リスティング広告 運用代行サービス|株式会社カルテットコミュニケーションズ|Yahoo広告/Google広告正規代理店

Google Analyticsの新機能ユーザーエクスプローラーが実に面白い

公開日:
更新日:

Google Analyticsには定期的にいろいろな機能が実装されます。最近ですとコホート分析なども実装されていますが、2016年4月に入ってユーザーエクスプローラーという機能が追加されました。

まだベータ版で一部アカウントのみという噂ですが、結構使える方が多いのでそこまでの限定的なものでもないようです。

少し触ってみたのですが、面白い機能でしたので紹介します。

ユーザーエクスプローラーとは?

ユーザーエクスプローラーはユーザー個別のサイト内の動きを把握できる機能(セッションまたぎも含む)です。

今までもユーザーフローなどを使えば、同セッション内のユーザー全体や一定条件でセグメントユーザーの動きをサマリー的に見ることはできました。(下図はユーザーフローイメージ図)

スクリーンショット_040616_050944_PM

ですが、ユーザーエクスプローラーを使うことでユーザー個別のサイト内での動きを簡単に把握できるようになりました。

ユーザーエクスプローラーの基本的な使い方

使えるようになっているアカウントであれば、Google Analyticsのユーザーのカテゴリの中にユーザーエクスプローラーという項目があるはずなのでこれをクリックします。

スクリーンショット_040616_051220_PM

これをクリックすると、下記のようなクライアントIDの一覧画面が出てきます。

スクリーンショット_040616_051533_PM_040616_053146_PM

クライアントIDはGoogle Analytics上でユーザーを識別するためにつけられたユニークなIDのことです。セッションをまたいだとしても、クライアントIDが同じであれば同一ユーザーとして計測されます。

ここから各クライアントIDをクリックすることで下記のような形で、ユーザー個別のサイト内での動き方が見れるようになります。

スクリーンショット_040616_053100_PM

こちらのユーザーについてですが左の赤枠にある情報を見ると、

  • ユーザーを獲得した日付:2015年1月18日
  • 集客チャネル:Organic Search
  • デバイスカテゴリ:desktop

となっていますので、このユーザーがサイトを見始めた時期(現在のクライアントIDが付与された時期)が2015年1月18日ということで、集客チャネルとデバイスカテゴリは主に使われるものという意味だと予測するのですが自然検索、デスクトップということです。

このユーザーが見たページなどが時系列で時間も記載してまとめられていますし、ページがhtmlファイル名ではなくページタイトルで記載されているので、どういったページを見られているのかが分かりやすいですね。

応用編

具体的な使い方を思い浮かべると、CVユーザーがどう動いたか知りたい!ということが多そうな気がします。

その場合はユーザーエクスプローラーのクライアントID一覧の画面で、CVユーザーのみのセグメントを追加することでそのユーザーのみのクライアントID一覧になります。

そうすることで、CVユーザーのみのサイトでの動き方が調べやすくなりますね。

スクリーンショット_040616_055804_PM

まとめ

ユーザーがどうやってページを見ているか知りたい、というのはよくあるお話です。こういった形で分かりやすく分析できるようになったのは非常にありがたいですね。

とはいえデータを見て満足!というだけでは意味が無いので、データ出しに時間がかからなくなった分、何をすれば良いのか考える時間に頭を使うようにしたいですね。

 

 

1営業日以内に返信いたします 広告の運用代行についてのお問い合わせはこちら
シェアする

ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


リスティング広告の
情報をお届け

メルマガではリスティング広告に詳しくなれる記事を毎週一週間分まとめてお届けします。不定期にはなりますがリスティング広告に限らず、Web集客改善に繋がる資料もお送りしていきますので、興味のある方はぜひご登録ください。

同じカテゴリの最近の記事