Twitter広告では、商品やサービスに興味を持ってくれそうなユーザーに対し、関連性の高い広告を表示することが可能です。
特に、オーディエンスの特性に基づいたターゲティングを活用すると、適切なユーザーにベストなタイミングでアプローチできます。
今回は、オーディエンスの特性に基づいたターゲティングの中でも効果が高い、「地域ターゲティング」についてご紹介します。
Twitterの地域ターゲティングとは
Twitterの地域ターゲティングは、ユーザーの最近の位置情報に基づいたものです。
地域ターゲティングでは、特定の地域に住むユーザーに焦点を絞ったアプローチが可能です。
絞り込みの条件を示す「AND」条件のターゲティングタイプの一つで、国、地域、主要都市圏、市区町村、郵便番号などの位置情報によってターゲティングすることができます。
Twitterは、IPアドレスやGPSなど複数の情報を使用してユーザーの位置情報を判断しており、これらの情報はユーザーの場所を予測する高度な機械学習モデルに提供されています。
広告キャンペーンでの地域ターゲティングの設定方法
広告キャンペーンを設定する際に地域ターゲティングを指定する場合は、次の手順で行います。
- 広告キャンペーン設定の 「ターゲティング」セクションに移動する
- 「オーディエンスの特性」セクションまでスクロールする
- 「場所」セクションで、ターゲティングする場所を入力する
「場所」セクションでは、国・地域・大都市圏・都市、地域・郵便番号でターゲットが絞れます。
また、複数の地域を選択して、各地域が地理的に同じ範囲だった場合、選択したすべての地域のユーザーに対して広告が表示されます。
例えば、広告キャンペーンのターゲットを日本と愛知県にした場合、広告は日本のすべてのユーザーに表示されるため、注意が必要です。
個々の地域だけをターゲットにしたい場合は、広告キャンペーンのターゲティング条件に地域だけを追加しましょう。
ただし、セルフサービス方式を利用している場合は、位置情報の索引に掲載されているすべての国ではなく、Twitter広告を利用できる国のユーザーのみ、ターゲティングが可能です。
ちなみに、日本はターゲティングを利用できる国に入っています。
参考:アカウントのTwitter広告への参加資格-Twitterビジネス
現時点では、都市、郵便番号、地域など細分化されたターゲティングオプションが利用できない国もあります。
ターゲットとして想定している地域が利用できない場合は、その地域に最も近い地域をターゲットとして追加するとよいでしょう。
また最近では、半径指定で地域ターゲティングができるようになったこともあり、どんどんTwitter広告は進化を続けています。
まとめ
今回は、Twitter広告のオーディエンスの特性に基づいたターゲティングのうち、地域ターゲティングについてご紹介しました。
地域ターゲティングは、効果的なアプローチに欠かせない機能の一つです。
ただし、設定の際にいくつかの注意点があるため、確認しておくことをおすすめします。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。