LINE広告では、広告配信により収集されたイベントを機械学習し、ターゲティングの条件内で、広告のクリックを見込めるユーザーに広告配信できる「自動ターゲティング(ベータ版)」が提供されています。
本記事では、LINE広告の自動ターゲティングの特徴と設定方法について紹介します。
LINE広告の自動ターゲティングの特徴
自動ターゲティングは、広告をクリックしたユーザーの情報に基づいて、見込みユーザーを自動的にターゲティングする機能です。
仕組みは、設定したターゲティングで配信された広告をクリックしたユーザーのデータを学習し、さらにクリックが期待できるユーザーのオーディエンスを生成して広告を配信するというものです。これにより、従来の手動ターゲティングに比べてクリック率の向上が期待できます。
自動ターゲティングは現在、デモグラフィックデータの配信に限定されています。詳細ターゲティングやリターゲティングといったオーディエンス配信での自動ターゲティングは利用できないため、その点に注意しましょう。
また、自動ターゲティングの入札方法は自動入札のCPC課金のみです。自動入札で配信しているキャンペーンに自動ターゲティングを適用する場合、入札方法も同時に変更されます。そのため、設定変更直後の配信結果には注意が必要です。
自動ターゲティングの設定方法
自動ターゲティングの設定手順は以下のとおりです。
- トップページの[広告アカウント]タブで、確認したい広告アカウント名をクリック
- 広告マネージャーの広告グループタブを開く
- 広告グループの「ターゲット設定」より「ターゲティングモード」>「自動ターゲティング(β)」を選択
設定のONとOFFの切り替えることは可能ですが、LINE広告では精度観点で頻繁に切り替えを行うことは非推奨としています。
まとめ
今回は、LINE広告の自動ターゲティングについて紹介しました。
自動ターゲティングの活用で、設定したターゲティング情報(地域、性別、年齢、OS)の効果を維持したまま、より多くの見込み顧客に配信することが可能です。
今後の広告運用にお役立てください。