ビジュアル訴求が特長で若者層のターゲットを狙える手段としてInstagram広告を多くの企業が活用しています。
Instagram広告は細かいターゲティングできるため、上手く活用することで費用対効果アップにも期待できるでしょう。
本記事では、Instagram広告で設定できるターゲティングの種類について紹介します。
Instagram広告で設定できるターゲティングの種類
Instagram広告のターゲティングは、以下の4種類があります。
- ユーザー属性
- インタレスト
- カスタムオーディエンス
- 類似オーディエンス
それぞれどのような特徴があるか解説します。
ユーザー属性ターゲティング
ユーザー属性ターゲティングは、地域・年齢・性別・言語・学歴・職業などを設定可能です。
年齢・性別
Instagramでは、年齢を1歳ごとに区切ってターゲティングできることが特徴です。
18歳~35歳のように決められた年齢層があるわけではないため、自社のターゲット層に合せて詳細に設定できます。 Facebookユーザーは生年月日から年齢を算出し、非ユーザーはフォロワーなどから年齢を推測する仕組みです。
また、男性のみ、女性のみ、男女問わずなどの性別によるターゲティングも可能です。
住んでいる地域
広告を配信する地域を設定できます。
国や都道府県を選択できるだけでなく、郵便番号や市区町村など細かなターゲティングも可能です。 また、特定の場所に最近訪れた人に絞った広告配信もできます。
属性
ユーザーの職業・収入・学歴・結婚の有無・子供の有無などが設定可能です。
インタレストターゲティング
「興味・関心」と「行動」の2つのデータからターゲティングすることができます。
興味・関心ではユーザーが「いいね」を行った投稿やページなどから、各広告に興味を持ってくれるかどうか判断します。
選択できるカテゴリーは以下のとおりです。
- スポーツ・アウトドア
- テクノロジー
- ビジネス・業界
- フィットネス・ウェルネス
- 買い物・ファッション
- 趣味・アクティビティ
- 食品・飲料品
行動では、スマホの利用状況やユーザーの行動によりターゲティングを行います。
以下の項目から最適なユーザーを選出できます。
- 記念日
- 旅行
- モバイルデバイスユーザー
- 海外駐在
- 消費者の分類
- Wi-Fi接続環境
- 端末情報
- 位置情報
このようにインタレストターゲティングでは、豊富なカテゴリーが用意されているため、より詳細なターゲティングが可能です。
カスタムオーディエンス
企業が持っている顧客情報をアップロードし、その情報をもとにターゲティングできる機能です。 自社の既存顧客に広告配信したいときや、リピーターを狙いたい時に活用できます。
たとえば、アップロードできる顧客情報には、以下のようなものがあります。
- 電話番号
- メールアドレス
- FacebookのユーザーID
- Google PlayやiOSの広告ID
類似オーディエンス
類似オーディエンスは、自社が保有する顧客情報を使ったターゲティング手法になります。
カスタムオーディエンスと同様に、企業側が持っている情報をアップロードし、その情報をもとに類似するユーザーに絞り広告配信できるのが特徴です。
まとめ
今回は、Instagram広告のターゲティングについて紹介しました。
ターゲティングは細かく設定しすぎると広告の配信効果が薄れるリスクがあるので注意が必要ですが、うまく活用すれば広告の配信効果を高めることが可能です。
今回ご紹介したターゲティングの種類と特徴を押さえ、ぜひ今後の広告運用にお役立てください。