Twitterでは、ユーザー同士でツイートに返信(リプライ)し、コメントを残したりやり取りを行ったりすることができます。
返信はフォローの有無に関係なく行えるため、気軽に投稿できる点が魅力です。
Twitterで広告運用をする場合、ツイートへの返信を入力する画面にも広告が掲載できることをご存知でしょうか。
今回の記事では、広告配信が可能なTwitterの「返信プレースメント」(ツイート返信画面)について紹介します。
Twitterの返信プレースメントについて
返信プレースメントとは「ツイートの返信画面」のことで、Twitter広告を配信する場所の一つです。
設定の方法は簡単で、広告グループの設定にある「プレースメント」で「返信」にチェックを入れることで返信プレースメントに広告配信が可能となります。
「ホームタイムライン」、「プロフィール」、「検索結果」のすべてにチェックが入っている場合、返信プレースメントにも自動的に広告配信がされる設定になっています。
また、チェックを外しておけば、返信プレースメントへの広告配信は無効となります。
設定はすぐにできますが、プレースメントごとの実績などは確認できないため、注意する必要があるでしょう。
返信プレースメントの広告ブランド保護について
返信プレースメントは、ツイートに関して興味を持ったユーザーが使う画面です。
そのため、広告配信の効果も高いと思われますが、その一方、好ましくないツイートの返信プレースメントに掲載される可能性もあります。
Twitterでは、こういった事態に備え、不適切と見なされる会話などには広告が含まれないよう配慮しています。
「ツイートの返信における広告のブランド保護」として下記のように記されているため、確認しておきましょう。
プロフィールの配置に適用されるものと同様のモデリングを使用し、広告にとって安全ではないと判断したアカウントからのツイートへの返信内に広告を配置しません。そのレベルの保護を拡張し、追加のモデリングを採用して、危険または不適切と見なされる可能性のある会話を含む返信に広告が含まれないようにします。
引用元:ブランドセーフティに対するTwitterのアプローチ|Twitter広告ヘルプセンター
まとめ
今回は、Twitter広告の返信プレースメントについてご紹介しました。
なお、Twitter社を買収したイーロン・マスク氏がリリースした「Twitterの収益シェア導入」では、一部ユーザーの返信プレースメントに表示される広告の収益が分配されることも発表されています。
よって、これまで以上に返信プレースメントへの広告配信に慎重になる必要があるでしょう。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。