ホームページのSEO対策とは?仕組みとページ別のやり方を解説

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ホームページのSEO対策とは?仕組みとページ別のやり方を解説

ホームページのSEO対策とは、会社やお店のホームページを、検索した人に見つけてもらい、問い合わせや来店につなげるための取り組みです。

細かな設定より先に、どのページでどんな検索に答えるかを決め、ページごとに中身を整えることが成果を分けます。本記事では、SEOの仕組みとページ別のやり方、進め方の判断の基準を解説します。

ホームページのSEOの要点|ホームページのSEOは、ページの役割分担で決まる。3つの関門:見つかる(リンクとサイトマップ)、伝わる(タイトルと本文)、選ばれる(役に立つ中身と信頼)。1ページ1テーマ:検索ごとに答えるページを決める。サービス名+地域、料金、事例、よくある質問など。月1回:Search Consoleの表示回数から、GA4のキーイベント(問い合わせ)まで見る。まずはSearch Consoleで、今どの言葉で表示されているかを確かめる

この記事でわかること

  • ホームページのSEOとは何か、広告との違いと、できること・できないこと
  • Googleがホームページを評価するまでの3つの関門
  • トップ・サービス・料金・事例など、ページ別のSEO対策
  • 狙う検索の選び方と、成果の測り方
  • 社内・制作会社・SEO会社の役割分担と、よくある質問

なお、ホームページを公開したものの検索からの問い合わせが少ないと感じている方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。

今のホームページと広告のデータを拝見し、どのページから手を付けるかを一緒に決めます。

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ホームページのSEO対策とは?広告との違いと、できること

検索結果の画面を指さしながら、広告と通常の検索結果の違いを説明する人のイラスト

この章でわかること

  • 基本①|SEOは、検索エンジンにページの中身を伝える取り組み
  • 基本②|広告と違い、お金で順位は買えない
  • 基本③|成果が出るまでには時間がかかる
  • 基本④|AIによる概要が増えても、土台は同じ
検索結果の画面のどこがSEOかを示した図(表示例)|「税理士 名古屋 相談」で検索したときの例。A:検索広告(スポンサー)。費用を払う間だけ上に表示され、すぐ出せる。B:AIによる概要。参考にしたページへのリンクが付き、SEOの基本がそのまま生きる。C:地図の結果。Googleビジネスプロフィールの情報で、ビジネスプロフィールで整える。D:通常の検索結果(自然検索)。お金で順位は買えず、ページの中身で上がる。ここがSEOで狙う場所

検索結果の画面には、広告、AIによる概要、地図、通常の検索結果が並びます。

このうち、ホームページのSEOで狙うのは、ページの中身で順位が決まる通常の検索結果です。

基本①|SEOは、検索エンジンにページの中身を伝える取り組み

SEOは「検索エンジン最適化」の略で、Googleは次のように説明しています。

SEO(検索エンジン最適化)では、検索エンジンにコンテンツを理解させることで、ユーザーが検索エンジンからサイトを見つけてアクセスすべきかどうかを判断できるようにします。

引用元:Google検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」

つまり、検索エンジンをだます技術ではなく、ページに何が書いてあるかを正しく伝え、検索した人に選んでもらうための工夫です。

SEOは、ページの中身を正しく伝えて、検索した人に選んでもらう取り組みです。

基本②|広告と違い、お金で順位は買えない

広告を除いた通常の検索結果を自然検索と呼びます。

検索広告はお金を払えばすぐに表示できますが、自然検索の順位はお金で買うことができません。

Google で広告を掲載しても、検索結果でのサイトの表示状況には影響しません。Google は、検索結果でのサイトの表示または掲載順位に関して金銭を受け取ることは一切ありません。

引用元:Google検索セントラル「SEO 業者の利用を検討する」

広告とSEOの違いは、リスティング広告とSEOの違いで詳しく解説しています。

広告はすぐ出せる集客、SEOは中身で育てる集客と分けて考えましょう。

基本③|成果が出るまでには時間がかかる

ページを直してから検索結果に反映されるまでには、時間差があります。

変更した結果が Google 側に反映されるまでにはある程度の時間がかかります。数時間かかる変更もあれば、数か月かかる変更もあります。

引用元:Google検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」

同じガイドでは、数週間待ってから良い影響があったかどうかを確かめることを勧めています。

また、Googleで一番上に掲載されることは誰にも保証できないとも明記されており、順位を約束する業者には注意が必要です。

直したら数週間は様子を見て、数字で確かめてから次に進みましょう。

基本④|AIによる概要が増えても、土台は同じ

検索結果の上に、AIが答えをまとめた「AIによる概要」が出る場面も増えています。

GoogleはAI機能について、これまでのSEOの基本がそのまま有効だと説明しています。

SEO のベスト プラクティスは、引き続き Google 検索の AI 機能(AI による概要や AI モードなど)でも有効です。AI による概要や AI モードにコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、別途特別な最適化を行う必要もありません。

引用元:Google検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」

AIの検索に向けても、まずはホームページのSEOの基本を整えましょう。

Googleがホームページを評価するまでの3つの関門

ロボットが虫眼鏡でホームページを読み、握手をして選ぶまでの流れを見守る人のイラスト

この章でわかること

  • 関門①|リンクとサイトマップで見つけてもらう
  • 関門②|タイトル・見出し・本文で何のページか伝える
  • 関門③|役に立つ中身と信頼で選んでもらう
  • 関門④|スマホでの見やすさは、どの関門でも効く
ホームページが検索で評価されるまでの3つの関門|関門1 見つけてもらう:Googleがページの存在を知る段階。ほかのページからのリンク、サイトマップの送信、検索させない設定(noindexやパスワード)を外すこと。関門2 何のページか伝わる:検索された言葉と結び付く段階。タイトルと見出しに言葉を入れる、大事な説明は文字で書く、1ページに1つのテーマ。関門3 選んでもらう:ほかのページより役に立つと判断される段階。お客様の疑問に答える中身、誰が書いたか・会社の情報、スマホで見やすく速いこと。どれか1つでも止まると次の関門に進めないため、順位が上がらないときは関門1から確かめる

ホームページが検索で選ばれるまでには、見つけてもらう、何のページか伝わる、ほかより役に立つと選ばれる、という3つの関門があります。

順位が上がらないときは、どの関門で止まっているかを手前から確かめると、直す場所を絞り込めます。

関門①|リンクとサイトマップで見つけてもらう

Googleは、主にクロール済みのページからリンクをたどることで、新しいページを見つけています。

新しく作ったページは、トップページやメニュー、関係するページからリンクを張ると見つけてもらいやすくなります。

サイトマップをSearch Consoleで送信する方法もありますが、検索させない設定(noindex)やパスワードがかかったままでは、どんなに良いページでも検索に出ません。

新しいページは、ほかのページからリンクでつなぎ、検索させない設定が残っていないかを確かめましょう。

関門②|タイトル・見出し・本文で何のページか伝える

見つけてもらったページは、タイトル、見出し、本文の言葉から、何について書かれたページかを判断されます。

サービス名や地域、料金といった、検索する人が使う言葉をタイトルと見出しに入れ、大事な説明は画像の中ではなく文字で書きます。

1つのページにいくつものテーマを詰め込むと、何のページかが伝わりにくくなるため、1ページに1つのテーマを基本にします。

タイトルの考え方は、SEOで勝つタイトルの付け方で詳しく解説しています。

ページごとにテーマを1つに絞り、その言葉をタイトルと見出しに入れましょう。

関門③|役に立つ中身と信頼で選んでもらう

何のページか伝わったあとは、同じ言葉に答えるほかのページと比べられます。

検索結果での存在感を高めるには、魅力的で役立つコンテンツを作成することが、このガイドで説明している他のどの方法よりも有効であると考えられます。

引用元:Google検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」

お客様からよく聞かれる質問への答えや、現場で撮った写真、料金の考え方など、自社にしか書けない中身が選ばれる理由になります。

誰が書いたか、どんな会社かが伝わることも大切で、考え方はE-E-A-Tとはで紹介しています。

ほかのページにない、自社の経験にもとづく中身で選んでもらいましょう。

関門④|スマホでの見やすさは、どの関門でも効く

Googleのページ エクスペリエンスの説明では、Core Web Vitalsが良好か、安全な方法で配信されているか、スマホで適切に表示されるかといった点を確かめるよう勧めています。

ホームページを見る人の多くはスマホから訪れるため、文字の大きさ、ボタンの押しやすさ、表示の速さは、問い合わせのしやすさにも直結します。

ただし、スコアの満点を取ること自体を目的にせず、使う人が困らないかという目で見直します。

スマホで自社のページを開き、読みやすさと問い合わせまでの道のりを確かめましょう。

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ホームページのページ別SEO対策

ホームページのサイトマップを広げ、ページごとに答える検索を書き込んでいく人のイラスト

この章でわかること

  • ページ①|トップページは、社名で探す人と初めて来た人の入口
  • ページ②|サービスページは、1サービス1ページで答える
  • ページ③|料金・流れのページで、比べている人の疑問に答える
  • ページ④|事例のページは、同じ悩みの人が自分ごとにできる形で
  • ページ⑤|会社概要とスタッフのページで、誰がやっているかを伝える
  • ページ⑥|コラムは、お客様の質問に1記事で答える
ホームページのページごとの役割分担(答える検索は例)|トップ:社名・サービス名の検索に答え、何の会社か・強み・各ページへの道を書く。サービス:サービス名+地域の検索に答え、対象・内容・料金の目安・流れを書く。料金・流れ:〇〇 料金や費用の検索に答え、総額の目安・内訳・増える条件を書く。事例:業種+悩みの検索に答え、依頼前の状況・したこと・結果を書く。よくある質問:〇〇 できる?のような検索に、1問ずつ短く答えて詳しいページへつなぐ。会社概要・スタッフ:社名+評判の検索に答え、所在地・代表者・資格・顔写真を載せる。コラム:悩みややり方の検索に、現場の経験から1記事1問で答える。サービス・料金・事例は問い合わせに近い検索を受けるページ、トップ・質問・会社概要・コラムは信頼と入口をつくるページ

ホームページのSEOでいちばん効くのは、ページごとに答える検索を決めることです。

ここでは、会社やお店のホームページによくあるページを取り上げ、それぞれで答える検索と書くことを紹介します。

ページ①|トップページは、社名で探す人と初めて来た人の入口

トップページは、社名やサービス名で検索した人が最初に開くページです。

何の会社で、どの地域の誰に、どんなサービスを提供しているのかを、ページの上のほうで一言で伝えます。

そのうえで、サービス、料金、事例、会社概要など、詳しいページへの道をわかりやすく並べます。

トップページだけで多くの言葉を狙うより、各ページへ案内する役に徹したほうが、サイト全体の評価を伝えやすくなります。

トップページは、何の会社かを一言で伝え、詳しいページへの入口に徹しましょう。

ページ②|サービスページは、1サービス1ページで答える

サービスページは、「サービス名+地域」のように、頼む直前の人が使う検索に答えるページです。

複数のサービスを1ページにまとめず、サービスごとにページを分け、対象となるお客様、内容、料金の目安、依頼の流れを書きます。

地域で営業している会社なら、対応しているエリアと、来店や訪問の方法もあわせて示します。

サービスは1つずつページを分け、頼む前に知りたいことを1ページで答えましょう。

ページ③|料金・流れのページで、比べている人の疑問に答える

「〇〇 料金」「〇〇 費用」と検索する人は、いくつかの会社を比べている途中です。

料金のページには、総額の目安と内訳、料金が増える条件、支払いの方法を書き、問い合わせる前に大まかな見積もりができるようにします。

依頼の流れのページには、問い合わせから完了までの段階と、それぞれにかかる日数の目安を書きます。

料金と流れは、比べている人が問い合わせる前に答えを持てるように書きましょう。

ページ④|事例のページは、同じ悩みの人が自分ごとにできる形で

事例のページは、「業種+悩み」のような検索に答え、同じ悩みを持つ人に「自分の場合はこうなる」と想像してもらうページです。

依頼の前の状況、行ったこと、かかった期間と費用、お客様の声などを、毎回同じ項目でそろえて載せます。

お客様の名前や写真を載せるときは了解を得て、許可が得られない場合は業種や地域だけにとどめます。

事例は同じ項目でそろえ、読む人が自分の状況と比べられる形にしましょう。

ページ⑤|会社概要とスタッフのページで、誰がやっているかを伝える

会社概要は、社名で検索した人や、問い合わせの前に会社を確かめたい人が見るページです。

所在地、代表者、設立、資格や許可、スタッフの顔写真と経験を載せると、どんな会社かが伝わります。

会社の名前、住所、電話番号は、ホームページの中とGoogleビジネスプロフィールで同じ書き方にそろえます。

会社概要とスタッフのページで、誰がどんな考えで仕事をしているかを伝えましょう。

ページ⑥|コラムは、お客様の質問に1記事で答える

コラムやブログは、「〇〇 やり方」「〇〇 とは」のように、まだ依頼を決めていない人の調べものに答えるページです。

テーマは、電話や打ち合わせでお客様からよく聞かれる質問から選び、1記事で1つの質問に答えます。

記事の最後には、関係するサービスページや料金のページへのリンクを置き、次に読むページを案内します。

コラムは、お客様の質問1つに1記事で答え、サービスページへの道を用意しましょう。

ホームページで狙う検索の選び方

付箋に書いた検索の言葉を、知りたい・比べたい・頼みたいの箱に分けていく人のイラスト

この章でわかること

  • 選び方①|社名・サービス名の検索を取りこぼさない
  • 選び方②|頼む直前の検索から、先にページを用意する
  • 選び方③|Search Consoleで、すでに表示されている言葉を見る
  • 選び方④|検索広告の検索語句で、問い合わせにつながる言葉を確かめる
ホームページで狙う検索の段階(検索は例)|検索する人が依頼に近いほど、少ないページでも問い合わせにつながる。知りたい:「〇〇 とは」「〇〇 やり方」などはコラムで答える。比べたい:「〇〇 料金」「〇〇 おすすめ」などは料金・事例のページで答える。頼みたい:「〇〇 〇〇市」「〇〇 相談」などはサービスのページで答える。決めている:社名・サービス名の検索はトップと会社概要で答える。立ち上げの時期は、決めている・頼みたいの段から順にページを用意する

ページごとに答える検索を決めるには、まず狙う言葉の候補を集め、優先する順番を決めます。

ユーザーがコンテンツを探すときに検索しそうなキーワードを考えてみましょう。そのトピックについてよく知っているユーザーは、よく知らないユーザーとは異なるキーワードを検索クエリで使用するかもしれません。

引用元:Google検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」

同じサービスでも、詳しい人は専門用語で、詳しくない人は悩みの言葉で検索するため、両方の言い方を拾っておきます。

選び方①|社名・サービス名の検索を取りこぼさない

社名やサービス名での検索は、すでに会社を知っている人が使うため、問い合わせにもっとも近い検索です。

自社の名前で検索したときに、トップページや会社概要が上に出ているか、古い情報や別の会社のページが出ていないかを確かめます。

まずは社名で検索し、自社のページが正しく出ているかを確かめましょう。

選び方②|頼む直前の検索から、先にページを用意する

検索の言葉には、調べものから依頼の直前まで、検索した人の目的、いわゆる検索意図の違いがあります。

ページを作り始める時期は、「サービス名+地域」「〇〇 料金」のように、頼む直前や比べている人の検索から先にページを用意します。

調べものの検索に答えるコラムは、サービスと料金のページがそろってから増やすと、読んだ人を問い合わせにつなげやすくなります。

ページは、頼む直前の検索から順に用意し、調べものの記事はその後に足しましょう。

選び方③|Search Consoleで、すでに表示されている言葉を見る

Googleの無料ツールであるSearch Consoleでは、自社のページがどんな言葉で検索結果に表示されたかを確かめられます。

表示回数は多いのに順位が低い言葉は、答えるページを作るか、近いページの見出しと本文を直すと伸びやすい候補です。

Search Consoleの使い方は、Google Search Consoleについてで紹介しています。

すでに表示されている言葉から、伸ばしやすい候補を見つけましょう。

選び方④|検索広告の検索語句で、問い合わせにつながる言葉を確かめる

検索広告を出している会社なら、広告が表示されたときの検索語句と、そこから問い合わせにつながったかどうかを確かめられます。

広告で問い合わせが多かった言葉は、SEOで育てる価値が高い言葉なので、サービスページのタイトルや見出しに使います。

反対に、表示されても問い合わせにつながらない言葉は、ページを作る前に、本当に自社の客層に合うかを考え直します。

広告のデータからSEOで狙う言葉を選ぶ進め方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングでもご相談いただけます。

広告で問い合わせにつながった言葉を、SEOで育てる言葉の最優先にしましょう。

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問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。

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ホームページのSEOの成果の測り方

パソコンのグラフを見ながら、表示回数から問い合わせまでの数字を順にメモする人のイラスト

この章でわかること

  • 測り方①|順位より先に、表示回数とクリック数を見る
  • 測り方②|問い合わせの数を、ページごとに数える
  • 測り方③|見直しは月に1回、変えた日を記録する
ホームページのSEOの成果を、数字のつながりで見る図|表示回数(検索結果に出た回数、Search Console)→クリック数(ページに来た回数、Search Console)→読まれたページ(料金や事例へ進んだか、GA4)→問い合わせ(フォーム送信・電話タップ、GA4のキーイベント)。表示が少ないときは、答えるページがないか言葉がずれているので、ページを作るか見出しを直す。表示は多いのにクリックが少ないときは、タイトルと説明文が選ばれていないので、タイトルを書き直す。来るのに問い合わせがないときは、料金・事例・連絡先が見つからないので、ページの中身と導線を直す

SEOの成果というと検索順位を思い浮かべがちですが、順位は検索する場所や人によって変わり、それだけでは何を直せばよいかが見えません。

表示回数、クリック数、読まれたページ、問い合わせの順に数字をつなげて見ると、止まっている場所がわかります。

測り方①|順位より先に、表示回数とクリック数を見る

Search Consoleでは、ページごと、言葉ごとに、検索結果での表示回数とクリック数、平均の掲載順位を確かめられます。

表示が少ないなら答えるページが足りないか言葉がずれており、表示は多いのにクリックが少ないなら、タイトルと説明文が選ばれていない可能性があります。

表示回数とクリック数の組み合わせから、作るか直すかを決めましょう。

測り方②|問い合わせの数を、ページごとに数える

Googleアナリティクス(GA4)では、問い合わせの完了や電話番号のタップなど、成果として数えたい行動をキーイベントとして設定できます。

どのページから問い合わせにつながったかを数えると、SEOで育てるべきページがはっきりします。

電話での問い合わせが多い業種なら、電話を受けたときに「何を見て連絡したか」を記録する表を用意するだけでも、入口の違いがつかめます。

問い合わせの数をページごとに数え、成果につながるページから手厚くしましょう。

測り方③|見直しは月に1回、変えた日を記録する

SEOの数字は日によって上下するため、毎日見て一喜一憂するより、月に1回まとめて見直すほうが判断を誤りにくくなります。

タイトルを変えた、ページを足したといった変更は、日付と内容を記録しておき、数週間後の数字と見比べます。

月に1回の見直しと変更の記録を、社内の決まった作業にしましょう。

ホームページのSEOは誰が何を受け持つか

社内の担当者と制作会社、SEO会社の担当者が、同じ数字の資料を囲んで話し合うイラスト

この章でわかること

  • 体制①|お客様の質問と現場の情報は、社内でしか集められない
  • 体制②|サイトの作りと設定は、制作会社に頼む
  • 体制③|調査・設計・効果の検証は、SEO会社に頼む
ホームページのSEOの役割分担|社内(お客様と現場を知る):お客様からよく聞かれる質問、現場の写真と事例の材料、料金や流れの事実の確認、公開前の文章のチェック。制作会社(サイトの作りを受け持つ):CMSの設定とスマホ表示、表示速度とHTTPS、URLの設計とリダイレクト、フォームと計測タグの設置。SEO会社(調べて決めて確かめる):狙う検索の調査と優先順位、ページの構成案と直す順番、広告のデータとの照合、月ごとの効果の検証。3者が同じ数字(表示回数・クリック数・問い合わせ)を見て話すと、直す順番で迷わない

ホームページのSEOは、社内だけ、外部だけで進めようとすると、どこかで止まりがちです。

社内、制作会社、SEO会社のそれぞれが得意なことを受け持つと、無理なく続けられます。

体制①|お客様の質問と現場の情報は、社内でしか集められない

お客様からよく聞かれる質問、現場の写真、料金や流れの実際は、社内にしかない情報です。

どれだけSEOに詳しい外部の会社でも、この情報がなければ、ほかのページにない中身は作れません。

公開の前に、文章の事実と表現が実際と合っているかを確かめるのも、社内の大切な役割です。

社内の役割は、外部にない一次情報を集めて、事実を確かめることです。

体制②|サイトの作りと設定は、制作会社に頼む

CMSの設定、スマホでの表示、表示の速さ、HTTPS、URLの設計、フォームや計測タグの設置は、制作会社が得意とする分野です。

リニューアルやURLの変更は、検索での評価に大きく関わるため、作業を始める前に、古いURLから新しいURLへのリダイレクトの計画を一緒に立てます。

サイトの作りを変えるときは、URLとリダイレクトの計画を先に制作会社と決めましょう。

体制③|調査・設計・効果の検証は、SEO会社に頼む

狙う検索の調査と優先順位づけ、ページの構成案づくり、効果の検証と次の手の提案は、SEO会社に任せやすい分野です。

Googleの「SEO 業者の利用を検討する」でも、サイトの再構築や新しいサイトの開設を計画しているときが、SEO業者の利用を始めるのに最適なタイミングだと説明されています。

依頼するときは、順位を約束する業者や、リンクを大量に集めると宣伝する業者は避け、何をどう測るのかを説明してくれる会社を選びます。

Googleのスパムポリシーに反する方法を使う業者に頼むと、サイトの評価を大きく落とすおそれがあります。

SEO会社には、調査・設計・検証を任せ、測り方を説明できる会社を選びましょう。

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ホームページのSEOでよくある質問

質問の吹き出しに囲まれながら、ホームページの画面を見て答えを考える人のイラスト

この章でわかること

  • 質問①|ホームページを作っただけで、検索に出る?
  • 質問②|ページ数は多いほど有利?
  • 質問③|「SEOに強いホームページ」とは何が違う?
  • 質問④|リニューアルすると順位は落ちる?
  • 質問⑤|SEOとMEOは、どちらを先にやるべき?

ホームページのSEOについて、中小企業のWeb担当者や経営者からよく受ける質問に答えます。

質問①|ホームページを作っただけで、検索に出る?

Googleは、ほかのページからのリンクなどをたどって、公開されたページを自動で見つけます。

ただし、見つけてもらえることと、狙った言葉で上位に出ることは別の話です。

社名での検索には出ても、「サービス名+地域」で出るには、その言葉に答えるページが要ります。

公開したら、Search Consoleで登録の状況と表示されている言葉を確かめましょう。

質問②|ページ数は多いほど有利?

ページ数が多いこと自体が有利になるわけではありません。

地域名だけを差し替えたページや、ほかのページと中身がほとんど同じページを増やすと、かえって評価を落とすおそれがあります。

増やすなら、お客様の質問に答える、事例を足すなど、新しい中身があるページだけにします。

ページの数より、1ページずつの中身で勝負しましょう。

質問③|「SEOに強いホームページ」とは何が違う?

「SEOに強い」と言われるホームページの多くは、タイトルや見出しを自分で編集でき、ページを増やしやすく、スマホで見やすく表示が速い作りになっています。

ただし、作りが整っていても、狙う検索に答える中身がなければ、検索からの問い合わせは増えません。

作りの強さは前提と考え、ページごとの中身で差をつけましょう。

質問④|リニューアルすると順位は落ちる?

リニューアルでページのURLが変わり、古いURLから新しいURLへのリダイレクトがないと、それまでの評価が引き継がれず、順位が落ちることがあります。

また、評価されていたページの文章を削ったり、ページ自体をなくしたりした場合も、検索からの訪問が減る原因になります。

リニューアルの前に、今どのページがどの言葉で表示されているかをSearch Consoleで書き出しておくと、残すべきページがわかります。

リニューアルの前に、評価されているページとURLの一覧を書き出しておきましょう。

質問⑤|SEOとMEOは、どちらを先にやるべき?

来店や訪問のエリアが決まっている会社やお店なら、Googleマップに出るためのGoogleビジネスプロフィールの整備も欠かせません。

ビジネスプロフィールは、会社の情報を正しく登録すれば短い時間で整えられるため、ホームページのSEOと並行して先に済ませておくと効率的です。

ビジネスプロフィールからホームページへのリンクを張り、両方で同じ会社の名前、住所、電話番号を使います。

地域の会社は、ビジネスプロフィールを先に整え、ホームページのSEOと両輪で進めましょう。

まとめ|ホームページのSEOは、ページごとに答える検索を決めることから

整理されたホームページのサイトマップを前に、次に作るページを決めてうなずく人のイラスト

この記事の要点

  • SEOは、ページの中身を検索エンジンに正しく伝え、検索した人に選んでもらう取り組み
  • 広告と違い、自然検索の順位はお金で買えず、成果が出るまでに時間がかかる
  • 見つけてもらう・何のページか伝わる・選ばれるの3つの関門を、手前から確かめる
  • トップ・サービス・料金・事例・会社概要・コラムで、答える検索を分ける
  • 表示回数から問い合わせまでの数字を月に1回見て、直す場所を決める

ホームページのSEOは、難しい技術より、どのページでどの検索に答えるかを決め、そのページの中身を自社の言葉で整えていく地道な作業です。

まずはSearch Consoleで、今どんな言葉で表示されているかを確かめ、頼む直前の検索に答えるページから整えてみてください。

どのページから手を付けるか迷ったら、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。

検索広告のデータもあわせて拝見し、ホームページで集客を伸ばす順番を一緒に整理します。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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