被リンクチェッカーとは、ほかのサイトから自社や競合のサイトに張られているリンクを集めて、数や質、リンクの言葉を一覧にするツールです。
自社のリンクは無料の公式ツールで確かめ、競合と比べるときだけチェッカーを足すと、費用をかけずに選びやすくなります。本記事では、おすすめのツールと選び方、調べた結果の判断のしかたを解説します。

| Google Search Console | Bing Webmaster Tools | Ahrefs | Semrush | SE Ranking | Moz Link Explorer | Majestic | Ubersuggest | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| できること | 自社サイトの 外部・内部リンク | 自社の被リンク ほか2サイトと比較 | 被リンク・参照ドメイン DRなどの指標 | 被リンク・Authority Score 新規と消失の印 | 参照ドメイン・アンカー 新規と消失・IP | DA・スパムスコア 競合にあるリンク元 | Trust Flow・参照IP 新規と消失 | DA・参照ドメイン 被リンクの推移 |
| 料金 | 無料 | 無料 | 月19,900円〜 (税抜) | 月139ドル〜 | 月17,455円〜 | 月49ドル〜 | 月49.99ドル〜 (税別) | 買い切り 45,990円 |
| 無料で使える範囲 | すべての機能 | すべての機能 | 無料の被リンク チェッカー | 無料プラン (1日10件まで) | 無料トライアル | 無料アカウントで 月10回 | 無料の検索・ 無料登録 | 無料のレポート (データの一部) |
| 向いている人 | すべての サイト運営者 | 無料で競合と 比べたい人 | 競合と細かく 比べたい人 | キーワードと まとめて見たい人 | 変化を定期的に 追いたい人 | 月に数回だけ 調べたい人 | リンクの質を 深く見たい人 | 費用を抑えて 続けたい人 |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
| 詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※表は横にスクロールできます。料金・機能は2026年11月時点で各ツールの公式サイトに掲載されている情報で、ドル建ての料金は表示のまま記載しています。
この記事でわかること
- 被リンクチェッカーで分かる「数」「質」「言葉」「変化」と、ツールごとに数字が違う理由
- 目的から選ぶ、被リンクチェッカーの3つの段階
- おすすめの被リンクチェッカー8選の機能と料金
- 調べた結果の判断のしかたと、気になるリンクを見つけたときの対応
- 被リンクを調べる手順と、正しく増やす方法
なお、調べた被リンクをどう判断すればよいか迷っている方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
Search Consoleのリンクの一覧を一緒に確かめ、気にするべきリンクと、気にしなくてよいリンクを整理します。

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問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
被リンクチェッカーとは?調べられる4つのこと

この章でわかること
- 定義①|被リンクチェッカーは、ほかのサイトからのリンクを一覧にする
- 定義②|分かるのは「数」「質」「言葉」「変化」の4つ
- 定義③|ツールごとに数字が違うのは、集めたリンクが違うから
- 定義④|DRやDAは各社の指標で、Googleの評価そのものではない

被リンクとは、ほかのサイトのページから、自社のサイトのページに向けて張られたリンクのことです。
Googleはリンクをページを見つける手がかりの一つとして使っているため、SEOでは、どんなサイトからリンクされているかを確かめることが大切です。
定義①|被リンクチェッカーは、ほかのサイトからのリンクを一覧にする
被リンクチェッカーは、ウェブ上のページを巡回して集めたリンクの情報から、調べたいサイトに向けたリンクを取り出して一覧にします。
自社サイトだけでなく、競合のサイトのURLを入れて、どこからリンクされているかを調べられるツールも多くあります。
一方、GoogleのSearch Consoleで見られるのは、所有権を確認した自社サイトのリンクだけです。
自社のリンクは公式ツールで、競合のリンクはチェッカーで調べると使い分けましょう。
定義②|分かるのは「数」「質」「言葉」「変化」の4つ
「数」は、被リンクの数と、リンクしているサイトの数である参照ドメインの数です。
参照ドメインとは、リンク元のサイトをドメイン単位で数えたもので、同じサイトから何本リンクがあっても1つと数えます。
「質」はリンク元の指標、「言葉」はリンクに使われているアンカーテキスト、「変化」は新しく見つかったリンクと消えたリンクです。
アンカーテキストとは、リンクとしてクリックできる部分の文字のことで、リンク先がどんなページかを伝える手がかりになります。
被リンクを調べるときは、数・質・言葉・変化の4つを分けて見ましょう。
定義③|ツールごとに数字が違うのは、集めたリンクが違うから
同じサイトを調べても、ツールによって被リンクの数は大きく違うことがあります。
各ツールは、それぞれが自分で集めたリンクの情報をもとに数えており、Search Consoleも、すべてのリンクを示しているわけではありません。
このレポートは、サイト上のすべてのリンクを網羅したものではありません。サイトの全体的なリンク プロファイルを把握するのに役立つ、内部リンクと外部リンクのサンプルが表示されます。
引用元:Search Console ヘルプ「リンクレポート」
Bing Webmaster Toolsのヘルプでも、表示される被リンクの詳細は代表的なリンクを選んだもので、すべての被リンクではないと説明されています。
ツールの数字は「サンプル」と考え、同じツールで時期を比べるようにしましょう。
定義④|DRやDAは各社の指標で、Googleの評価そのものではない
AhrefsのDR、MozのDA、MajesticのTrust Flowなどは、各社が自分のデータから計算した独自の指標です。
サイトの強さを比べる目安にはなりますが、Googleが順位を決めるときに使う評価と同じものではありません。
サイトの強さを表す指標の考え方は、ドメインパワーとはの記事で詳しく解説しています。
指標の数字は目安として使い、数字を上げること自体を目的にしないようにしましょう。
被リンクチェッカーの選び方|目的で3つの段階に分ける

この章でわかること
- 選び方①|自社のリンクだけなら、無料の公式ツールで足りる
- 選び方②|競合と比べるなら、無料版のチェッカーで当たりをつける
- 選び方③|定期的に追うなら、有料プランで新規と消失を記録する
- 選び方④|料金は、調べる回数とサイトの数で比べる

被リンクチェッカーは、無料で使えるものから、月に数万円かかるものまで幅があります。
何のために調べるのかを先に決めると、必要なツールと費用が自然に決まります。
選び方①|自社のリンクだけなら、無料の公式ツールで足りる
自社サイトがどこからリンクされているかを知りたいだけなら、Search ConsoleとBing Webmaster Toolsの2つで十分です。
どちらも無料で、Googleや Bingが見つけたリンクを、サイトの所有者として確かめられます。
Search Consoleでは、手動による対策の通知もあわせて確かめられるため、リンクの問題に気づく入口にもなります。
まずは2つの公式ツールに登録し、自社のリンクの全体像をつかみましょう。
選び方②|競合と比べるなら、無料版のチェッカーで当たりをつける
競合のサイトがどこからリンクされているかを知るには、他社のサイトを調べられるチェッカーが必要です。
Ahrefs、Semrush、Moz、Ubersuggestなどは、回数や表示する件数に限りはあるものの、無料で競合のリンクを調べられます。
Bing Webmaster Toolsでも、自社サイトと、ほかの2つのサイトまでの被リンクを比べられます。
競合を調べるときは、いくつかの無料版で当たりをつけてから、有料にするかを決めましょう。
選び方③|定期的に追うなら、有料プランで新規と消失を記録する
毎月の報告で、新しく増えたリンクや消えたリンクを追いたい場合は、有料プランのほうが手間が少なくなります。
有料プランでは、調べられる件数や回数が増え、リンクの履歴の記録や、条件を絞った一覧の書き出しが使えるようになります。
多くのツールに無料トライアルや返金保証があるため、使い勝手を試してから契約できます。
定期的に追う場合は、無料トライアルで画面の使いやすさを試してから契約しましょう。
選び方④|料金は、調べる回数とサイトの数で比べる
被リンクチェッカーの料金は、調べられる回数、表示できる件数、登録できるサイトの数で変わります。
たとえばMozの無料アカウントは月10回まで、Semrushの無料プランは主要なツール全体で1日10件までと、無料の範囲にも違いがあります。
自社と競合をあわせて何サイトを、どのくらいの頻度で調べるかを決めてから見積もると、必要以上のプランを選ばずに済みます。
契約の前に、調べるサイトの数と頻度を書き出しておきましょう。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
被リンクチェッカーおすすめ8選

この章で紹介する8ツール
- Google Search Console
- Bing Webmaster Tools
- Ahrefs
- Semrush
- SE Ranking
- Moz Link Explorer
- Majestic
- Ubersuggest
被リンクの調査を公式サイトで機能として明記し、機能と料金、無料で使える範囲を公式サイトで確かめられたツールを紹介します。

①Google Search Console|自社サイトの被リンクを無料で確かめる

Googleが無料で提供するサイト管理ツールで、「リンク」レポートで自社サイトへの外部リンクと内部リンクを確かめられます。
上位のリンクされているページ、上位のリンク元サイト、上位のリンク元テキストの表で、どのページが、どこから、どんな言葉でリンクされているかが分かります。
ヘルプでは、1つの表の行数は1,000行までで、エクスポートの「最新のリンク」では最大100,000行のリンクのサンプルを書き出せると説明されています。
見られるのは所有権を確認した自社サイトだけなので、すべてのサイト運営者が最初に開きたいツールです。
被リンクを調べるときは、まずSearch Consoleの一覧を基準にしましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 無料 |
| 無料で使える範囲 | すべての機能 |
| 公式サイト | 公式サイトを見る |
②Bing Webmaster Tools|自社の被リンクを、ほかの2サイトと比べる

Microsoftが無料で提供するサイト管理ツールで、「Backlinks」レポートで、Bingが見つけた参照ページ・参照ドメイン・アンカーテキストの数を確かめられます。
リンク元のドメインは最大1,500件まで一覧で見られ、CSVで書き出せるほか、アンカーテキストごとに、そのテキストを使っているリンク元も調べられます。
「Backlinks to any site」の機能では、自社サイトの被リンクを、ほかの2つのサイトまでと比べられます。
似たサイトの候補も示されるため、無料で競合との差をつかみたい人に向いています。
無料で競合と比べられる、数少ない公式ツールです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 無料 |
| 無料で使える範囲 | すべての機能 |
| 公式サイト | 公式サイトを見る |
③Ahrefs|無料版で競合の被リンクを手早く見る

被リンクやキーワードの分析で広く使われるSEOツールで、無料の被リンクチェッカーでは、サイトのURLを入れるだけで被リンクを確かめられます。
無料版でも、参照ドメイン数、被リンク数、ドメインレーティング(DR)、Ahrefsランク(AR)といった指標が分かります。
自社サイトなら、無料の「Ahrefs Free」でAhrefsのデータを使った分析ができ、有料のライトプランは月19,900円(税抜)からです。
公式サイトでは被リンクのインデックスは15分ごとに更新されると説明されており、新しいリンクを早めにつかみたい企業に向いています。
まずは無料の被リンクチェッカーで、自社と競合の参照ドメイン数を比べてみましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | ライト 月19,900円〜(税抜) |
| 無料で使える範囲 | 無料の被リンクチェッカー |
| 公式サイト | 公式サイトを見る |
④Semrush|キーワード調査とあわせて被リンクを見る

キーワード調査や競合分析で知られるSEOツールで、無料の被リンクチェッカーは、同社の被リンク分析(Backlink Analytics)のデータを使っています。
無料のチェックでは、被リンクの総数とリンク元のサイト数、Authority Score、上位の被リンク、dofollowの割合、新しく見つかったリンクや消えたリンクの印が分かります。
無料プランでは、主要なツール全体で1日10件までレポートを使え、クレジットカードの登録なしで試せます。
料金ページでは、SEOのプランが月139ドルからで、7日間の無料トライアルがあります。被リンクの詳しい分析を使えるプランは、申し込む前に確かめてください。
キーワード調査とあわせて被リンクも見たい場合に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 有料プランは月139ドル〜 |
| 無料で使える範囲 | 無料プラン(1日10件まで) |
| 公式サイト | 公式サイトを見る |
⑤SE Ranking|新しいリンクと消えたリンクを追う

順位計測やサイトの監査ができるSEOツールで、被リンクチェッカーでは、参照ドメインと被リンク、アンカーテキスト、被リンクの多いページを調べられます。
各リンクは、ドメイントラスト・ページトラストという独自の指標や、nofollowかどうか、画像かテキストかといった項目とあわせて表示されます。
有効・新規・消失の被リンクの数や、IPとサブネットごとのまとまりも見られるため、短い期間に増えたリンクの確認にも使えます。
料金はCOREプランが月17,455円からで、無料トライアルで試せます。順位の計測とあわせて、被リンクの変化を定期的に追いたい担当者に向いています。
アンカーテキストの偏りやIPのまとまりは、不自然なリンクを見つける手がかりになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | CORE 月17,455円〜 |
| 無料で使える範囲 | 無料トライアル |
| 公式サイト | 公式サイトを見る |
⑥Moz Link Explorer|無料アカウントで月10回まで調べる

米国のSEOツールMozの被リンク調査機能で、Mozの独自の指標であるドメインオーソリティ(DA)やページオーソリティ(PA)を確かめられます。
無料のMozコミュニティアカウントでも、スパムスコア、被リンク数、リンク元のドメイン数、アンカーテキスト、followとnofollowの数、新しく見つかったリンク元と消えたリンク元が分かります。
無料で調べられるのは月10回までで、有料のMoz Proには、月49ドルの入門のプランや、月99ドルのStandardプランがあります。
競合にはあって自社にはないリンク元を調べる機能もあるため、月に数回だけ競合と比べたい人に向いています。
スパムスコアは、気になるリンク元を確かめるときの目安として使いましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | Moz Pro 月49ドル〜 |
| 無料で使える範囲 | 無料アカウントで月10回 |
| 公式サイト | 公式サイトを見る |
⑦Majestic|被リンクの専門ツールで、質と分野を見る

2004年に創業した被リンク分析の専門ツールで、リンクの質を表すTrust Flowや、分野ごとのTopical Trust Flowという指標で知られています。
Site Explorerでは、参照ドメイン、参照IP、参照サブネットのほか、新しく見つかった被リンクと消えた被リンクも確かめられます。
料金はLiteプランが月49.99ドル(税別)からで、新規の利用者には、LiteとProのプランに7日間の返金保証があります。
トップページから無料で1回検索を試せるほか、無料の登録もできます。リンク元の分野の偏りまで見たい担当者に向いています。
Topical Trust Flowを見ると、リンク元が自社の分野と近いかを確かめられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | Lite 月49.99ドル〜(税別) |
| 無料で使える範囲 | 無料の検索・無料登録 |
| 公式サイト | 公式サイトを見る |
⑧Ubersuggest|日本語の画面で、無料から試す

マーケターのニール・パテル氏の会社が提供するSEOツールで、日本語の画面で被リンクを無料でチェックできます。
ドメインオーソリティ、参照ドメインの総数、nofollowを含む被リンク数に加えて、被リンクと参照ドメインの推移も確かめられます。
公式サイトでは、無料のレポートで見られるのはデータの一部で、アカウントを作ると、リンク元の詳しい分析やフィルターを使えると説明されています。
有料プランには買い切りの形もあり、Individualプランは45,990円です。ほかのSEOの機能とあわせて、費用を抑えて続けたい個人や小さな会社に向いています。
まずは無料のレポートで、自社と競合の参照ドメインの推移を見比べましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 買い切り 45,990円(Individual) |
| 無料で使える範囲 | 無料のレポート(データの一部) |
| 公式サイト | 公式サイトを見る |
調べた結果の判断のしかた|数より中身を見る

この章でわかること
- 判断①|まず参照ドメインの数と、その増え方を見る
- 判断②|リンク元が、自社の事業とつながりがあるかを見る
- 判断③|アンカーテキストが、検索語に偏っていないかを見る
- 判断④|気になるリンクを見つけても、すぐに否認しない
- 判断⑤|競合との差は、リンクされているページの中身で読む

被リンクチェッカーで一覧を出すと、知らないサイトや海外のサイトからのリンクが並んでいて、不安になることがあります。
大切なのは、数の多さに一喜一憂せず、リンクの中身を4つの観点で見て、対応が要るものだけを選び出すことです。
判断①|まず参照ドメインの数と、その増え方を見る
被リンクの数は、1つのサイトのフッターなどから大量に張られるだけで大きく増えるため、それだけでは実態をつかみにくい数字です。
まずは参照ドメインの数を見て、どれだけの数のサイトから紹介されているかを確かめます。
次に、記事の公開や取材のあとに少しずつ増えているのか、心当たりのない時期に一気に増えたのかを、増え方で確かめます。
被リンクは本数より、参照ドメインの数とその増え方を見ましょう。
判断②|リンク元が、自社の事業とつながりがあるかを見る
取引先、業界団体、地域のメディア、取材を受けた媒体など、事業とつながりのあるサイトからのリンクは、自然なリンクの代表です。
反対に、事業と関係のないサイトや、言葉の違う海外のサイトから大量にリンクされている場合は、どんなページからのリンクかを開いて確かめます。
ただし、海外のサイトや中身の薄いサイトからのリンクは、多くのサイトに自然に付いてしまうものでもあります。
リンク元は、事業とのつながりがあるかどうかで、残すか確かめるかを分けましょう。
判断③|アンカーテキストが、検索語に偏っていないかを見る
自然に紹介されたリンクでは、社名やサービス名、URL、記事のタイトルなど、アンカーテキストがばらつきます。
一方、「地域名 SEO 安い」のように、狙う検索語ばかりがアンカーテキストに並んでいる場合は、誰かが意図して張ったリンクかもしれません。
リンクスパムとは、検索ランキングを操作することを主な目的として、サイトへのリンクやサイトからのリンクを作成する行為です。
引用元:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
過去に外部の業者にリンクの獲得を頼んだことがある場合は、そのときに作られたリンクが残っていないかも確かめます。
アンカーテキストが特定の検索語に偏っていたら、そのリンクの成り立ちを確かめましょう。
判断④|気になるリンクを見つけても、すぐに否認しない
Search Consoleには、特定のリンクを評価の対象から外すよう伝えるリンクの否認のツールがあります。
ほとんどの場合、Google は詳しい情報を提供されなくても、どのリンクが信頼できるものかを評価することができます。そのため、ほとんどのサイトではこのツールを使う必要はありません。
引用元:Search Console ヘルプ「サイトへのリンクを否認する」
同じヘルプでは、否認が必要なのは、スパム行為のあるリンクや人為的なリンクが数多くあり、それが手動による対策の原因になっている、またはなりそうな場合とされています。
否認の考え方と使い方は、リンク否認ツールの解説記事で紹介しています。
手動による対策の通知がなければ、否認を急がず、まずはリンクの成り立ちを確かめましょう。
判断⑤|競合との差は、リンクされているページの中身で読む
競合のほうが参照ドメインが多いときは、数を追いかけるより、競合のどのページがリンクされているかを見ます。
調査データ、用語の解説、無料で使える資料など、ほかのサイトが紹介したくなるページに、リンクが集まっていることがよくあります。
競合にはあって自社にはないリンク元が、業界団体やメディアの場合は、自社も紹介してもらえる余地がないかを考えます。
競合との差は、リンクされているページの型と、リンク元の種類から読み取りましょう。

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被リンクを調べる4つの手順

この章でわかること
- 手順①|Search Consoleのリンクのレポートを書き出す
- 手順②|無料版のチェッカーで、競合を2〜3社調べる
- 手順③|リンク元の一覧に、判定の列を足す
- 手順④|月に1回、新しいリンクと消えたリンクを見る

被リンクの調査は、一度で終わらせるより、決まった手順で定期的に見るほうが、変化に気づきやすくなります。
ここでは、無料のツールから始められる4つの手順を紹介します。
手順①|Search Consoleのリンクのレポートを書き出す
Search Consoleの「リンク」を開き、上位のリンク元サイトと、上位のリンクされているページを確かめます。
右上のエクスポートから「最新のリンク」を書き出すと、リンク元のページの一覧を表計算ソフトで扱えます。
Search Consoleの基本は、Google Search Consoleの解説記事で紹介しています。
最初に、Search Consoleから自社のリンクの一覧を書き出しておきましょう。
手順②|無料版のチェッカーで、競合を2〜3社調べる
検索結果で自社より上に出ている競合を2〜3社選び、無料版のチェッカーで参照ドメインの数と、リンクされている上位のページを調べます。
ツールごとに数字が違うため、自社と競合は同じツールで調べ、同じ物差しで比べます。
競合にはあって自社にはないリンク元が見つかったら、一覧に書き留めておきます。
自社と競合は、同じツールの同じ指標で比べましょう。
手順③|リンク元の一覧に、判定の列を足す
書き出した一覧に「判定」の列を足し、リンク元ごとに「残す」「様子見」「確認」の印を付けます。
判定には、この記事の見極めシートの4つの観点(関係・言葉・増え方・置かれ方)を使います。
「確認」になったものだけを開いて中身を見ると、すべてのリンクを1件ずつ見るより手間が少なくなります。
一覧に判定の列を足し、確かめるリンクだけを選び出しましょう。
手順④|月に1回、新しいリンクと消えたリンクを見る
月に1回、前の月の一覧と見比べて、新しく増えたリンクと、消えたリンクを確かめます。
取材や記事の公開のあとにリンクが増えていれば、そのページの型が紹介されやすいことが分かります。
大事なリンクが消えていたら、リンク先のページを消したりURLを変えたりしていないかを確かめます。
毎月の点検で、リンクが増えたきっかけと、消えた理由を記録しましょう。
被リンクを正しく増やす4つの方法

この章でわかること
- 増やし方①|リンクされているページの型を増やす
- 増やし方②|取引先・団体・メディアに、正しく紹介してもらう
- 増やし方③|リンクの売買や、大量の相互リンクはしない
- 増やし方④|検索広告のデータで、紹介されやすいテーマを探す

被リンクチェッカーで分かった差を埋めるときは、リンクを集めることより、紹介したくなる理由を作ることから考えます。
近道に見える方法の中には、Googleのポリシーに反するものもあるため、増やし方の線引きを先に押さえておきます。
増やし方①|リンクされているページの型を増やす
被リンクチェッカーで自社や競合のリンクされているページを見ると、紹介されやすいページの型が見えてきます。
自社で集めた調査データ、業界の用語の解説、すぐに使えるチェックリストなどは、ほかのサイトが出典として紹介しやすいページです。
すでにリンクされているページと同じ型で、テーマを変えたページを足すと、リンクが集まる入口が増えます。
リンクを集めるより、紹介される理由のあるページを増やしましょう。
増やし方②|取引先・団体・メディアに、正しく紹介してもらう
取引先の導入事例や、加盟している業界団体の会員一覧に、自社のサイトが正しく載っているかを確かめます。
社名だけでURLが載っていない場合や、古いURLのままの場合は、正しい情報で載せてもらえるようお願いします。
業界のメディアに取材や寄稿の形で取り上げてもらうことも、事業とつながりのある自然なリンクにつながります。
まずは、すでに付き合いのある相手のサイトで、自社の紹介が正しいかを確かめましょう。
増やし方③|リンクの売買や、大量の相互リンクはしない
Googleのスパムに関するポリシーでは、リンクスパムの例として、次のような行為を挙げています。
ランキングを上げることを目的としたリンクの売買。
引用元:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
同じポリシーでは、過剰な相互リンクや、質の低いディレクトリやブックマークサイトのリンクも、リンクスパムの例として挙げられています。
お金や見返りでリンクを集める方法は使わず、紹介される理由を作る方法だけを選びましょう。
増やし方④|検索広告のデータで、紹介されやすいテーマを探す
カルテットは検索広告の運用を本業としており、広告の検索語句のデータを、SEOのテーマ選びにも使っています。
広告で多く検索され、問い合わせにもつながっている悩みは、業界の人にとっても関心の高いテーマであることが多く、調査データや解説のページにすると紹介されやすくなります。
広告とSEOを組み合わせる考え方は、リスティング広告とSEOを併用するメリットで解説しています。
被リンクの調査やページの企画に迷う場合は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングでもご相談を承っています。
広告の検索語句のデータから、業界で関心の高いテーマを選んでページにしましょう。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
被リンクチェッカーのよくある質問

この章でわかること
- 質問①|無料のツールだけで足りますか?
- 質問②|被リンクの数が減ったら、順位も下がりますか?
- 質問③|知らないサイトからリンクされていたら、どうすればいい?
- 質問④|被リンクを増やす代行を頼んでもいいですか?
被リンクチェッカーについて、会社のWeb担当者からよく受ける質問に答えます。
迷ったときは、そのリンクが読む人の役に立つ紹介かどうかを考えると判断しやすくなります。
質問①|無料のツールだけで足りますか?
自社のリンクを確かめるだけなら、Search ConsoleとBing Webmaster Toolsの無料の機能で足ります。
競合と比べたい場合も、まずは無料版のチェッカーで十分なことが多く、毎月の報告で変化を追う段階になってから有料を考えます。
無料の範囲で足りない場面がはっきりしてから、有料プランを選びましょう。
質問②|被リンクの数が減ったら、順位も下がりますか?
被リンクの数が減っても、それだけで順位が下がるとは限りません。
チェッカーの数字は各ツールが集めたサンプルの集計なので、ツールのデータの更新で増えたり減ったりすることもあります。
順位が下がっている場合は、被リンクの数だけでなく、ページの中身や検索結果の変化もあわせて確かめます。
数字の増減だけで判断せず、どのリンクが消えたのかを中身で確かめましょう。
質問③|知らないサイトからリンクされていたら、どうすればいい?
知らないサイトや海外のサイトからのリンクは、多くのサイトに自然に付いてしまうもので、多くの場合はそのままで問題ありません。
Googleのヘルプでも、ほとんどのサイトでは否認のツールを使う必要はないと説明されています。
手動による対策の通知が届いた場合や、自社で過去に作った不自然なリンクがある場合にだけ、削除の依頼や否認を考えます。
知らないリンクを見つけても慌てず、手動による対策の通知があるかを先に確かめましょう。
質問④|被リンクを増やす代行を頼んでもいいですか?
リンクを売買したり、お金を払ってリンクを張ってもらったりするサービスは、Googleのスパムに関するポリシーに反するおそれがあります。
頼むなら、紹介されやすいページの企画や、取材・寄稿の機会づくりなど、自然なリンクにつながる支援かどうかを確かめます。
「何本のリンクを付けます」と本数を約束するサービスは、どうやってリンクを作るのかを詳しく確かめてから判断します。
リンクの本数を約束するサービスではなく、紹介される理由を作る支援を選びましょう。
まとめ|被リンクチェッカーは「無料で始めて、中身で判断する」

この記事の要点
- 被リンクチェッカーは、ほかのサイトからのリンクの数・質・言葉・変化を一覧にするツール
- 自社のリンクはSearch ConsoleとBing Webmaster Toolsで無料で確かめる
- 競合と比べるなら無料版で当たりをつけ、定期的に追うなら有料プランを試してから選ぶ
- 結果は参照ドメインの数、事業とのつながり、アンカーテキスト、増え方で判断し、すぐに否認しない
- リンクの売買はせず、紹介される理由のあるページと、取引先・メディアでの正しい紹介で増やす
被リンクチェッカーは、数字を眺めるための道具ではなく、どんなページが、どんな相手から紹介されているかを知るための道具です。
無料のツールで自社のリンクを押さえ、競合との差をページの中身で読み解けば、次に作るべきページが見えてきます。
被リンクの状況をプロと一緒に確かめたい方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
Search Consoleのリンクの一覧と競合の状況を伺い、気にするべきリンクと、増やすためのページの企画を一緒に整理します。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。