AI検索対策とは、ChatGPTやGoogleのAIによる概要などが回答を作るとき、自社サイトの情報を材料に使ってもらう取り組みです。
特別な裏技はなく、AIのクローラーが入れるか、答えが文字で書いてあるかを点検するのが近道です。本記事では、AI検索ごとの違いと自社サイトでできる対策、効果の測り方を解説します。

この記事でわかること
- AI検索が回答を作る流れと、自社サイトが選ばれる前提
- Google・ChatGPT・Perplexity・Copilot・Claudeの情報の集め方
- 自社サイトでできる対策を、4つの段階で点検する方法
- AI検索に出す情報と、学習に使わせない情報の分け方
- Search Consoleなどでの効果の測り方と、最初の3か月の進め方
なお、自社がAIの回答にどう出ているか気になる方は、カルテットコミュニケーションズのAIO・LLMOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
サイトの設定と、追うべき質問の決め方を、検索広告のデータも使いながら一緒に整理します。

カルテットのAIO(AI検索対策)コンサルティング
ChatGPT・Gemini・GoogleのAIによる概要で、自社が引用・推奨される状態をつくる支援です。今の見え方の診断から、コンテンツや会社情報・構造化データの整備、引用状況の計測までまとめて対応します。
AI検索対策とは?AIの回答の材料に自社サイトを選んでもらう取り組み

この章でわかること
- 基本①|AI検索は、検索で集めたページから回答を組み立てる
- 基本②|GoogleのAI機能に、特別な追加の要件はない
- 基本③|AI検索対策は、SEOの土台に「AIごとの違い」を足すもの

AI検索は、質問に対して文章で答えを返し、その根拠としてウェブページへのリンクを示す仕組みです。
AI検索対策は、その根拠のページとして自社サイトが選ばれる状態をつくることを目指します。
基本①|AI検索は、検索で集めたページから回答を組み立てる
Googleによると、AIによる概要とAIモードは、関連する複数のサブトピックについて検索を行い、その結果をもとに回答を組み立てる「クエリ ファンアウト」という手法を使う場合があります。
つまり、1つの質問の裏では、言い回しの違う検索がいくつも行われ、その結果に出たページが材料になります。
また、AIモードとAIによる概要でも、使うモデルや手法が違うことがあるため、同じ質問でも出るリンクが変わることがあります。
AIの回答に出るには、まず関連する検索で見つかるページであることが前提です。
基本②|GoogleのAI機能に、特別な追加の要件はない
GoogleのAI機能で根拠のリンクとして出るための条件について、Googleは次のように説明しています。
AI による概要や AI モードでサポートリンクとしてページが表示されるには、ページがインデックスに登録されており、Google 検索でスニペットが表示され、検索の技術的要件を満たしている必要があります。これ以外に追加の技術要件はありません。
引用元:Google検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」
同じページでは、AI機能のために新しいAI向けのテキストファイルや特別な構造化データを作る必要はないとも書かれています。
GoogleのAI機能への対策は、インデックスとスニペットの表示を確かめることから始めましょう。
基本③|AI検索対策は、SEOの土台に「AIごとの違い」を足すもの
Googleでの土台は、これまでのSEOと同じです。違いが出るのは、Google以外のAI検索が、それぞれ別のクローラーや仕組みで情報を集めている点です。
AIO・LLMO・GEOなど呼び方の違いは、SEO・AEO/GEO・AIO・LLMOの違いで整理しています。
SEOの土台を固めたうえで、AI検索ごとの集め方の違いに合わせて設定を見直しましょう。
主なAI検索サービスと、情報の集め方の違い

この章でわかること
- サービス①|GoogleのAIによる概要・AIモード
- サービス②|ChatGPTの検索
- サービス③|Perplexity
- サービス④|MicrosoftのCopilot
- サービス⑤|Claude

AI検索のクローラーには、検索や回答のためにページを集める検索用クローラーと、モデルの学習などに使う学習用クローラーがあります。
ここでは、各社の公式ドキュメントをもとに、サービスごとの違いを紹介します(2026年11月時点)。
サービス①|GoogleのAIによる概要・AIモード
GoogleのAI機能は、Google検索に組み込まれた機能で、ページを集めるのは通常の検索と同じGooglebotです。
そのため、Google検索に載っていて、スニペットが表示されるページであることが前提になります。
AI機能に表示されたページの数字も、Search Consoleで確かめられます。
Googleでは、AI専用の設定より、検索でのインデックスの状態を先に見ましょう。
サービス②|ChatGPTの検索
OpenAIのクローラーの説明によると、ChatGPTの検索機能で検索結果にサイトを表示するために使われるのはOAI-SearchBotです。
一方、生成AIの基盤モデルを役立つものにするために使われるのはGPTBotで、目的が分かれています。
OAI-SearchBotを拒否したサイトは、ChatGPTの検索の回答には表示されないとされています。
ChatGPTの検索に出たいなら、OAI-SearchBotを止めていないかを確かめましょう。
サービス③|Perplexity
Perplexityの公式ドキュメントでは、PerplexityBotはPerplexityの検索結果にサイトを表示し、リンクするためのもので、AIの基盤モデルのためのクロールには使わないと説明されています。
ユーザーの操作に応じてその場でページを開くPerplexity-Userは、ユーザーが依頼した取得のため、一般にrobots.txtの指定に従わないとされています。
Perplexityの回答に出たいなら、robots.txtでPerplexityBotを許可しておきましょう。
サービス④|MicrosoftのCopilot
Microsoftは、CopilotやBingのAI要約での引用の状況を、Bing Webmaster ToolsのAI Performance(パブリックプレビュー)で公開しています。
このレポートでは、AIが情報を探すときに使った語句(Grounding queries)も見られることから、Bingの検索の仕組みで集めたページが材料になっていると考えられます。
同じ説明の中で、Bingはrobots.txtなどで示されたサイト運営者の意向を尊重するとしています。
Copilotでの見え方を知るには、Bing Webmaster Toolsへの登録が入口になります。
サービス⑤|Claude
Anthropicのヘルプ記事では、検索結果の質を高めるために巡回するClaude-SearchBot、生成AIモデルのために使われるClaudeBot、ユーザーの質問に応じてページを取りに行くClaude-Userの3つが説明されています。
Claude-SearchBotを止めると、検索のためにコンテンツをインデックスできなくなるとされています。
Claudeの検索に出たいなら、Claude-SearchBotを止めないようにしましょう。

カルテットのAIO(AI検索対策)コンサルティング
ChatGPT・Gemini・GoogleのAIによる概要で、自社が引用・推奨される状態をつくる支援です。今の見え方の診断から、コンテンツや会社情報・構造化データの整備、引用状況の計測までまとめて対応します。
自社サイトでできるAI検索対策|4つの段階で点検する

この章でわかること
- 対策①|AIの検索用クローラーを、robots.txtとCDNで止めていないか確かめる
- 対策②|インデックスとスニペットの設定を確かめる
- 対策③|質問への答えを、ページの中の文字で書く
- 対策④|会社・料金・対応地域などの事実を、どこでもそろえる
- 対策⑤|自社にしかない一次情報を足す
- 対策⑥|Bing Webmaster Toolsにもサイトを登録する

自社サイトの対策は、届く・読める・そろう・選ばれるの4つの段階で、下から順に点検します。
GoogleのAIによる概要に向けた考え方は、AIO最適化(AI Overview)の解説も参考にしてください。
対策①|AIの検索用クローラーを、robots.txtとCDNで止めていないか確かめる
最初に確かめたいのは、AIの検索用クローラーがサイトに入れるかどうかです。Googleは、SEOの基本として次の点を挙げています。
クロールが robots.txt に加え、CDN またはホスティング インフラストラクチャで許可されていることを確認します。
引用元:Google検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」
robots.txtで許可していても、CDNやWAFのボット対策の設定で、AIのクローラーをまとめて止めていることがあります。
robots.txtだけでなく、CDNやWAFのボット対策の設定も、制作会社と一緒に確かめましょう。
対策②|インデックスとスニペットの設定を確かめる
GoogleのAI機能には、ページがインデックスに登録され、スニペットが表示できる状態であることが必要です。
サービスページや料金ページに、誤ってnoindexやnosnippetが入っていないかを、Search ConsoleのURL検査で確かめます。
Search Consoleの基本は、Google Search Consoleについての解説で紹介しています。
AIに紹介してほしいページほど、インデックスとスニペットの状態を先に確かめましょう。
対策③|質問への答えを、ページの中の文字で書く
Googleは、重要なコンテンツをテキスト形式で示すことをSEOの基本に挙げています。
料金表や対応地域を画像の中だけで見せていると、AIが答えの材料として読み取りにくくなります。
「料金はいくらか」「どの地域に対応しているか」「どれくらいで始められるか」など、問い合わせでよく聞かれる質問には、ページの中で1〜2文の答えを先に書きます。
よく聞かれる質問への答えは、ページの中に文字で、短く言い切る形で書きましょう。
対策④|会社・料金・対応地域などの事実を、どこでもそろえる
AI検索は、自社サイトだけでなく、地図の情報やほかのサイトの紹介ページも材料にします。
Googleも、構造化データをページに表示されるテキストと一致させることや、Merchant Centerとビジネスプロフィールの情報を最新にすることを挙げています。
サイトの会社概要、ビジネスプロフィール、ポータルサイトや比較サイトの掲載情報で、住所や料金、対応地域が食い違っていないかを確かめます。
会社の基本情報は1か所に正本を決め、ほかの場所をそれに合わせましょう。
対策⑤|自社にしかない一次情報を足す
どの会社のサイトにも書いてある一般論だけでは、AIが自社のページを選ぶ理由がありません。
料金の決め方、対応の流れ、問い合わせで実際に多い質問への答えなど、自社だから書ける情報を足します。
数字を載せるなら、自社で確かめられるものだけにし、どの期間の何の数字かを添えます。
営業や現場が毎日答えていることこそ、AIの回答の材料になる一次情報です。
対策⑥|Bing Webmaster Toolsにもサイトを登録する
Google向けのSEOだけを進めていると、Bing側の状況は見落としがちです。
Bing Webmaster Toolsにサイトを登録してサイトマップを送っておくと、Bingでの登録の状況に加えて、CopilotなどAIでの引用の状況も確かめられます。
Search Consoleと同じように、Bing Webmaster Toolsも月に1回は開きましょう。
AI検索に出す情報と、学習に使わせない情報を分ける

この章でわかること
- 制御①|検索用と学習用のクローラーは、別々に設定できる
- 制御②|Googleでは、AI機能だけを止める設定はない
- 制御③|robots.txtの書き方の例

「AI検索には出たいが、自社の文章をモデルの学習には使ってほしくない」と考える会社もあります。
各社のクローラーの役割を知っておけば、どこまでを許可するかを自分で決められます。
制御①|検索用と学習用のクローラーは、別々に設定できる
OpenAIは、クローラーごとの設定について次のように説明しています。
Each setting is independent of the others – for example, a webmaster can allow OAI-SearchBot in order to appear in search results while disallowing GPTBot to indicate that crawled content should not be used for training OpenAI’s generative AI foundation models.
引用元:OpenAI「Overview of OpenAI Crawlers」
(和訳:各設定は互いに独立しています。たとえば、検索結果に表示されるためにOAI-SearchBotを許可しながら、GPTBotを拒否して、クロールしたコンテンツをOpenAIの生成AI基盤モデルの学習に使わないよう示すことができます。)
AnthropicもClaude-SearchBotとClaudeBotを分けており、学習用だけを拒否する設定ができます。
学習用を拒否するときは、検索用まで一緒に止めていないかを確かめましょう。
制御②|Googleでは、AI機能だけを止める設定はない
GoogleのAI機能は検索に組み込まれているため、検索とは別にAI機能だけを止める設定はありません。Googleは次のように案内しています。
検索に表示されるページからの情報を制限するには、nosnippet、data-nosnippet、max-snippet、noindex コントロールを使用します。
引用元:Google検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」
また、Geminiの学習などに使わせないためのGoogle-Extendedについて、Googleは検索への影響を次のように説明しています。
Google-Extended が Google 検索でのサイトの登録に影響したり、Google 検索でのランキング シグナルとして使用されたりすることはありません。
引用元:Google「Google の一般的なクローラー」
Googleで制限したい情報は、ページ単位のスニペットの設定で絞りましょう。
制御③|robots.txtの書き方の例
検索用は許可し、学習用は拒否する場合のrobots.txtは、たとえば次のようになります。
# 検索・回答に使うクローラーは許可する(例) User-agent: OAI-SearchBot Allow: / User-agent: PerplexityBot Allow: / User-agent: Claude-SearchBot Allow: / # モデルの学習などに使うクローラーは拒否する(例) User-agent: GPTBot Disallow: / User-agent: ClaudeBot Disallow: / User-agent: Google-Extended Disallow: /
Googlebotは書いていないため、通常どおりクロールされます。ユーザーエージェントの名前は変わることがあるため、各社の公式ドキュメントで最新のものを確かめてから書きます。
robots.txtを変えたら、意図しないクローラーまで止めていないかをその日のうちに見直しましょう。

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AI検索対策の効果の測り方

この章でわかること
- 測定①|Search Consoleの生成AIパフォーマンス レポートを見る
- 測定②|Bing Webmaster ToolsのAI Performanceを見る
- 測定③|アクセス解析で、AIサービスからの訪問を分ける
- 測定④|決めた質問で、AIの回答を定点観測する

AIでの見え方は、1つの数字だけでは分かりません。
公式のレポート、アクセス解析、決めた質問での観測を組み合わせて、変化を追います。
測定①|Search Consoleの生成AIパフォーマンス レポートを見る
Googleでの見え方は、Search Consoleで確かめます。ヘルプでは、このレポートを次のように説明しています。
生成 AI パフォーマンス レポートには、Google 検索の生成 AI 機能におけるサイト パフォーマンスに関するデータが表示されます。
引用元:Search Console ヘルプ「生成 AI パフォーマンス レポート(検索)」
ヘルプによると、2026年8月31日付けで世界中のすべてのウェブサイトにリリースされ、AIによる概要とAIモードでの表示回数を、ページ・国・デバイス・日付で見られます。
まずはどのページがAI機能に使われているかを、ページ別に確かめましょう。
測定②|Bing Webmaster ToolsのAI Performanceを見る
CopilotやBingのAI要約での見え方は、Bing Webmaster ToolsのAI Performanceで確かめます。
引用の合計数、1日あたりに引用されたページ数の平均、ページごとの引用数、AIが使った語句のサンプルなどが見られます。
ただし、引用数は回答の中での位置や順位を示すものではないとされています。
Bingでは、どのページがどんな語句で引用されたかを手がかりにしましょう。
測定③|アクセス解析で、AIサービスからの訪問を分ける
アクセス解析では、AIサービスのサイトから来た訪問が、参照元として記録されることがあります。
AIサービスから来た訪問と、そこからの問い合わせを、ほかの訪問と分けて見られるようにしておきます。
ただし、アプリからの訪問などは参照元が残らないこともあるため、数字は少なめに出る前提で見ます。
AIからの訪問は、件数より、問い合わせにつながったかで評価しましょう。
測定④|決めた質問で、AIの回答を定点観測する
ChatGPTやPerplexityでの見え方は、公式の無料レポートでは見られません。
そこで、狙う質問を決め、決まった間隔でAIに聞いて、自社が出るか、どのページが引用されるかを記録する定点観測を行います。
AIの回答は同じ質問でも変わるため、1回の結果ではなく、数週間の推移で判断します。
質問ごとに「出た・出ない」と引用されたURLを残すだけでも、十分に役立ちます。
AI検索対策の進め方|検索広告のデータを使った最初の3か月

この章でわかること
- 1か月目|届く・読める・そろうを点検する
- 2か月目|広告の検索語句と問い合わせから、追う質問を決める
- 3か月目|答えになるページを書き直し、測り始める

弊社カルテットは広告運用の会社なので、検索広告のデータを使って、AI検索で追う質問を決める進め方を紹介します。
最初の3か月は、ページを増やすより、点検と質問の決定に時間を使います。
1か月目|届く・読める・そろうを点検する
robots.txt、CDNやWAFのボット対策、主要なページのインデックスとスニペットの状態を確かめます。
あわせて、会社概要・ビジネスプロフィール・外部の掲載情報で、住所や料金、対応地域のずれを洗い出します。
1か月目の終わりに、直す場所の一覧ができている状態を目指しましょう。
2か月目|広告の検索語句と問い合わせから、追う質問を決める
リスティング広告を出しているなら、検索語句のレポートで問い合わせにつながった言葉を、AIへの質問の形に直します。
たとえば「名古屋 税理士 法人」で問い合わせが多ければ、「名古屋で法人に強い税理士は?」のような質問にします。
営業や問い合わせで多い質問も足し、20〜30個に絞ります。広告とSEOの組み合わせ方はリスティング広告とSEOを併用するメリットも参考にしてください。
追う質問は、売上につながる言葉から選ぶと、改善の優先順位が決めやすくなります。
3か月目|答えになるページを書き直し、測り始める
決めた質問ごとに、答えになるページを1つ決め、足りない情報を書き足します。
書き直したページは、Search ConsoleとBing Webmaster Toolsで表示を確かめ、定点観測の記録も始めます。
質問の選び方や直す順番に迷う場合は、カルテットのAIO・LLMOコンサルティングでもご相談を受け付けています。
3か月目からは、毎月の記録をもとに次に直すページを決める流れを回しましょう。

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AI検索対策のよくある質問

この章でわかること
- 質問①|AI検索対策とSEOは、別に進める必要がありますか?
- 質問②|llms.txtを置けば、AI検索に強くなりますか?
- 質問③|AIに自社のことを間違って書かれたら、どうすればいいですか?
- 質問④|学習用のクローラーを拒否すると、AI検索に出なくなりますか?
- 質問⑤|効果が出るまで、どのくらいかかりますか?
AI検索対策について、よく聞かれる質問に、各社の公式ドキュメントをもとに答えます。
質問①|AI検索対策とSEOは、別に進める必要がありますか?
Googleでは、AI機能のための追加の要件はなく、これまでのSEOの基本がそのまま土台になります。
別に足すのは、Google以外のAIのクローラーの設定と、決めた質問での見え方の確認です。
SEOの計画の中に、AIごとの設定と定点観測を組み込む形で進めましょう。
質問②|llms.txtを置けば、AI検索に強くなりますか?
llms.txtは、AI向けにサイトの概要を伝えるファイルとして提案されたものですが、効果は確かめられていません。
Googleは、AI機能に表示されるために、AI向けのテキストファイルを新たに作る必要はないとしています。
llms.txtより先に、クローラーの設定と答えになるページの中身を整えましょう。
質問③|AIに自社のことを間違って書かれたら、どうすればいいですか?
まず、自社サイトの会社概要やサービスのページに、正しい情報が文字で書かれているかを確かめます。
次に、ビジネスプロフィールや外部の掲載情報に古い情報が残っていないかを見て、直せるものから直します。
多くのAIサービスには回答へのフィードバックの機能もあるため、あわせて知らせておきます。
AIの誤りは、材料になっている情報の誤りを直すことから手をつけましょう。
質問④|学習用のクローラーを拒否すると、AI検索に出なくなりますか?
各社の説明では、検索用と学習用のクローラーは分かれています。たとえばGPTBotを拒否しても、OAI-SearchBotを許可していれば、ChatGPTの検索には出られます。
Googleでも、Google-ExtendedはGoogle検索でのサイトの登録やランキングに影響しないとされています。
学習用だけを拒否するなら、検索用の許可をそのまま残しておきましょう。
質問⑤|効果が出るまで、どのくらいかかりますか?
設定を直しても、クローラーが次にページを訪れるまでは反映されません。また、AIの回答は日によって変わります。
そのため、直した月だけで判断せず、少なくとも数か月は同じ質問で推移を見ます。
効果は、毎月の記録を並べて、質問ごとの出方の変化で判断しましょう。
まとめ|AI検索対策は、届く・読める・そろうの点検から始める

この記事の要点
- AI検索は、検索で集めたページから回答を組み立てる。GoogleのAI機能に特別な追加の要件はない
- Google・ChatGPT・Perplexity・Copilot・Claudeで、情報を集めるクローラーや仕組みが違う
- 自社サイトは、届く・読める・そろう・選ばれるの4つの段階で、下から順に点検する
- 検索用と学習用のクローラーは別々に設定できる。Googleでは、AI機能だけを止める設定はない
- Search Console・Bing Webmaster Tools・アクセス解析・定点観測を組み合わせて効果を測る
AI検索対策は、AIのための特別なファイルを作ることではなく、AIが材料を集めに来たときに、正しい答えがすぐ見つかるサイトにしておくことです。
まずはrobots.txtとCDNの設定を確かめ、追う質問を決めてください。
AIでの見え方の測り方や改善の進め方に迷ったら、カルテットコミュニケーションズのAIO・LLMOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
検索広告のデータも使いながら、追うべき質問と直す順番を一緒に考えます。
※各社のクローラーやレポートの内容は、2026年11月時点で各社の公式ドキュメントに掲載されている情報です。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。

カルテットのAIO(AI検索対策)コンサルティング
ChatGPT・Gemini・GoogleのAIによる概要で、自社が引用・推奨される状態をつくる支援です。今の見え方の診断から、コンテンツや会社情報・構造化データの整備、引用状況の計測までまとめて対応します。