Twitter広告には、広告アカウントを他の広告運用担当者にアクセス権を付与できる、マルチユーザーログインという機能があります。
マルチユーザーログインを利用することで、チームメンバーにもアクセス権を付与できるため広告の管理の負担軽減にもつながります。
本記事では、Twitter広告のマルチユーザーログインについてご紹介します。
マルチユーザーログインとは
マルチユーザーログインとは、他の利用者にTwitter広告アカウントへのアクセス権を付与でき、広告キャンペーンを管理できる機能です。
アクセス権は複数の利用者にさまざまなレベルで与えることができ、各利用者は個人のユーザー名でログインしたままTwitter広告アカウントへのアクセスが可能になるため、広告を管理する利用者の負担を軽減できます。
この機能により、メインアカウントのパスワードを共有せずにより多くのチームメンバーにアクセス権を付与できるため、ビジネスやブランドのユーザー名が悪用または誤用されるリスクを軽減することができます。
権限ごとのアクセスレベルについて
アカウントに付与できるアクセス権限には6つのレベルがあります。
- アカウント管理者
- 広告マネージャー
- クリエイティブマネージャー
- キャンペーンアナリスト
- オーガニックアナリスト
それぞれが異なる権限の組み合わせになっており、利用者が広告アカウントで表示、変更、作成できる内容が制限されています。
アカウント管理者
アカウント管理者は、完全なアクセス権を持ちます。
たとえば、
- 新規アカウント管理者や広告運用担当者の作成とアクセス権の編集
- 広告キャンペーンの変更 ・パフォーマンスデータの表示
- クレジットカード情報と請求情報へのアクセス
など、すべての権限を持ちます。
また、広告用ツイート(限定配信ツイート)を作成することができます。(ただし、通常のツイートは送信不可)
広告マネージャー
広告マネージャーは、広告キャンペーンの変更とパフォーマンスデータの表示を行えます。
広告マネージャーについても、通常のツイートを送信したりすることはできませんが、広告用ツイートを作成することができます。
クリエイティブマネージャー
クリエイティブマネージャーは、クリエイティブを変更してプレビューを表示できます。ただし、キャンペーンの作成や変更はできません。
キャンペーンアナリスト
キャンペーンアナリストは、パフォーマンスデータを表示できます。ただし、キャンペーンの作成や変更はできません。
また、広告アカウントへのアクセス権限をアカウントに付与したり、ツイートしたりすることはできません。
オーガニックアナリスト
オーガニックアナリストは、アナリティクスを表示できます。ただし、有料のキャンペーンを表示することはできません。
パートナーオーディエンスマネージャー
Twitterアプリを利用して、カスタムオーディエンスを表示、修正、削除ができます。
パートナーオーディエンスマネージャーは、新しいオーディエンスを更新したり、広告アカウントに提供するためには、承認を得る必要があります。
このアクセスレベルでは、自分で作成したカスタムオーディエンス以外のデータにはアクセスすることができません。
まとめ
今回は、Twitter広告のマルチユーザーログインについてご紹介しました。
昨今のニュースでTwitter社の動向に注目している広告主が多いかと思いますが、Twitter広告の機能を使いこなすことでビジネスチャンス獲得にぜひお役立てください。