プレスリリースのSEOとは、新サービスや調査結果などの発表をきっかけに、記事で紹介されたり社名で検索されたりして、検索からの集客につなげる考え方です。
被リンクを集める道具としてではなく、知ってもらう入口として使うことが大切です。本記事では、期待できる効果、ネタの選び方、書き方、避けたい手法、効果の測り方を解説します。

この記事でわかること
- プレスリリースとSEOの関係と、被リンクの考え方
- 配信サービスや紹介記事など、載る場所ごとのSEOでの見方
- SEOにつながりやすいネタの選び方と、原稿の書き方
- 配信の手順と、公式サイトでの受け止め方
- 避けたい4つのやり方と、効果の測り方・検索広告との組み合わせ
なお、発表をサイトの集客にどうつなげるか迷っている方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
発表の内容とサイトの状況を伺い、検索広告とあわせた受け止め方を一緒に整理します。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
プレスリリースのSEOとは?発表をきっかけに検索で見つけてもらう考え方

この章でわかること
- 定義①|プレスリリースは会社の公式な発表文
- 定義②|SEOへの効き方は「直接」より「波及」
- 定義③|被リンクの数を目的にしない

プレスリリースは、もともと記者やメディアに向けて、会社の新しい動きを知らせるための発表文です。今では配信サービスを通じて、一般の読者が直接読むことも増えています。
上の図のように、発表は「届ける」「広がる」「検索につながる」の3段階で効いてきます。SEOとの関係も、この流れの中で考えると整理しやすくなります。
定義①|プレスリリースは会社の公式な発表文
プレスリリースで発表するのは、新サービスや新商品の開始、調査結果、イベント、提携、受賞といった、会社としての事実です。誰が、いつ、何を始めたのかを、公式の言葉で伝えます。
広告と違い、記者が記事にするかどうかは記者の判断です。読者や記者にとって知る価値のある発表かどうかが、すべての出発点になります。
プレスリリースは、会社の新しい事実を公式の言葉で伝える発表文です。
定義②|SEOへの効き方は「直接」より「波及」
プレスリリースを配信したからといって、自社サイトの検索順位がすぐに上がるわけではありません。SEOへの効き方は、発表のあとに起きる出来事を通した間接的なものです。
記者が記事で紹介する、業界のサイトやブログで取り上げられる、発表を見た人が社名で検索する、といった広がりが、結果として自社サイトへの訪問や自然なリンクにつながります。
プレスリリースのSEO効果は、配信のあとの広がりを通して表れます。
定義③|被リンクの数を目的にしない
「プレスリリースを出せば被リンクが増える」と考えて、リンクの数を目的に配信する方法もあります。しかしGoogleは、ランキングを操作する目的で作ったリンクをスパムとしています。
リンクは、発表に価値があって紹介された結果として生まれるものです。この記事では、リンクの数ではなく、知ってもらうことを目的にした使い方を前提に説明します。
プレスリリースは、被リンクを集める道具ではなく、知ってもらうための入口です。
プレスリリースでSEOに期待できる効果と、被リンクの考え方

この章でわかること
- 効果①|記者が書いた紹介記事が生まれる
- 効果②|社名・サービス名で検索される
- 効果③|自然なリンクや言及が生まれる
- 見方④|配信サービスや転載先のリンクの扱い
- 見方⑤|お金を払って載せる記事は広告として扱う

同じ発表でも、載る場所によってSEOでの意味は違います。上の表のように、第三者が自分の言葉で紹介してくれる場所ほど、SEOにつながりやすいと考えられます。
効果①|記者が書いた紹介記事が生まれる
発表を読んだ記者が取材をしたり、内容をまとめ直したりして記事にすると、自社の取り組みが第三者の言葉で紹介されます。読者にとっては、会社の宣伝よりも中立的な情報として受け取られやすくなります。
紹介記事は、業界のニュースサイトや地域のメディアなど、自社と関係の深い読者が集まる場所に載ることが多いのも特徴です。
記者が書いた紹介記事は、第三者の言葉で自社を伝えてくれる大きな成果です。
効果②|社名・サービス名で検索される
発表を見た人が、あとで会社名やサービス名で検索することがあります。こうした名前での検索を指名検索と呼びます。
指名検索で来る人は、すでに関心を持っているため、問い合わせや購入に近い人です。検索したときに、公式サイトの詳しいページがすぐに見つかるようにしておくことが大切です。
発表のあとに増える指名検索を、公式サイトのページで受け止めます。
効果③|自然なリンクや言及が生まれる
紹介記事や業界のサイト、ブログで取り上げられると、その中で自社のサイトへのリンクが張られたり、社名が書かれたりすることがあります。発表に価値があったからこそ生まれる、自然なリンクや言及です。
特に、独自の調査データのように、ほかのサイトが引用したくなる情報は、時間がたってからも参照されやすくなります。
自然なリンクは、引用したくなる情報を発表した結果として生まれます。
見方④|配信サービスや転載先のリンクの扱い
PR TIMESなどの配信サービスに出すと、発表の原文が配信サービスの掲載ページや、提携するニュースサイトに転載されることがあります。多くの人に届けるための入口として、大きな役割を持ちます。
ただし、掲載ページのリンクにnofollowなどの属性が付くかどうかは、サービスやページによって違い、変わることもあります。気になる場合は、掲載ページのHTMLでリンクの属性を確かめましょう。
いずれにしても、転載先のリンクは同じ原文から生まれたものです。リンクの扱いを細かく気にするより、配信をきっかけに紹介記事や指名検索が生まれるかに目を向けるほうが、成果につながります。
配信サービスや転載先は、リンクの数よりも届ける入口として評価します。
見方⑤|お金を払って載せる記事は広告として扱う
掲載料を払ってメディアに記事を載せてもらう、記事広告やタイアップ記事という形もあります。こうした記事のリンクについて、Googleのスパムに関するポリシーは次のような例を挙げています。
ランキング クレジットを転送するリンク、または他のサイトで配布されている記事、ゲスト投稿、プレスリリース内の作為的なアンカー テキスト リンクを含む記事に対して支払いが行われる記事広告やネイティブ広告。
引用元:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
お金を払った記事のリンクは広告として扱い、Googleが案内するsponsoredなどの属性を付けてもらうのが前提です。
広告や有料プレースメントのリンク(一般に「有料リンク」と呼ばれます)を sponsored でマークアップします。
引用元:Google検索セントラル「Google にアウトバウンド リンクの関係性を伝える」
お金を払って載せる記事のリンクは、広告としてsponsoredなどを付けてもらいます。

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SEOにつながるプレスリリースのネタの選び方

この章でわかること
- ネタ①|独自の調査・データ
- ネタ②|新サービス・新商品
- ネタ③|地域・業界での取り組みやイベント
- ネタ④|専門家としての解説・見解

プレスリリースの効果は、何を発表するかでほとんど決まります。上の表は、ネタごとに、記事にされやすいか、リンクや引用されやすいか、あとから検索されやすいかの目安をまとめたものです。
ネタ①|独自の調査・データ
自社で行ったアンケートや、業務の中で集めたデータをまとめた調査結果は、記者が記事にしやすく、ほかのサイトにも引用されやすいネタです。発表から時間がたっても、その分野のデータとして参照されることがあります。
Googleも、役に立つコンテンツかを考えるときの問いとして、次の点を挙げています。
コンテンツは、独自の情報、レポート、研究、分析を提供していますか。
引用元:Google検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」
調査を発表するときは、対象、人数、期間、方法を書き添えます。数字の出どころがわかることが、引用してもらうための条件です。
独自の調査は、方法と期間を添えて発表すると、引用されやすい情報になります。
ネタ②|新サービス・新商品
新しいサービスや商品の開始は、プレスリリースのもっとも基本的なネタです。発表のあとに、サービス名で検索する人が増えやすいのが特徴です。
発表と同時に、公式サイトにサービスの詳しいページを用意しておきます。料金や対象、申し込み方法まで載せておけば、検索した人がそのまま問い合わせに進めます。
新サービスの発表は、公式サイトの詳しいページと同時に出します。
ネタ③|地域・業界での取り組みやイベント
地域の学校や自治体との取り組み、業界向けのセミナーやイベントは、地域のメディアや業界紙に取り上げられやすいネタです。地元や業界の中で知られるきっかけになります。
イベントの告知は開催が終わると読まれにくくなるため、終わったあとの報告もあわせて発表すると、取り組みの記録として残せます。
地域や業界の取り組みは、告知と報告の両方を発表して記録に残します。
ネタ④|専門家としての解説・見解
法律の改正や業界の大きな動きがあったときに、自社の専門家としての解説や見解を発表する方法もあります。記者が記事を書くときの取材先として、声をかけてもらうきっかけになります。
解説は、公式の資料にもとづいて正確に書くことが前提です。自社の宣伝に寄りすぎず、読者や記者の役に立つ中身にします。
専門家としての解説は、正確さと読者の役に立つ中身を優先します。
SEOを意識したプレスリリースの書き方

この章でわかること
- 書き方①|タイトルは内容を正確に、短く
- 書き方②|リード文に誰が・何を・いつを書く
- 書き方③|本文は事実と数字の出どころを明らかにする
- 書き方④|画像や図表にも説明を付ける
- 書き方⑤|リンクは正式な名前とURLで張る

SEOを意識するといっても、キーワードを詰め込む必要はありません。上の見本のように、記者や読者がすぐに内容をつかめる、正確でわかりやすい原稿にすることが基本です。
書き方①|タイトルは内容を正確に、短く
タイトルは、会社名と、何を始めたのかがひと目でわかるように書きます。配信サービスの一覧や検索結果では、タイトルだけを見て読むかどうかを決める人が多いからです。
「業界初」「驚きの効果」のような誇張した言葉は、根拠がなければ使いません。Googleも、見出しやタイトルが内容を誇張していないかを、役に立つコンテンツかを考える問いとして挙げています。
タイトルは、会社名と発表の中身を誇張なしで短く書きます。
書き方②|リード文に誰が・何を・いつを書く
タイトルの次に置くリード文には、誰が、何を、いつ、どこで、なぜ行うのかを、2〜3文でまとめます。記者はリード文を読んで、記事にするかを判断することが多いためです。
会社名は、正式な社名で書きます。サイトやほかの発表と表記がそろっていると、社名で検索した人が同じ会社だとわかりやすくなります。
リード文だけで発表の要点がわかるように書きます。
書き方③|本文は事実と数字の出どころを明らかにする
本文では、発表の背景、サービスや調査の中身、料金や対象、今後の予定などを説明します。数字を使うときは、調査の方法や期間など、出どころを明らかにします。
公式サイトの記事と同じ文章を、言い回しだけ変えて何度も配信するのは避けます。発表ごとに新しい事実を伝えることが、記者や読者にとっての価値になります。
本文は、新しい事実と数字の出どころがわかるように書きます。
書き方④|画像や図表にも説明を付ける
サービスの画面や商品の写真、調査結果のグラフなどの画像は、記者が記事に使いやすい素材です。画像には、何を写したものかがわかる短い説明を添えます。
公式サイトに同じ画像を載せるときも、画像の内容を表す説明(代替テキスト)を入れておくと、検索エンジンに画像の中身を伝えやすくなります。
画像には、何の写真かがわかる短い説明を付けて配信します。
書き方⑤|リンクは正式な名前とURLで張る
リンクの文字(アンカーテキスト)には、会社名やサービス名、「詳しくはこちら」など、リンク先がわかる自然な言葉を使います。「格安 SEO 東京」のように、検索で上位を狙う語をリンクの文字に詰め込むのは避けます。
先ほど見たように、Googleのスパムに関するポリシーは、プレスリリース内の作為的なアンカーテキストのリンクを問題の例として挙げています。リンク先は、公式サイトの発表のページにしておくと、読者が詳しい情報にたどり着けます。
リンクは、正式な名前と自然な言葉で、公式の発表ページに張ります。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
プレスリリースを配信する手順と、公式サイトでの受け止め方

この章でわかること
- STEP①|公式サイトに発表のページを作る
- STEP②|原稿と画像を整える
- STEP③|配信サービスと記者に届ける
- STEP④|SNS・メール・取引先にも知らせる
- STEP⑤|効果を記録する

配信の手順で大切なのは、配信サービスに出す前に、公式サイトの受け皿を用意しておくことです。発表を見た人が社名で検索したときに、詳しい情報にたどり着けるようにします。
STEP①|公式サイトに発表のページを作る
公式サイトのお知らせやニュースのページに、発表の全文を載せます。配信サービスの原稿より詳しい情報や、関連するサービスのページへのリンク、問い合わせ先も置いておきます。
公式サイトのページを情報のおおもとにしておくと、転載先や紹介記事から来た人も、最新の正しい情報にたどり着けます。
配信の前に、公式サイトに発表の全文と詳しい情報のページを用意します。
STEP②|原稿と画像を整える
前の章の書き方にそって、タイトル、リード文、本文、画像の説明を整えます。社名やサービス名、URLが正式な表記になっているかも、配信の前に確かめます。
社内の確認では、事実や数字に誤りがないか、表示してはいけない情報が含まれていないかを、発表の担当者以外の目でも見てもらいます。
配信の前に、事実と表記を担当者以外の目でも確かめます。
STEP③|配信サービスと記者に届ける
配信サービスを使うと、多くのメディアや読者に一度に届けられます。あわせて、日頃から付き合いのある記者や業界のメディアには、個別に連絡すると目に留まりやすくなります。
配信の日時は、発表の内容に合わせて決めます。サービスの開始日や調査の公開日と、公式サイトのページの公開をそろえておきます。
配信サービスで広く届け、関係の深い記者には個別に届けます。
STEP④|SNS・メール・取引先にも知らせる
発表は、公式のSNSやメールマガジン、取引先への案内でも知らせます。すでに自社を知っている人に届けることで、紹介や共有が生まれやすくなります。
SNSで知らせるときも、リンク先は公式サイトの発表のページにします。どの入口から来た人も、同じページで詳しい情報を読めるようにしておきます。
SNSやメールでも知らせ、リンク先は公式サイトの発表ページにそろえます。
STEP⑤|効果を記録する
配信のあとは、紹介記事が出た媒体、リンクや言及があったページ、社名での検索の変化を記録します。記録を続けると、どんなネタが広がりやすいかが自社のデータとしてわかってきます。
効果の測り方は、最後の章でくわしく説明します。
配信のあとの紹介記事や検索の変化を記録し、次の発表に生かします。
プレスリリースのSEOでやってはいけない4つのこと

この章でわかること
- NG①|キーワードを詰め込んだリンクを張る
- NG②|同じ原稿を大量のサイトに配る
- NG③|誇張した表現や不正確な数字を使う
- NG④|お金を払った記事に評価を渡すリンクを張る

リンクの数や検索順位だけを目的にすると、Googleのルールに反するやり方に近づきます。次の4つは避けましょう。
NG①|キーワードを詰め込んだリンクを張る
プレスリリースの中に、上位を狙いたい検索語をリンクの文字にしたリンクを入れる方法は、作為的なアンカーテキストのリンクにあたるおそれがあります。
リンクの文字は、社名やサービス名、「公式サイト」など、読者がリンク先を想像できる言葉にします。
リンクの文字に、上位を狙う検索語を詰め込みません。
NG②|同じ原稿を大量のサイトに配る
リンクを増やす目的で、同じ原稿を多くのサイトに一度に載せるやり方もあります。Googleのスパムに関するポリシーでは、自動化されたプログラムやサービスで自分のサイトへのリンクを作ることも、リンクスパムの例に挙げられています。
配信先は、自社の発表を読んでほしい読者がいる場所に絞ります。記者には、それぞれの媒体に合わせて個別に案内するほうが、記事にしてもらえる可能性も高まります。
配信先は数ではなく、読んでほしい読者がいるかで選びます。
NG③|誇張した表現や不正確な数字を使う
目立たせたいあまり、根拠のない「業界初」「最高品質」といった言葉や、調べ方のあいまいな数字を使うと、記者や読者の信頼を失います。表示の内容によっては、景品表示法などの法令にかかわることもあります。
会社の信頼は、検索で選ばれるうえでも大切な土台です。発表は事実だけを、根拠とあわせて書きます。
信頼の考え方は、E-E-A-Tとはでも解説しています。
発表は事実だけを根拠とあわせて書き、誇張した表現は使いません。
NG④|お金を払った記事に評価を渡すリンクを張る
掲載料を払った記事広告やタイアップ記事で、検索の評価を渡す普通のリンクを張ってもらうのは、リンクの売買にあたるおそれがあります。
有料の記事は広告として扱い、リンクにはsponsoredなどの属性を付けてもらいます。広告として読者に届けること自体は、通常の経済活動の一部です。
過去に業者が作った不自然なリンクが気になる場合は、リンク否認ツールの記事も参考にしてください。
有料の記事は広告として扱い、評価を渡すリンクを張ってもらいません。

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プレスリリースの効果の測り方と、検索広告との組み合わせ

この章でわかること
- 測り方①|配信前の数字を控えておく
- 測り方②|社名での検索をSearch Consoleで見る
- 測り方③|紹介記事・リンクと問い合わせを記録する
- 組み合わせ④|発表の時期に検索広告で受け止める

プレスリリースの効果は、配信の直後と、しばらくたってからの2回に分けて表れます。上の図のように、時期ごとに見る数字を決めておきましょう。
測り方①|配信前の数字を控えておく
効果を比べるために、配信の前に、社名やサービス名での検索の数と、公式サイトの発表ページや関連ページの閲覧数を控えておきます。
比べる期間は、配信の前後で同じ長さにそろえます。季節や広告の出稿の変化など、ほかの要因で数字が動くこともあるため、配信以外の出来事もメモしておきます。
配信の前に、社名での検索とページの閲覧数を控えておきます。
測り方②|社名での検索をSearch Consoleで見る
Search Consoleの検索パフォーマンスで、社名やサービス名を含む検索語句に絞り込むと、指名検索の表示回数とクリック数の変化がわかります。
配信のあと数週間から数か月の変化を見て、発表をきっかけに名前で探す人が増えたかを確かめます。Search Consoleの基本は、Google Search Consoleについてで解説しています。
指名検索の変化は、Search Consoleで社名を含む語句に絞って確かめます。
測り方③|紹介記事・リンクと問い合わせを記録する
紹介記事が出た媒体、記事の中のリンクや社名の言及、記事から公式サイトへの訪問を、1つの表に記録します。最終的には、発表のページやサービスのページからの問い合わせの数も見ます。
どのネタが、どの媒体で、どんな成果につながったかを記録しておくと、次の発表のネタ選びの材料になります。
紹介記事・リンク・問い合わせを1つの表に記録し、次のネタ選びに使います。
組み合わせ④|発表の時期に検索広告で受け止める
発表の直後は、社名やサービス名での検索が一時的に増えることがあります。弊社カルテットは検索広告の運用を本業としているため、この時期に社名やサービス名での検索広告を出し、公式の発表ページへ案内する組み合わせも検討します。
広告の検索語句のレポートを見ると、発表を見た人がどんな言葉で検索したかもわかります。その言葉は、公式サイトのページやよくある質問を見直す材料になります。
広告とSEOの役割分担は、リスティング広告とSEOを併用するメリットでも紹介しています。発表から検索広告、サイトまでをまとめて設計したい方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングでもご相談を承っています。
発表の時期は、指名検索を検索広告と公式ページの両方で受け止めます。
まとめ|プレスリリースは、知ってもらう入口として正しく使う

この記事の要点
- プレスリリースのSEO効果は、紹介記事・指名検索・自然なリンクという配信後の広がりを通して表れる
- 配信サービスや転載先はリンクの数より届ける入口として見て、有料の記事は広告として扱う
- 独自の調査や新サービスなど、記者や読者が知りたくなるネタを選ぶ
- タイトルとリード文は正確に短く、リンクは正式な名前とURLで公式の発表ページに張る
- キーワードを詰め込んだリンク、大量配布、誇張、評価を渡す有料リンクは避ける
- 配信前の数字を控え、指名検索と紹介記事・問い合わせで効果を測る
プレスリリースは、被リンクを集めるための道具ではなく、自社の新しい取り組みを知ってもらうための入口です。価値のある発表を正確に伝え、公式サイトで受け止める準備をしておくことが、SEOにつながる一番の近道です。
配信のたびに効果を記録していけば、自社にとって広がりやすいネタと伝え方が見えてきます。
発表とサイト、検索広告をあわせた集客の進め方に迷ったら、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談をご利用ください。次の発表に向けて、受け止め方を一緒に整理します。

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