ネガティブSEOとは、第三者が悪意をもって、他社のサイトの検索順位や評判を下げようとする行為のことです。
Googleは他サイトからの悪影響を防ぐ仕組みを備えているため、慌てて動くより、まず被害の有無を確かめることが大切です。本記事では、代表的な手口と被害の見つけ方、対策と予防を解説します。

この記事でわかること
- ネガティブSEOの意味と、評判対策の「逆SEO対策」との違い
- ネガティブSEOの代表的な5つの手口
- 被害を受けているかをSearch Consoleで見分ける手順
- 手口ごとの対策と、リンクの否認を使う条件
- 日ごろからできる予防と備え
なお、順位の急な低下や見覚えのないリンクに不安がある方は、カルテットコミュニケーションズの被リンク代行の無料相談もご活用ください。
Search Consoleの状況を伺い、原因の切り分けから、広告とあわせた集客の立て直しまで一緒に整理します。

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ネガティブSEOとは?他社の順位を下げようとする嫌がらせ

この章でわかること
- 定義①|第三者が、他社サイトの評価を下げようとする行為
- 定義②|評判対策の「逆SEO対策」とは別の言葉
- 定義③|Googleは、第三者からの悪影響を防ぐ取り組みをしている

ネガティブSEOは、自社の順位を上げるのではなく、他社の順位や評判を下げることを狙う点で、通常のSEOとは向きが逆の行為です。
SEOの業界で使われてきた呼び名で、Googleの公式の用語ではありません。Googleのポリシーでは、リンクスパムやハッキングなど、行為の中身ごとに扱われます。
定義①|第三者が、他社サイトの評価を下げようとする行為
典型的なのは、狙ったサイトに質の低いリンクを大量に付けたり、記事を無断でコピーしたりして、Googleからの評価を落とさせようとするものです。
仕掛ける側の正体はわからないことが多く、競合他社とは限りません。被害を受けた側が、相手を推測で決めつけるのは避けましょう。
また、手口の多くは、自社がやってしまえばGoogleのポリシー違反になる行為と同じ形をしています。だからこそ、第三者に仕掛けられたときの見分け方と対処を知っておく意味があります。
ネガティブSEOは、他社の評価を下げることを狙った嫌がらせの総称と押さえましょう。
定義②|評判対策の「逆SEO対策」とは別の言葉
逆SEO対策は、自社についての否定的な記事や書き込みが検索結果で目立たないよう、ほかのページを上位に並べる評判対策の意味で使われることが多い言葉です。
ネガティブSEOは、他社のサイトそのものの評価を下げようとする点で、狙う相手も手段も違います。どちらも公式の用語ではないため、使う人によって意味がぶれることがあります。
本記事では、他社から仕掛けられる嫌がらせとしてのネガティブSEOに絞って解説します。
評判対策の相談なら「逆SEO対策」、順位を下げる嫌がらせなら「ネガティブSEO」と分けて考えましょう。
定義③|Googleは、第三者からの悪影響を防ぐ取り組みをしている
Googleは、他サイトの行為によって、関係のないサイトの評価が下がらないよう取り組んでいると説明しています。
Google は、第三者サイトでの行為がウェブサイトに悪影響を及ぼすことがないよう、できる限りの取り組みを行っています。それでも場合によっては、他サイトからのリンクがページやサイトの Google での評価に影響を及ぼすことがあります。
引用元:Search Console ヘルプ「サイトへのリンクを否認する」
つまり、知らないサイトからリンクが付いたというだけで、すぐに順位が落ちるとは限りません。
一方で、影響がまったくないとも言い切れないため、確かめる手順と対処の窓口を先に知っておくことが大切です。
ネガティブSEOを恐れすぎず、確かめる手順を先に持っておきましょう。
ネガティブSEOの代表的な5つの手口

この章でわかること
- 手口①|質の低いリンクを大量に付ける
- 手口②|記事や画像を無断でコピーして転載する
- 手口③|Googleマップに偽のクチコミを書き込む
- 手口④|サイトに侵入してスパムを仕込む
- 手口⑤|コメント欄や掲示板にスパムを投稿する
![ネガティブSEOの5つの手口|サイトの外から仕掛けるもの:スパムリンク(質の低いサイトから大量にリンクを付け、評価を下げさせようとする。気づく場所はリンクレポート)、無断コピー(記事や画像を転載し、元の記事より上に出ようとする。気づく場所は文章の一部で検索)、偽のクチコミ(事実と違う低い評価を書き、評判を下げようとする。気づく場所はマップのクチコミ欄)。サイトの中に入り込むもの(自社で管理できる範囲):ハッキング(スパムのページや転送のコードをサイトに仕込む。気づく場所は[セキュリティの問題]レポート)、投稿スパム(コメント欄や掲示板に宣伝やスパムを大量に書き込む。気づく場所は[手動による対策]レポート)。中に入り込む手口は、自社の管理で防げる部分が大きい](https://quartet-communications.com/wp-content/uploads/2026/11/103215-ng-types.png)
ネガティブSEOの手口は、サイトの外から仕掛けるものと、サイトの中に入り込むものに分けると整理しやすくなります。
外からの手口は自社では止めにくい一方、中に入り込む手口は、自社の管理で防げる部分が大きいのが特徴です。
手口①|質の低いリンクを大量に付ける
もっともよく語られる手口が、内容のないサイトや自動で作られたページから、狙ったサイトへリンクを大量に張るものです。
リンクの文言に、業種と関係のない語や、成人向け・ギャンブルなどの語を使う例もあります。リンクスパムを自社が行ったように見せかけ、評価を下げさせる狙いです。
ただし、Googleはスパムのリンクを検出して無効化する仕組みを強めています。
現在 Google では、検索結果に対する不自然なリンクの影響をなくすために、SpamBrain を活用しています。
引用元:Google 検索セントラル ブログ「2022 年 12 月のリンクスパム対策アップデートのリリース(Google 検索)」
SpamBrainは、AIをもとにしたGoogleのスパム防止システムです。スパムと判断されたリンクは評価に使われないため、リンクが急に増えただけで順位が落ちるとは限りません。
見覚えのないリンクの急増は、まず記録して様子を見る対象と考えましょう。
手口②|記事や画像を無断でコピーして転載する
自社の記事や画像を、ほかのサイトにそのまま、または少しだけ書き換えて載せる手口です。
同じ文章が複数のサイトにあると、どれを検索結果に出すかをGoogleが選ぶため、転載した側が上に出てしまうこともあります。
Googleのスパムに関するポリシーでは、他のサイトのコンテンツを付加価値なく転載する行為を「スクレイピング」として挙げています。ポリシー違反とされるのは、転載した側の行為です。
とはいえ、放置すると読者が転載先に流れたり、問い合わせの機会を失ったりするおそれがあります。
自社の文章が転載されていないか、定期的に検索して確かめましょう。
手口③|Googleマップに偽のクチコミを書き込む
店舗や事務所のあるビジネスでは、Googleのビジネス プロフィールに、事実と違う低い評価のクチコミを書き込む手口もあります。
検索結果やマップで目に入るクチコミは、問い合わせや来店の判断に直結します。サイトの順位が変わらなくても、評判を通じて集客に響くのがこの手口の特徴です。
Googleマップの投稿のポリシーでは、販売者やユーザーに禁止する行為として、次の項目を挙げています。
競合他社のお店やビジネスについて、その企業や商品の評判を傷つけるコンテンツを投稿する行為。
引用元:マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー ヘルプ「禁止または制限されているコンテンツ」
クチコミと地域の検索の関係は、MEO対策とはで解説しています。
クチコミは、サイトの順位とは別の入口として見守りましょう。
手口④|サイトに侵入してスパムを仕込む
サイトの弱いところを突いて侵入し、スパムのページを追加したり、訪問者を別のサイトへ転送したりする手口です。
Googleのポリシーでは、こうしたものを「ハッキングされたコンテンツ」とし、悪意のあるコードの挿入、ページの追加、隠しリンクの追加、不正なリダイレクトなどの例を挙げています。
検索結果から開いたときだけ別のサイトへ飛ばされ、ブラウザで直接開くと普通に見える、という気づきにくい形もあります。
ハッキングされると、検索結果に警告が表示されたり、訪問者に被害が及んだりするおそれがあります。順位の問題より先に、信用と安全の問題として扱う必要があります。
侵入型の手口は、自社の管理で防げる部分が大きいと覚えておきましょう。
手口⑤|コメント欄や掲示板にスパムを投稿する
ブログのコメント欄、掲示板、誰でも投稿できるページに、宣伝やスパムの書き込みを大量に送る手口です。
Googleは、サイトの大部分がこうした第三者のスパムに悪用されていると判断した場合、手動による対策の対象にすることがあると説明しています。
その場合も、影響はスパムを含むページに限られるのが基本です。ただし、量が多すぎるとサイト全体の評価に響くことがあるとされています。
誰でも書き込める場所は、放置せずに管理する前提で置きましょう。

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被害を受けているかをSearch Consoleで見分ける方法

この章でわかること
- 確認①|まず、順位が下がった原因を切り分ける
- 確認②|[手動による対策] レポートで指摘の有無を見る
- 確認③|[セキュリティの問題] レポートで侵入の跡を見る
- 確認④|リンクレポートで見覚えのないリンク元を探す
- 確認⑤|コピーや不審なページを検索で探す
![順位が落ちたときの切り分け|検索からの流入や順位が急に下がったら、上から順に確かめる。Q1 [手動による対策]レポートに指摘がある?はい:ポリシー違反の指摘。内容に沿って直し、審査を依頼する。いいえならQ2へ。Q2 [セキュリティの問題]レポートに指摘がある?はい:侵入の疑い。すべての問題を直してから審査を依頼する。いいえならQ3へ。Q3 見覚えのないリンク元が急に増えている?はい:スパムと判断されたリンクは評価に使われない。記録して見守る。いいえならQ4へ。Q4 自社の文章のコピーが自社より上に出る?はい:運営者への削除依頼や、著作権侵害の申し立てを検討。どれにも当たらない場合は、アルゴリズムの更新、季節による需要の変化、サイト全体の技術的な問題など、ネガティブSEO以外の原因を調べる](https://quartet-communications.com/wp-content/uploads/2026/11/103215-ng-check.png)
順位や流入が落ちたとき、すぐにネガティブSEOを疑うのは早計です。
Googleは、検索トラフィックの減少をデバッグする方法の中で、アルゴリズムの更新、セキュリティやスパムの問題、季節性、技術的な問題などを主な原因に挙げています。
そのため、ネガティブSEOかどうかは、ほかの原因を一つずつ消していく形で確かめます。使うのは、無料で使えるGoogle Search Consoleです。
Search Consoleの基本の使い方は、Google Search Consoleについてで解説しています。
確認①|まず、順位が下がった原因を切り分ける
最初に、いつから・どのページで・どの検索語で下がったのかを、Search Consoleの検索パフォーマンスで確かめます。
サイト全体が一斉に落ちたのか、特定のページだけなのかで、疑う原因が変わります。Googleのランキングの更新の時期と重なっていないかも、あわせて見ておきましょう。
検索広告を出している会社なら、会社名などの指名キーワードの広告の表示回数も手がかりになります。
広告の表示回数が変わらないのに自然検索のクリックだけが落ちたなら、検索される量ではなく、順位の問題と考えやすくなります。
下がった時期と範囲を先に書き出し、思い込みで原因を決めないようにしましょう。
確認②|[手動による対策] レポートで指摘の有無を見る
手動による対策とは、Googleの担当者がサイトのページを目視で審査し、スパムに関するポリシーに沿っていないと判断したときに行う措置のことです。
手動による対策が行われると、そのサイトの一部またはすべてが Google 検索の検索結果に表示されなくなります。
引用元:Search Console ヘルプ「[手動による対策] レポート」
手動による対策が行われた場合は、[手動による対策] レポートとSearch Consoleのメッセージで知らせが届きます。何も表示されていなければ、少なくとも手動の措置は受けていないとわかります。
スパムのリンクに関する指摘は「サイトへの不自然なリンク」、投稿スパムに関する指摘は「サイトが第三者のスパムにより悪用されている」という名前で表示されます。
順位が落ちたら、最初に[手動による対策] レポートを開いて確かめましょう。
確認③|[セキュリティの問題] レポートで侵入の跡を見る
[セキュリティの問題] レポートには、サイトがハッキングされている場合や、訪問者に危害が及ぶおそれのある動作が見つかった場合に、Googleの調査結果が表示されます。
分類は、ハッキングされたコンテンツ、マルウェアや望ましくないソフトウェア、ソーシャル エンジニアリングなどです。ここに問題が出ていれば、順位の問題より先に、サイトの修正を急ぎます。
あわせて、検索結果から自社のサイトを開いてみて、見覚えのないページや別のサイトへの転送がないかも確かめておきましょう。
セキュリティの問題が出ていたら、順位よりも先にサイトの修正を優先しましょう。
確認④|リンクレポートで見覚えのないリンク元を探す

Search Consoleのリンクレポートでは、自社のサイトへのリンクが多いサイトや、よく使われているリンクの文言を確かめられます。
見るのは、[上位のリンク元サイト] に知らないサイトが急に増えていないか、[上位のリンク元テキスト] に業種と関係のない語が並んでいないかです。
最近見つかったリンクは、[外部リンクをエクスポート] から [最新のリンク] を選ぶと、検出された日の順に書き出せます。順位が落ちた時期とリンクが増えた時期が重なるかを見比べましょう。
ただし、見覚えのないリンクがあること自体は珍しくありません。手動による対策が出ていなければ、この時点ではリストを保存して記録しておけば十分です。
リンクレポートは、時期の重なりを見るための記録として使いましょう。
確認⑤|コピーや不審なページを検索で探す
無断コピーは、自社の記事の特徴的な一文を、半角のダブルクォーテーションで囲んで検索すると、同じ文章を載せたページが見つかることがあります。
侵入や投稿スパムは、「site:自社のドメイン」に、成人向けや薬の名前など業種と関係のない語を足して検索すると、見覚えのないページが見つかることがあります。
Googleも、第三者のスパムに悪用されたサイトを調べる方法として、site: 演算子でサイトのテーマと関係のない語を検索するやり方を紹介しています。
月に一度は、自社のドメインと文章を検索して、見覚えのないページがないか確かめましょう。
ネガティブSEOを受けたときの対策

この章でわかること
- 対策①|スパムリンクは、まず否認が必要かを判断する
- 対策②|手動による対策が出たら、削除依頼・否認・再審査の順に進める
- 対策③|無断コピーは、運営者への連絡と著作権侵害の申し立て
- 対策④|偽のクチコミは、ポリシー違反として報告する
- 対策⑤|ハッキングは、すべて直してから審査をリクエストする

被害がわかったら、手口ごとに対処の窓口が違います。リンクとハッキングはSearch Console、コピーは法的な申し立て、クチコミはビジネス プロフィールが主な窓口です。
どの手口でも、日付・URL・画面のスクリーンショットを残しておくと、報告や相談のときに説明しやすくなります。
対策①|スパムリンクは、まず否認が必要かを判断する
リンクの否認とは、自社のサイトへのリンクのうち、評価に使ってほしくないものをGoogleに伝える、Search Consoleの機能のことです。
便利に見えますが、Googleは、ほとんどのサイトには必要ないと説明しています。
ほとんどの場合、Google は詳しい情報を提供されなくても、どのリンクが信頼できるものかを評価することができます。そのため、ほとんどのサイトではこのツールを使う必要はありません。
引用元:Search Console ヘルプ「サイトへのリンクを否認する」

否認が必要なのは、スパムや質の低いリンクが数多くあり、それが手動による対策の原因になっている、またはなりそうな場合だけです。この二つがそろわないなら、否認せずに記録を続けましょう。
使い方を誤ると、自社に役立っているリンクまで否認してしまうおそれがあります。使うときは、URLかドメインを1行に1つずつ書いたテキストファイルを作って送ります。
否認ツールの操作は、リンク否認ツールの記事で解説しています。
否認は、手動による対策が出たときなど、条件がそろうときの手段と考えましょう。
対策②|手動による対策が出たら、削除依頼・否認・再審査の順に進める
「サイトへの不自然なリンク」の手動による対策が出た場合、Googleが示す手順は、リンクの一覧を書き出し、ポリシーに反するリンクを探すところから始まります。
一覧が大きいときは、リンク数の多いリンク元サイトや、ここ数か月で作られたリンクから確かめると効率的です。
見つけたリンクは、まずリンク元のサイトの運営者に連絡して、削除を依頼します。削除してもらえなかったリンクだけを、否認ツールで否認します。
Googleは、削除を試みずにすべてのリンクを否認するだけでは、再審査が通らない場合があるとしています。ネガティブSEOで付けられたリンクでも、連絡を試みた記録を残しておきましょう。
対応が終わったら、[手動による対策] レポートから審査をリクエストします。リクエストには、問題の内容、行った手順、その結果を書きます。
再審査は数日から数週間かかることがあり、リンクに関するものは通常より時間がかかる場合もあります。結果が届くまでは、リクエストを送り直さないようにしましょう。
再審査のリクエストには、削除を依頼した記録と否認した理由を添えましょう。
対策③|無断コピーは、運営者への連絡と著作権侵害の申し立て
コピーを見つけたら、まず転載先のサイトの問い合わせ窓口に、削除を依頼します。自社の記事のURLと公開日を添えると、元の記事であることを示しやすくなります。
応じてもらえない場合は、Googleの「法的な理由でコンテンツを報告する」から、著作権侵害として検索結果からの削除を申し立てる方法があります。
Googleは、有効な著作権侵害の削除通知が大量に届いたサイトについて、そのサイトのほかのコンテンツの順位を下げることがあるとしています。
申し立ては法的な手続きなので、事実と違う内容で送らないことが大切です。判断に迷う場合は、弁護士などの専門家に相談しましょう。
コピーへの対応は、元の記事である証拠をそろえてから進めましょう。
対策④|偽のクチコミは、ポリシー違反として報告する
ビジネス プロフィールのクチコミは、[クチコミを読む] から該当するクチコミの [報告] を選び、理由を選んで送ると報告できます。
ただし、削除の対象になるのは、Googleのポリシーに違反しているクチコミだけです。
内容に不満がある、気に入らないという理由だけで、クチコミを報告することはしないでください。
引用元:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィール上の不適切なクチコミを報告する」
報告したクチコミの審査には、通常数日かかります。結果はクチコミ管理ツールで確かめられ、違反がないと判断された場合は、1回限りの再審査を請求できます。
削除されなかったクチコミには、事実に沿って落ち着いて返信しておくと、ほかの読者が判断する材料になります。
クチコミは、ポリシー違反のものだけを報告し、それ以外は返信で向き合いましょう。
対策⑤|ハッキングは、すべて直してから審査をリクエストする
[セキュリティの問題] レポートに問題が出たら、表示されたURLの例をもとに、侵入の原因と被害の範囲を調べます。
修正は、影響を受けたファイルを正常なバックアップに戻すか、スパムのコンテンツを自分で取り除く方法があります。自社で難しい場合は、サイトの制作会社やサーバー会社に支援を頼みましょう。
レポートに出たすべての問題を、すべてのページで直したら審査をリクエストします。一部のページだけ直しても、検索結果の表示は変わりません。
直していない段階でリクエストを送ると、次の結果までの時間が長くなったり、違反を繰り返すサイトとして扱われたりするおそれがあります。
ハッキングの審査は、すべての問題を直したことを確かめてから依頼しましょう。

カルテットの被リンク代行
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ネガティブSEOへの予防と備え

この章でわかること
- 予防①|CMS・プラグイン・パスワードを管理する
- 予防②|コメント欄やフォームの入口を絞る
- 予防③|Search Consoleの通知とリンクを定期的に見る
- 予防④|原稿や公開日など、元の記事である証拠を残す
- 予防⑤|検索広告で、指名検索の入口を守る

ネガティブSEOを完全に防ぐ方法はありませんが、被害を小さくし、早く気づくための備えはできます。
備えは、サイトを守る、投稿の入口を守る、異変に気づく、証拠と評判を残す、の4つの層に分けると整理しやすくなります。
予防①|CMS・プラグイン・パスワードを管理する
侵入型の手口は、更新されていないCMSやプラグイン、推測しやすいパスワードなど、管理の甘いところを狙ってきます。
WordPressなどのCMSは、本体とプラグインを新しい版に保ち、使っていないプラグインは削除しておきましょう。
管理画面のアカウントは担当者ごとに分け、必要な権限だけを与えます。退職や委託の終了のときは、すぐにアカウントを止めます。
バックアップを定期的に取り、実際に戻せることを確かめておくと、被害を受けたときの復旧が早くなります。
サイトの管理は、更新・権限・バックアップの三つを担当者の仕事に組み込みましょう。
予防②|コメント欄やフォームの入口を絞る
使っていないコメント欄や掲示板は閉じ、使う場合は、承認してから公開する設定にしておくと、スパムの書き込みが表に出にくくなります。
Googleは、コメントやフォーラムの投稿など、ユーザーが作ったコンテンツの中のリンクには、rel=”ugc” を付けることを勧めています。
サイト内検索の結果ページも、第三者に悪用されることがある場所として、Googleが挙げています。検索結果のページが検索エンジンに大量に登録されていないかも見ておきましょう。
誰でも書き込める場所は、承認制などで入口を絞っておきましょう。
予防③|Search Consoleの通知とリンクを定期的に見る
Search Consoleは、手動による対策やセキュリティの問題が見つかったとき、メッセージで知らせてくれます。通知のメールが、今の担当者に届くかを確かめておきましょう。
そのうえで、月に一度は、検索パフォーマンスとリンクレポートを見て、前の月と比べます。リンクのデータを書き出して保存しておくと、あとで「いつから増えたか」をたどれます。
担当者が替わるときは、Search Consoleの権限も引き継ぎます。前の担当者だけが所有者のままだと、通知を見落とす原因になります。
Search Consoleの通知先と権限は、担当の交代のたびに見直しましょう。
予防④|原稿や公開日など、元の記事である証拠を残す
記事の原稿、公開日、画像の元のデータを保存しておくと、コピーされたときに、自社が元であることを示しやすくなります。
記事を書いた人の名前や会社の情報をはっきり載せておくことも、読者に元の記事を見分けてもらう手がかりになります。
クチコミについては、日ごろから実際のお客さまのクチコミに丁寧に返信しておくと、偽のクチコミが混ざったときにも、全体の印象が崩れにくくなります。
原稿と公開日の記録は、コピーへの対応の証拠として残しておきましょう。
予防⑤|検索広告で、指名検索の入口を守る
順位が落ちて原因を調べている間も、会社名やサービス名で検索した人からの問い合わせの入口は保ちたいところです。
指名キーワードの検索広告を出しておけば、自然検索の順位が戻るまでの間も、検索結果の上の枠に自社の公式ページを表示できます。
広告には審査や入札の調整が必要ですが、出稿をすぐに始めたり止めたりできるのが利点です。SEOの回復には時間がかかるため、短期は広告、長期はSEOと役割を分けると、売上への影響を抑えやすくなります。
広告とSEOの組み合わせ方は、リスティング広告とSEOを併用するメリットで解説しています。
SEOの回復を待つ間は、指名キーワードの検索広告で問い合わせの入口を守りましょう。
ネガティブSEOのよくある質問

この章でわかること
- 質問①|怪しいリンクは、全部否認したほうが安全?
- 質問②|仕掛けた相手を特定して、やめさせることはできる?
- 質問③|競合にやり返してもいい?
- 質問④|被害の確認や対処は、SEO会社に頼める?

ネガティブSEOは、不安から急いで動くと、かえって逆効果になることがあります。よくある質問に答えます。
質問①|怪しいリンクは、全部否認したほうが安全?
いいえ、すべてを否認する必要はありません。Googleは、ほとんどのサイトでは否認ツールを使う必要はないとしています。
怪しく見えるリンクの中には、自社を紹介してくれている正当なサイトが混ざっていることもあります。まとめて否認すると、役立っていたリンクまで手放すおそれがあります。
否認するのは、手動による対策の原因になっているなど、理由を説明できるリンクだけにしましょう。
質問②|仕掛けた相手を特定して、やめさせることはできる?
リンク元や投稿者の情報から相手を特定するのは、むずかしいことが多いのが実情です。推測で競合などを名指しすると、別のトラブルを招くおそれもあります。
まずは、自社のサイトの被害を止めることを優先しましょう。
そのうえで、日付・URL・画面の記録を残し、法的な対応を考える場合は、弁護士などの専門家に相談するのが現実的です。
Googleのビジネス プロフィールのヘルプでは、否定的なクチコミを使った恐喝の標的になった場合の報告方法も案内されています。
相手探しより先に、被害を止めて記録を残すことを優先しましょう。
質問③|競合にやり返してもいい?
やり返すのは避けましょう。質の低いリンクを付ける、偽のクチコミを書く、といった行為は、仕掛けた側がGoogleのポリシーに違反することになります。
Googleマップの投稿のポリシーでも、競合のビジネスの評判を傷つける投稿は禁止されています。自社の信用を守るためにも、正当な窓口での報告と、自社サイトの改善に力を使いましょう。
仕返しは自社をポリシー違反にするだけなので、正当な窓口で対処しましょう。
質問④|被害の確認や対処は、SEO会社に頼める?
順位が落ちた原因の切り分け、リンクレポートの読み取り、再審査リクエストの文面づくりなどは、SEO会社に相談できます。
依頼するときは、Search Consoleのどの権限を渡すか、否認ファイルを誰が作って誰が送るかを先に決めておくと安心です。否認リストのアップロードは、プロパティの所有者でないとできません。
Googleの手順に沿って説明してくれるかどうかも、依頼先を見極める目安になります。
弊社でも、被リンク代行の中で、順位が落ちたときの原因の切り分けから、広告とあわせた集客の立て直しまでご相談を承っています。
外部に頼むときは、権限と作業の分担を先に決めてから進めましょう。

カルテットの被リンク代行
リンクの購入や自作自演には頼らず、事業と関係の深いサイトに一つずつ打診して、自然な文脈で紹介される被リンクを獲得します。Googleのガイドラインに沿った方法で、媒体の選定から交渉・掲載・毎月のレポートまでまとめて対応します。
まとめ|ネガティブSEOは、慌てず確かめてから動く

この記事の要点
- ネガティブSEOは、第三者が他社の順位や評判を下げようとする嫌がらせ
- 手口は、スパムリンク・無断コピー・偽のクチコミ・ハッキング・投稿スパムの5つ
- 順位が落ちたら、手動による対策・セキュリティの問題・リンクの3つのレポートで切り分ける
- 否認は、手動による対策の原因になっているなど、条件がそろうときだけ
- 予防は、サイトと投稿の入口を守り、通知を受け取り、証拠を残すこと
ネガティブSEOは、他社の順位や評判を下げようとする嫌がらせですが、Googleは他サイトからの悪影響を防ぐ取り組みを続けています。
順位が落ちたら、まず手動による対策、セキュリティの問題、リンクの3つのレポートで切り分け、手口ごとの窓口で対処しましょう。
日ごろの備えとしては、サイトの管理、投稿の入口の管理、通知とリンクの定期的な確認、証拠の保存が役立ちます。
ご自身での切り分けが難しい場合や、順位の低下で問い合わせが減っている場合は、カルテットコミュニケーションズの被リンク代行にご相談ください。
Search Consoleのデータを一緒に確かめ、検索広告での入口の確保も含めて、次の一手を整理します。

カルテットの被リンク代行
リンクの購入や自作自演には頼らず、事業と関係の深いサイトに一つずつ打診して、自然な文脈で紹介される被リンクを獲得します。Googleのガイドラインに沿った方法で、媒体の選定から交渉・掲載・毎月のレポートまでまとめて対応します。