムに対抗するシステムを導入してきました。
これは、リンクスパム対策のために設計されたシステムです。2012 年に発表されたこのシステムには「Penguin Update」というニックネームが付けられ、2016 年に Google のコア ランキング システムに組み込まれました。
引用元:Google検索セントラル「Google 検索ランキング システムのご紹介」
今のガイドでPenguinは「廃止されたシステム」の欄にありますが、仕組みがなくなったのではなく、コア ランキング システムの一部になったという意味です。
あわせて、SpamBrainなどのスパム検出システムが継続的に更新されていることも説明されています。
リンクスパムへの対策は、今では通常の検索の仕組みの中に入っています。
変化③|今は「過剰な相互リンク」がスパムの例に挙がる
Googleのスパムポリシーでは、検索ランキングの操作を主な目的としてリンクを作る行為をリンクスパムと呼びます。
その例の一つとして、相互リンクが次のように挙げられています。
過剰な相互リンク(「リンクする代わりにリンクしてもらう」)や、相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成する
引用元:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
問題にされているのは「過剰な」相互リンクと、「相互リンクのみを目的とした」ページです。
相互リンクという形そのものが禁止されているわけではない点を、押さえておきましょう。
線を引かれているのは、ランキング目的の交換と、交換のためだけのページです。
変化④|効果が見込めるのは、読者がたどるリンク
では、今の相互リンクにSEOの効果はあるのでしょうか。
Googleのリンクに関するガイドには、Googleはページの関連性を判断し、クロールする新しいページを見つける際にリンクをシグナルとして使うと書かれています。
そのため、取引先の紹介ページからのリンクが、自社のページを見つけてもらう道になることはあります。
一方、交換で数を増やしたリンクはスパムポリシーに触れるおそれがあり、評価の材料として当てにできるものではありません。
サイト全体の評価との関係は、ドメインパワーとはでも解説しています。
相互リンクに期待できるのは、順位を押し上げる力より、読者と検索エンジンの通り道としての役割です。

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やってよい相互リンク|読者にとって意味のある紹介

この章でわかること
- OK①|取引先・提携先を紹介する
- OK②|グループ会社・関連会社を案内する
- OK③|業界団体・地域団体との掲載
- OK④|記事の中で互いの資料を参照する
- OK⑤|迷ったら判定ツリーで確かめる

やってよい相互リンクに共通するのは、リンクより先に実際の関係があり、読者が相手を知る理由があることです。
Googleも、外部のサイトへリンクすること自体を問題にしているわけではありません。
他のサイトへのリンクを用意することは問題にはなりません。たとえば情報提供元を引用するなど、外部リンクを使用することで自分のサイトの信頼性を高めることができます。
引用元:Google検索セントラル「Google のリンクに関するベスト プラクティス」
相互リンクも、この外部リンクの考え方の延長で判断できます。
OK①|取引先・提携先を紹介する
仕入れ先・販売代理店・業務提携先など、実際に取引のある会社を紹介するリンクは、読者にとって役立つ情報です。
たとえば、部品メーカーが「取扱店」のページで販売店を案内し、販売店も「取扱メーカー」としてメーカーを紹介する形です。
読者は、どこで買えるか、どこが作っているかを確かめられます。
取引の事実を伝える紹介なら、互いにリンクしても不自然ではありません。
OK②|グループ会社・関連会社を案内する
同じグループの会社どうしが、会社概要やグループ紹介のページで互いを案内するのも、自然な相互リンクです。
ただし、グループの全サイトのフッターに全社のリンクを並べる形は、読者への説明が乏しくなりがちです。
グループ紹介のページにまとめ、各社の事業内容を一言添えて案内するのがおすすめです。
グループ会社のリンクは、紹介ページにまとめて事業の説明を添えましょう。
OK③|業界団体・地域団体との掲載
業界団体や商工会議所などの会員一覧に自社が載り、自社のサイトでも加盟団体として紹介するケースです。
どの団体に所属しているかは、読者が会社の信頼性を確かめる材料にもなります。
団体側の掲載情報が古いままになっていないか、年に一度は確かめておくと安心です。
所属を示す相互リンクは、読者が会社を確かめる手がかりになります。
OK④|記事の中で互いの資料を参照する
専門分野が近いサイトどうしが、それぞれの記事の中で、相手の資料や解説を出典として紹介することもあります。
結果として相互リンクになっていても、それぞれのリンクに「この資料が参考になる」という理由があれば、引用と同じです。
反対に、記事の内容と関係なく「お互いに1本ずつ入れましょう」と決めるのは交換になります。
リンクの理由を記事の中身から説明できるかが、引用と交換を分けます。
OK⑤|迷ったら判定ツリーで確かめる
やってよいかどうか迷ったら、図の判定ツリーのように、次の点を順に確かめます。
相互リンクの前に確かめること
- リンクより先に、取引・所属・共催などの実際の関係があるか
- 相手のページは、自社の読者が見て役に立つ内容か
- 「こちらも載せるから載せてほしい」という約束が、掲載の前提になっていないか
- 掲載料や商品の提供など、お金・物・サービスのやり取りがないか
最後の点に当てはまる場合は、広告として rel=”sponsored” などの属性を付ければ、スパムポリシーの違反にはなりません。
問いにすべて答えられる相互リンクだけを残しましょう。
やってはいけない相互リンク|リンクスパムになる例

この章でわかること
- NG①|リンクし合うことを条件にした交換
- NG②|相互リンク集・パートナーページ
- NG③|三角リンクで交換を見えにくくする
- NG④|テーマの違うサイトへの大量の依頼・応募
- NG⑤|お金や物と引き換えの相互リンク
- NG⑥|「何件までなら大丈夫」と数で考える

やってはいけない相互リンクは、リンクを増やすこと自体が目的になっているものです。
スパムポリシーの言葉でいえば、検索ランキングの操作を主な目的としたリンクにあたります。
NG①|リンクし合うことを条件にした交換
「リンクしてくれたら、こちらからもリンクします」という提案は、スパムポリシーの「リンクする代わりにリンクしてもらう」そのものです。
相手との関係が薄く、リンクを載せる理由が交換しかない場合は、読者のためのリンクとはいえません。
依頼を受けた側も、交換を条件に掲載すれば、自社のサイトから不自然なリンクを出すことになります。
リンクし合うこと自体を条件にした提案は、送らない・受けないのが基本です。
NG②|相互リンク集・パートナーページ
交換したリンクをまとめて並べる「相互リンク集」「リンク集」「パートナー」といったページも、スパムポリシーで例に挙がっています。
読者が見る理由のないページに、テーマの違うサイトのリンクが並ぶため、交換のためだけのページだと受け取られやすい形です。
スパムポリシーには「質の低いディレクトリやブックマーク サイトのリンク」も、リンクスパムの例として挙がっています。
交換したリンクを並べるだけのページは、作らないようにしましょう。
NG③|三角リンクで交換を見えにくくする
A→B、B→C、C→Aのように3つ以上のサイトでリンクを回し、直接の交換に見えないようにする手法があります。
いわゆる三角リンクですが、形を変えても、リンクを増やすための取り決めであることは同じです。
スパムポリシーの定義は、リンクの形ではなく、検索ランキングの操作が主な目的かどうかで判断する書き方になっています。
交換を隠す工夫をするほど、ランキング目的のリンクであることがはっきりします。
NG④|テーマの違うサイトへの大量の依頼・応募
相互リンク募集のページに片っ端から応募したり、テーマに関係なく一斉にメールを送ったりする方法です。
得られるのは読者のつながりがない相手からのリンクで、相手の運営者にも手間をかけさせます。
「dofollowの相互リンク歓迎」といった呼びかけは、順位を上げるための交換を前提にしていると読み取れるので、特に注意が必要です。
数を集めるための依頼や応募は、相互リンクの中でも最も避けたいやり方です。
NG⑤|お金や物と引き換えの相互リンク
相互リンクに加えて、掲載料や商品の提供などの見返りがある場合は、リンクの売買にもあたります。
Googleは、広告やスポンサー活動としてのリンクは、rel=”nofollow” か rel=”sponsored” を付けていればポリシーの違反にはならないと説明しています。
見返りがあるのに、属性を付けずに通常のリンクとして載せるのが、問題になる形です。
対価のあるリンクには、sponsored などの属性を付けてもらいましょう。
NG⑥|「何件までなら大丈夫」と数で考える
「相互リンクは何件までならペナルティにならないか」という疑問を見かけますが、Googleは安全な件数を示していません。
スパムポリシーが見ているのは件数ではなく目的なので、数で線を引こうとすること自体が、交換を前提にした考え方です。
1本でも理由のない交換リンクなら見直し、10本でも関係のある紹介なら残す、という考え方で整理しましょう。
件数ではなく、1本ずつリンクの理由を説明できるかで判断しましょう。

カルテットの被リンク代行
リンクの購入や自作自演には頼らず、事業と関係の深いサイトに一つずつ打診して、自然な文脈で紹介される被リンクを獲得します。Googleのガイドラインに沿った方法で、媒体の選定から交渉・掲載・毎月のレポートまでまとめて対応します。
相互リンクのメリット・デメリットと、ペナルティのリスク

この章でわかること
- メリット①|読者が関連する情報にたどり着ける
- メリット②|取引や所属の事実が伝わる
- デメリット①|相手のサイトの変化に巻き込まれる
- デメリット②|手動による対策を受けるおそれ
- デメリット③|確認と管理の手間がかかる
- 対処|過去に作った相互リンクを見直す手順

相互リンクの良し悪しは、メリットとリスクを天秤にかけて考えると判断しやすくなります。
実際の関係がある紹介ならメリットが上回り、リンク目的の交換ならリスクのほうが重くなります。
メリット①|読者が関連する情報にたどり着ける
取引先や関連会社のリンクがあれば、読者は製品の販売店や修理の窓口などを迷わず探せます。
検索エンジンにとっても、リンクは新しいページを見つける道の一つです。
公開したばかりのページが、取引先のページからのリンクをたどって見つかることもあります。
相互リンクの第一の価値は、読者を次に必要な情報へ案内できることです。
メリット②|取引や所属の事実が伝わる
業界団体の会員ページや、メーカーの取扱店一覧に載っていることは、会社の実在や取引の事実を示す材料になります。
初めて会社を知った人が、信頼できる相手かどうかを確かめる手がかりにもなります。
会社の信頼性をどう伝えるかは、E-E-A-Tとはでも解説しています。
実際の関係を示すリンクは、会社を信頼してもらう材料にもなります。
デメリット①|相手のサイトの変化に巻き込まれる
相互リンクは、相手のサイトの状態に左右されます。
相手のサイトが閉鎖されてリンク切れになったり、ドメインが手放されて別の運営者のサイトに変わったりすることがあります。
知らないうちに、テーマの違うサイトや怪しいサイトへリンクを出し続けている状態は、読者にとっても好ましくありません。
相手のサイトが今どうなっているかを、定期的に確かめる必要があります。
デメリット②|手動による対策を受けるおそれ
スパムポリシーに違反しているサイトについて、Googleは次のように説明しています。
Google のポリシーに違反しているサイトは、検索結果での掲載順位が下がったり、まったく表示されなかったりすることがあります。
引用元:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
手動による対策とは、Googleの担当者がサイトを目視で審査し、スパムポリシーに沿っていないと判断したときに行う措置です。
Search Consoleのヘルプでは、手動による対策の一つ「サイトからの不自然なリンク」の対処として、次の手順が示されています。
サイトで、金銭と引き換えに掲載されているリンクや、過度の相互リンクなど、リンクスパムに関するポリシーに違反していると思われるリンクを特定します。
引用元:Search Console ヘルプ「手動による対策レポート」
相互リンクは、自社へのリンク(サイトへの不自然なリンク)と、自社からのリンク(サイトからの不自然なリンク)の両方にかかわる点に注意が必要です。
リンク目的の相互リンクは、自社に入るリンクと出すリンクの両面でリスクになります。
デメリット③|確認と管理の手間がかかる
相互リンクを続けるには、相手のリンクが残っているか、属性が変わっていないかを確かめる作業が続きます。
交換の相手が増えるほど、その確認の手間も増えていきます。
管理しきれないほどの相互リンクは、それ自体が「過剰な」状態に近いと考えたほうがよいでしょう。
管理できる範囲の、関係のある相手に絞るのが現実的です。
対処|過去に作った相互リンクを見直す手順
以前にSEOのために相互リンクを集めた覚えがある場合は、次の順で見直します。
過去の相互リンクを見直す手順
- 自社サイトの「リンク集」「相互リンク」などのページと、そこに並ぶリンク先を書き出す
- リンク先ごとに、今も実際の関係がある相手かを確かめる
- 関係のない相手へのリンクは外すか、rel=”nofollow” を付ける
- 交換のためだけのページは、ページごと削除する
- Search Consoleの「手動による対策」レポートに通知がないかを確かめる
「サイトへの不自然なリンク」の通知を受けた場合は、ヘルプの手順どおり、相手にリンクの削除や nofollow の追加をお願いし、外せなかったリンクだけをリンクの否認ツールで否認します。
過去のリンクの整理をどこから始めるべきか迷う場合は、カルテットの被リンク代行でも状況を伺いながらご相談に乗ります。
見直しは、自社から出しているリンクの整理から始めましょう。
相互リンクのやり方|貼り方・依頼メール・掲載後の確認

この章でわかること
- 手順①|相手との関係とリンクの理由を整理する
- 手順②|貼る場所を決める(本文の紹介文が基本)
- 手順③|アンカーテキストと属性を決める
- 手順④|依頼メールは、相手の読者にとっての価値を書く
- 手順⑤|掲載後に、相手のリンクを確かめる
- 手順⑥|相互リンクの依頼を受けたときの判断

ここからは、やってよい相互リンクを前提に、実際の進め方を説明します。
リンクを貼る前の整理から、掲載後の確認まで、順に見ていきます。
手順①|相手との関係とリンクの理由を整理する
最初に、相手とどんな関係があり、なぜ自社の読者に紹介するのかを一文で書けるかを確かめます。
たとえば「当社製品の正規販売店で、修理の受付もしている」のように、読者が相手を訪ねる理由が書ければ十分です。
この一文が書けない相手とは、相互リンクをしないほうが安全です。
紹介の理由を一文で書けることが、相互リンクの出発点です。
手順②|貼る場所を決める(本文の紹介文が基本)
相互リンクを貼る場所は、読者が相手を知りたくなる文章のそばが基本です。
リンクに文脈を与えてください。リンクの前後にある文が重要になるため、全体としての文章に注意を払うようにしてください。
引用元:Google検索セントラル「Google のリンクに関するベスト プラクティス」
取引先の紹介文、取扱店の一覧、加盟団体の案内など、関係を説明する文章の中に置くと、リンクの理由が伝わります。
全ページのフッターやサイドバーに相手のバナーを並べると、リンクの数だけが増え、文脈は伝わりません。
スパムポリシーには「さまざまなサイトのフッターやテンプレートに埋め込まれて広く配布されるリンク」も例として挙がっているので、テンプレートに入れる形は避けたほうが無難です。
相互リンクは、関係を説明する本文の中に1か所だけ置くのが基本です。
手順③|アンカーテキストと属性を決める
アンカーテキスト(リンクの文字)は、相手の会社名やサービス名など、リンク先の中身がわかる言葉にします。
上位に表示させたいキーワードを、アンカーテキストとして相手に指定するのは避けましょう。
通常の紹介のリンクには、rel属性を付ける必要はありません。
お金や商品のやり取りがあるリンクには rel=”sponsored”、自社と関連付けたくないリンクには rel=”nofollow” を使います(Google検索セントラルの説明)。
<!-- 通常の紹介(属性は付けない) --> <a href="https://example.co.jp/">株式会社〇〇(正規販売店)</a> <!-- 掲載料を受け取って載せる紹介 --> <a href="https://example.co.jp/" rel="sponsored">株式会社〇〇</a>
※コードは書き方の例です。URLと社名は架空のものです。
nofollowと、ページを検索結果に出さないnoindexの違いは、noindexとnofollowで詳しく解説しています。
アンカーテキストは相手の名前にし、対価があるときだけ属性を付けます。
手順④|依頼メールは、相手の読者にとっての価値を書く
相手にリンクをお願いするときは、「リンクし合いましょう」ではなく、相手の読者にとって何が役立つかを伝えます。
自社が先に相手を紹介していても、それを相手の掲載の条件にしないことが大切です。
※文面の例です。会社名・担当者名は架空のものです。
ポイントは、自社の掲載を先に決め、相手の掲載は相手の判断に任せていることです。
相手の掲載を条件にしたり、アンカーテキストや属性を指定したりする文面は避けましょう。
依頼メールは、相手の読者に役立つ理由を伝え、掲載の判断は相手に任せます。
手順⑤|掲載後に、相手のリンクを確かめる
掲載してもらったら、相手のページを開き、リンクが正しいURLにつながっているかを確かめます。
リンクの属性を見るには、ブラウザでページのソースを表示し、自社のURLを探して rel の値を確かめます。
Search Consoleの「リンク」レポートでも、自社にリンクしているサイトやページを確かめられます。
ただし、Search Consoleのヘルプには、このレポートはnofollowかどうかを示さず、すでに削除されたリンクが含まれる場合もあると書かれています。
Search Consoleの基本的な使い方は、Google Search Consoleについてで解説しています。
掲載後は、相手のページそのものとSearch Consoleの両方で確かめましょう。
手順⑥|相互リンクの依頼を受けたときの判断
反対に、知らない相手から「相互リンクのお願い」が届くこともあります。
そのときは、送る場合と同じく、実際の関係・読者への有用性・条件の有無の順に判断します。
取引のない相手から、テーマの違うサイトとの交換を持ちかけられた場合は、見送ってかまいません。
掲載料や商品と引き換えにリンクを求める提案は、リンクの売買にあたるので受けないようにしましょう。
届いた依頼も、自社の読者に紹介する理由があるかで判断します。

カルテットの被リンク代行
リンクの購入や自作自演には頼らず、事業と関係の深いサイトに一つずつ打診して、自然な文脈で紹介される被リンクを獲得します。Googleのガイドラインに沿った方法で、媒体の選定から交渉・掲載・毎月のレポートまでまとめて対応します。
相互リンクより先に取り組みたい、自然な被リンクの集め方

この章でわかること
- 集め方①|交換したリンクを紹介文に書き換える
- 集め方②|取引先・団体の掲載情報を整える
- 集め方③|引用される資料のページを作る
- 集め方④|検索広告のデータで、紹介されやすいテーマを選ぶ

相互リンクを減らすと、リンクが減って不安になるかもしれません。
ただ、相手が自分の判断で載せたくなる理由を作るほうが、長く残るリンクにつながります。
集め方①|交換したリンクを紹介文に書き換える
今ある相互リンクのうち、実際に関係のある相手のものは、外すのではなく紹介文に書き換えます。
リンク集に並んでいた相手を、取引先紹介のページで「どんな取引をしているか」とあわせて案内する形です。
読者にとって意味のある紹介に変わり、交換のためだけのページもなくなります。
残すリンクは、関係を説明する紹介文にして生かしましょう。
集め方②|取引先・団体の掲載情報を整える
取引先の「取引実績」、業界団体の「会員一覧」、自治体の「事業者紹介」などに、自社がすでに載っていることがあります。
社名だけでリンクがない、URLが古いといった場合は、正しい情報への更新をお願いできます。
交換ではなく掲載内容を正しくしてもらう連絡なので、相手にとっても手間の少ないお願いです。
すでにある関係先の掲載は、最も無理のないリンクの入口です。
集め方③|引用される資料のページを作る
業界の手順書や用語の解説、自社で集めたデータなど、他のサイトが出典として紹介したくなるページを作ります。
先に引用したとおり、Googleも情報提供元を引用する外部リンクはサイトの信頼性を高めると説明しており、引用する側にとっても自然なリンクの理由になります。
資料ができたら、取引先や業界の知り合いに知らせることで、最初の読者を得られます。
紹介される理由になるページがあれば、交換に頼らなくても紹介してもらえる機会が生まれます。
集め方④|検索広告のデータで、紹介されやすいテーマを選ぶ
カルテットは検索広告の運用を本業としているので、資料のテーマ選びには広告のデータを使うことをおすすめしています。
検索広告の検索語句レポートを見ると、見込み客が実際にどんな言葉で調べているかがわかります。
問い合わせにつながった検索語句のうち、詳しい解説が少ないテーマを資料にすると、読者にも紹介する側にも役立つページになります。
広告で反応のあった言葉は、紹介される資料のテーマを選ぶ手がかりになります。
まとめ|相互リンクは、リンクの前に関係と理由があるかで決まる

この記事の要点
- 相互リンクは、同じ相手との間でリンクが両方向にある状態で、形そのものは禁止されていない
- スパムポリシーでは「過剰な相互リンク」と、相互リンクのみを目的としたページがリンクスパムの例に挙がっている
- 取引先・グループ会社・業界団体など、実際の関係がある紹介は自然な相互リンク
- 貼る場所は関係を説明する本文の中にし、対価があるリンクには sponsored などの属性を付ける
- 過去の交換リンクは書き出して見直し、相互リンクより紹介される理由づくりに力を入れる
相互リンクは、リンクより先に実際の関係があり、読者に紹介する理由があれば、ごく自然なリンクです。
一方、リンクを増やすための交換は、自社に入るリンクと出すリンクの両面でリスクになります。
まずは自社サイトにある相互リンクを書き出し、1本ずつ関係と理由を確かめるところから始めましょう。
相互リンクの整理や、紹介される資料づくりの進め方に迷ったら、カルテットコミュニケーションズの被リンク代行にご相談ください。
検索広告のデータも使いながら、サイトに合った被リンクの集め方を一緒に考えます。

カルテットの被リンク代行
リンクの購入や自作自演には頼らず、事業と関係の深いサイトに一つずつ打診して、自然な文脈で紹介される被リンクを獲得します。Googleのガイドラインに沿った方法で、媒体の選定から交渉・掲載・毎月のレポートまでまとめて対応します。