メタディスクリプションとは、HTMLのheadの中に書く、そのページの内容を短く説明する文章のことです。
検索結果に表示される説明文の材料になるため、クリックしたくなる要約を書くことが大切です。本記事では、仕組みと書き方、文字数の考え方、よくある間違いと改善の進め方を解説します。

この記事でわかること
- メタディスクリプションとスニペットの関係
- HTMLとCMSでの書き方と、広告文の型を使った組み立て方
- 文字数に上限はあるのか、切れても伝わる書き方
- よくある間違いと、その直し方
- Search Consoleでの確かめ方と、見直す順番
なお、自社サイトのタイトルや説明文の見直しに手が回らない方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
検索結果での見え方とクリック率を一緒に確かめ、どのページから直すかを整理します。

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メタディスクリプションとは?検索結果の説明文の材料

この章でわかること
- 基本①|HTMLのheadに書くページの説明
- 基本②|スニペットの材料の1つとして使われる
- 基本③|タイトルとは役割が違う

検索結果には、ページのタイトルリンク、URLやサイト名、そしてページの内容を説明する短い文章が並びます。
この説明の部分はスニペットと呼ばれ、メタディスクリプションはその材料の1つです。
基本①|HTMLのheadに書くページの説明
メタディスクリプションは、HTMLのheadの中に、meta要素のname属性を「description」として書きます。
ページを開いた人の画面には表示されず、検索エンジンなどに向けたページの説明として扱われます。
Googleがサポートするmetaタグの一覧でも、descriptionはページの簡単な説明で、検索結果のスニペットに使われる場合があると紹介されています。
メタディスクリプションは、画面には出ないページの説明だと押さえましょう。
基本②|スニペットの材料の1つとして使われる
スニペットとは、Google 検索やその他のサービス(Google ニュースなど)で表示される検索結果の説明または要約部分です。Google は主にページ上のコンテンツを使用して、適切なスニペットを自動的に決定します。
引用元:Google検索セントラル「スニペットを管理する」
同じページでは、メタディスクリプションのほうがページを適切に表している場合に、その説明が使われることもあると説明されています。
つまり、スニペットはまず本文から作られ、メタディスクリプションはそれより適切なときに使われる材料、という位置づけです。
メタディスクリプションは、スニペットの材料の1つとして書きましょう。
基本③|タイトルとは役割が違う
タイトルリンクは主にtitle要素などから作られ、検索結果で最も目立つ見出しになります。
メタディスクリプションは、その下に並ぶ説明文の材料で、タイトルだけでは伝わらない中身や選ぶ理由を補う役割です。
タイトルの付け方はSEOで勝つタイトルの付け方で詳しく解説しています。
タイトルで何のページかを伝え、説明文で中身と選ぶ理由を補いましょう。
メタディスクリプションが検索で果たす役割

この章でわかること
- 役割①|クリックするかを決める判断材料になる
- 役割②|本文から作られたスニペットと入れ替わる
- 役割③|検索した言葉によって表示が変わる

メタディスクリプションは、書けばそのまま表示されるものではなく、Googleが検索ごとに使うかどうかを判断します。
それでも、判断の材料として良い説明を用意しておく価値は大きく、Googleも次のように説明しています。
メタ ディスクリプションは、ユーザーが見るページには表示されないため放置されがちですが、質の高い説明は Google の検索結果に表示されることがあり、検索トラフィックの質と量の改善に大いに役立つ可能性があります。
引用元:Google検索セントラル「スニペットを管理する」
役割①|クリックするかを決める判断材料になる
検索した人は、タイトルと説明文を読み比べて、自分の探している答えがありそうなページを選びます。
Googleの「SEO スターター ガイド」でも、スニペットは、ユーザーがクリックすべきかどうかを判断する参考になるものと説明されています。
説明文で中身が伝わると、クリックした人の期待とページの内容がずれにくくなり、すぐに戻られることも減ります。
説明文は、クリックするかを決める読み手のための要約として書きましょう。
役割②|本文から作られたスニペットと入れ替わる
Googleは、ページの本文とメタディスクリプションを見比べ、検索した内容に合うほうをスニペットに使います。
本文の一部のほうが検索した内容に合うときは、書いた説明ではなく本文から抜き出された文が表示されます。
説明を書いても違う文が表示されるのはこの仕組みによるもので、設定の不具合とは限りません。
違う文が表示されても慌てず、本文と説明の両方を整えておきましょう。
役割③|検索した言葉によって表示が変わる
スニペットは検索ごとに判断されるため、同じページでも、検索した言葉によって違う説明が表示されることがあります。
そのページの主な検索の言葉に対して、説明文が答えになっているかを考えて書くと、使われやすくなります。
ページの主な検索の言葉に答える説明を用意しましょう。

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メタディスクリプションの書き方

この章でわかること
- 書き方①|HTMLに直接書く場合
- 書き方②|WordPressなどのCMSで設定する場合
- 書き方③|広告文の型で文章を組み立てる
- 書き方④|ページの情報を具体的に入れる

メタディスクリプションの設定は、HTMLに直接書く方法と、CMSの設定画面から入れる方法があります。
どちらの場合も大切なのは中身で、そのページだけの要約を書くことです。
書き方①|HTMLに直接書く場合
HTMLを直接編集できる場合は、headの中に次のように書きます。
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>金属部品の表面処理の選び方|〇〇製作所</title>
<meta name="description" content="めっき・塗装・陽極酸化の違いを、
耐食性と費用の目安で比べました。用途別の選び方と、
試作の相談の流れも紹介します。">
</head>
content属性の中に書いた文章が、メタディスクリプションになります。
あとで直すときに迷わないよう、descriptionのmetaタグはページごとに1つにまとめておきます。
HTMLでは、headの中にdescriptionのmetaタグを1つ書きましょう。
書き方②|WordPressなどのCMSで設定する場合
WordPressやWixなどのCMSを使っている場合は、HTMLを直接編集しなくても設定できることがあります。
Googleも、CMSにはmetaタグの情報を検索エンジンに伝えるための検索設定ページなどが用意されていると説明しています。
WordPressでは、使っているテーマの設定や、SEO用のプラグインの入力欄から、ページごとに説明を入れる形がよく使われます。
設定の場所がわからないときは、使っているCMSの名前と「metaタグ 追加」などで、公式のヘルプを探します。
CMSでは、ページごとの説明の入力欄を見つけて、そこに書きましょう。
書き方③|広告文の型で文章を組み立てる
Googleは、メタディスクリプションの性格を次のように説明しています。
つまり、そのページがまさに自分が探していたものだとユーザーに思わせるような一種の宣伝コピーです。
引用元:Google検索セントラル「スニペットを管理する」
弊社は検索広告の運用を本業としており、広告の説明文と同じ考え方で、読む人の疑問から書き始める組み立てをおすすめしています。
図のように、誰のどんな疑問か、ページでわかること、選ぶ理由の順に並べると、短くても伝わる説明になります。
説明文は、疑問・答え・選ぶ理由の順に組み立てましょう。
書き方④|ページの情報を具体的に入れる
Googleは、メタディスクリプションは文章の形でなくてもよく、ページに関するデータを含めるだけでも効果があると説明しています。
たとえば記事なら作成者や公開日、商品ページなら価格やメーカーなど、本文のあちこちにある大事な情報をまとめて入れられます。
数字や固有の名前が入ると、ほかのページの説明と区別がつきやすくなります。
ページの中の具体的な情報を拾って、説明に入れましょう。
メタディスクリプションの文字数の考え方

この章でわかること
- 文字数①|Googleは長さの上限を決めていない
- 文字数②|表示は端末の幅などで切り詰められる
- 文字数③|要点は先頭に置き、全体は1〜2文にまとめる

「メタディスクリプションは何文字がよいか」は、弊社がよく受ける質問の1つです。
まずはGoogleの公式の説明を確かめ、そのうえで実務での考え方を整理します。
文字数①|Googleは長さの上限を決めていない
メタ ディスクリプションの長さに制限はありません。ただし Google の検索結果では、スニペットは必要に応じて切り詰められます(デバイスの幅に合わせる場合など)。
引用元:Google検索セントラル「スニペットを管理する」
このように、Googleは長さの上限を決めておらず、何文字なら正解という数字も示していません。
よく見かける「〇字以内」という目安は、表示が切れにくい長さを経験から示したもので、Googleのルールではありません。
文字数はGoogleのルールではないと押さえ、伝わる長さで書きましょう。
文字数②|表示は端末の幅などで切り詰められる
検索結果では、説明文は端末の幅などに合わせて切り詰められ、続きは「…」で省かれます。
図のように、パソコンでは最後まで表示される説明でも、スマートフォンでは途中で切れることがあります。
どこで切れるかは端末や表示のされ方で変わるため、すべての環境で切れない長さを決めることはできません。
説明文は、途中で切れる前提で書きましょう。
文字数③|要点は先頭に置き、全体は1〜2文にまとめる
切れても伝わるように、ページでわかることを先頭の一文に置き、補足を後ろに回します。
Googleのスターターガイドでも、メタディスクリプションは通常、簡潔で1〜2文からなるページの説明として紹介されています。
弊社のメディアでも、説明文は1〜2文、100〜120字ほどを目安にまとめています。
要点を先頭に置き、全体は1〜2文で簡潔にまとめましょう。

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メタディスクリプションのよくある間違い

この章でわかること
- 間違い①|全ページで同じ説明を使う
- 間違い②|キーワードを並べる
- 間違い③|ページの中身と違うことを書く
- 間違い④|重要なページを空欄のままにする

メタディスクリプションは画面に出ないため、気づかないうちに間違った書き方のまま放置されていることがあります。
Googleのおすすめの方法と照らし合わせて、よくある4つの間違いを確かめます。
間違い①|全ページで同じ説明を使う
サイトのすべてのページについて同じ説明または類似する説明をしても、個々のページが検索結果に表示されたときに役に立ちません。
引用元:Google検索セントラル「スニペットを管理する」
テンプレートで会社の紹介文が全ページに入っていると、どのページも同じ説明になり、検索結果でページの違いが伝わりません。
Googleは、ホームページなどの総合的なページにはサイトの説明を、その他のページには各ページの説明を使うよう勧めています。
説明文はページごとに書き分けましょう。
間違い②|キーワードを並べる
ただし、メタ ディスクリプションを長い文字列のキーワードで構成すると、ページのコンテンツがユーザーに明確に伝わらず、スニペットとして表示される可能性は低くなります。
引用元:Google検索セントラル「スニペットを管理する」
キーワードをカンマで並べるより、検索した人の言葉を自然に入れた文の形で書くほうが、読み手にも伝わります。
キーワードは並べず、文の中に自然に入れましょう。
間違い③|ページの中身と違うことを書く
クリックを増やしたいからといって、本文に書いていない特典や、言い過ぎた表現を説明文に入れるのは避けます。
Googleも、説明はコンテンツを正確に表したものである必要があるとしています。
説明と中身がずれると、クリックした人がすぐに戻ってしまい、かえって信頼を失います。
説明文には、本文に書いてあることだけを書きましょう。
間違い④|重要なページを空欄のままにする
すべてのページに説明を書く時間がないまま、重要なページまで空欄になっていることがあります。
Googleも、すべてのページに書けない場合は、ホームページや人気のページなど重要なURLから説明を作るよう勧めています。
ページ数が多いサイトでは、商品名や価格などのページのデータを使って、説明を自動で作る方法も紹介されています。
全部に書けないなら、重要なページから順に書きましょう。
書いた説明文を確かめて改善する方法

この章でわかること
- 確認①|ページのソースで書けているかを見る
- 確認②|実際の検索結果での見え方を見る
- 確認③|Search Consoleのクリック率で見直すページを選ぶ
- 確認④|検索広告で反応のよい訴求を試す

説明文は書いて終わりではなく、検索結果での見え方とクリック率を見ながら育てていきます。
Search Consoleの基本の使い方はSearch Consoleの解説をご覧ください。
確認①|ページのソースで書けているかを見る
ブラウザでページを開いてページのソースを表示し、headの中にdescriptionのmetaタグがあるかを確かめます。
CMSで設定した場合も、意図した文が入っているか、テーマとプラグインの両方から二重に出力されていないかを見ておきます。
Search ConsoleのURL検査ツールでも、Googleが取得したページの内容を確かめられます。
公開したら、ページのソースで説明文が正しく入っているかを確かめましょう。
確認②|実際の検索結果での見え方を見る
ページの主な検索の言葉で実際に検索し、パソコンとスマートフォンでどんな説明が表示されているかを見ます。
書いた説明が使われていないときは、本文の冒頭や見出しの近くに、検索した人の疑問への答えがはっきり書かれているかも見直します。
主な検索の言葉で、パソコンとスマートフォンの両方の見え方を確かめましょう。
確認③|Search Consoleのクリック率で見直すページを選ぶ
Search Consoleの検索パフォーマンスでは、ページごとの表示回数、クリック数、クリック率(表示された回数のうちクリックされた割合)を確かめられます。
図のように、表示回数が多いのにクリック率が低いページは、検索結果で選ばれていない可能性があり、説明文とタイトルを最初に見直す候補です。
直したら日付を記録し、数週間から数か月の単位でクリック率の変化を見ます。
表示が多いのにクリック率が低いページから、説明文を見直しましょう。
確認④|検索広告で反応のよい訴求を試す
どんな言い回しがクリックされやすいかは、検索広告で先に試すこともできます。
検索広告では複数の広告文を同時に出して反応を比べられるため、その結果を説明文の言い回しの参考にします。
広告とSEOを組み合わせる考え方はリスティング広告とSEOを併用するメリットで解説しています。広告で訴求を試しながら説明文を整えたい方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングへご相談ください。
反応のよい訴求を広告で確かめてから、説明文に生かしましょう。

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メタディスクリプションでよくある質問

この章でわかること
- 質問①|メタディスクリプションは検索順位に影響する?
- 質問②|設定したのに違う文が表示されるのはなぜ?
- 質問③|パソコンとスマートフォンで別々に書くべき?
- 質問④|説明文を表示させないこともできる?
- 質問⑤|WordPressの「抜粋」と同じもの?
ここでは、メタディスクリプションについて弊社がよく受ける質問に、順にお答えします。
質問①|メタディスクリプションは検索順位に影響する?
Googleの公式のドキュメントでは、メタディスクリプションはスニペットに使われることがあるものとして説明されており、順位を上げる要素としての説明はありません。
ただ、説明文で中身が伝わればクリックされやすくなり、検索からの訪問を増やすことにつながります。
順位のためではなく、クリックされるための説明として書きましょう。
質問②|設定したのに違う文が表示されるのはなぜ?
スニペットは、本文とメタディスクリプションのどちらが検索した内容に合うかで、検索ごとに決まります。
本文の一部のほうが合うと判断されると、書いた説明ではなく、本文から抜き出された文が表示されます。
主な検索の言葉に答える説明を書き、本文の冒頭にも答えを置いておくと、意図に近い表示になりやすくなります。
説明文と本文の冒頭の両方で、検索した人の疑問に答えましょう。
質問③|パソコンとスマートフォンで別々に書くべき?
同じページの説明を、端末ごとに書き分ける仕組みは通常ありません。
先頭に要点を置いておけば、スマートフォンで途中が切れても伝わります。
端末ごとに分けず、どちらでも伝わるように要点を先頭に置きましょう。
質問④|説明文を表示させないこともできる?
検索結果に説明文を表示させたくない場合は、robotsのmetaタグのnosnippetを使う方法があります。
スニペットの最大文字数を指定するmax-snippetや、ページの一部をスニペットに使わせないdata-nosnippet属性も、Googleのrobotsのmetaタグの解説で紹介されています。
ただし説明文がないと検索結果で中身が伝わりにくくなるため、使うのは必要な場合に限ります。robotsのmetaタグの基本はnoindexとnofollowの解説でもふれています。
スニペットを止める設定は、必要なページだけに使いましょう。
質問⑤|WordPressの「抜粋」と同じもの?
WordPressの「抜粋」は、記事の一覧などに表示する要約の欄で、テーマやプラグインによってはメタディスクリプションとしても使われることがあります。
どの欄がメタディスクリプションとして出力されているかは、ページのソースで確かめるのがいちばん早い方法です。
抜粋と説明文の関係は、ページのソースで出力を見て確かめましょう。
まとめ|メタディスクリプションは検索結果の宣伝コピーとして書く

この記事の要点
- メタディスクリプションは、スニペットの材料の1つとしてheadに書くページの説明
- 書いた説明がいつも使われるとは限らず、検索ごとに本文と比べて決まる
- 長さの上限はないので、要点を先頭に置き、1〜2文で簡潔にまとめる
- 全ページ同じ・キーワードの羅列・中身と違う説明は避ける
- 表示が多いのにクリック率が低いページから見直し、広告で訴求を試す
メタディスクリプションは、検索した人に「探していたのはこのページだ」と思ってもらうための、検索結果の宣伝コピーです。
長さよりも中身を大切にし、ページごとの要約を書いたうえで、Search Consoleのクリック率を見ながら育てていきます。
タイトルや説明文の見直しを、広告の知見とあわせて進めたい方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングにお気軽にご相談ください。

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