Twitter広告の運用をより効果的にするには、クリエイティブの仮説検証が欠かせません。
そこで活用したい機能が「A/Bテスト」です。
これまで、Twitter広告のA/BテストはAPI経由のみでしたが、広告マネージャー上でも利用が可能となりました。
本記事では、広告マネージャー上で提供されているA/Bテスト機能の使い方と注意点を解説します。
A/Bテスト機能で検証できる内容
Twitter広告マネージャー上で提供されたA/Bテスト機能は、クリエイティブアセットのA/Bテストです。
A/Bテストが可能な内容は、以下となっています。
- 画像
- 動画
- テキスト
- CTA
上記A/Bテストの結果は、広告マネージャー上の「広告」タブで確認できます。
A/Bテスト機能の使い方
ここでは、A/Bテスト機能の使い方をご紹介します。
まずは、広告マネ―ジャー右上の「キャンペーン作成」を選択します。
キャンペーン詳細画面で「A/Bテスト」をONに切り替え、A/Bテスト開始日と終了日を設定してください。
次に広告グループの情報を入力しますが、A/Bテストでは最低2つのクリエイティブを検証する必要があるので、広告は2つ以上作成しましょう。
広告グループの下にある「定数」と「変数」の詳細は、下記となっています。
- 定数:広告グループの設定詳細
- 変数:テスト対象になる広告
キャンペーンの詳細を確認したら、テストを開始する流れとなります。
このA/Bテスト機能は、すでに作成済みのキャンペーンでは利用ができないため、検証したいクリエイティブがあれば新たに設定をしてください。
A/Bテスト機能を使用する際の注意
A/Bテスト機能を使用する際に、対応できない設定やプロダクトなどがあるので、そちらもご紹介します。
広告キャンペーン予算の最適化
A/Bテスト機能を使用する場合、広告キャンペーン予算の最適化は併用ができません。
広告グループ単位での日予算の設定が必要となります。
テイクオーバー関連やダイナミックプロダクト広告
A/Bテストでは、テイクオーバー関連やダイナミックプロダクト広告の使用ができないので注意しましょう。
まとめ
Twitter広告マネージャー上で提供されているA/Bテスト機能について解説しました。
今回紹介したA/Bテスト機能を利用することで、広告運用のパフォーマンスが改善され、より効果の高い結果が得られるでしょう。
広告主やマーケティング担当者の方は、ぜひA/Bテスト機能を試してみてください。