LINEでは、クロスプラットフォーム構想(※)の取り組みの一つとして、LINE広告のターゲティング精度を高める「クロスターゲティング」機能が提供されています。
※クロスプラットフォーム構想・・・
LINEの各サービスから得られたデータを横断的に活用する取り組みのこと |
本記事では、クロスターゲティングの特徴と活用例について解説していきます。
クロスターゲティングの特徴
クロスターゲティングとは、LINE公式アカウントなどLINEの各サービスから取得したデータを、LINE広告での配信に活用できる機能のことです。
サービス間でのデータ連携により、ターゲットに対してより最適なアプローチができるようになります。
クロスターゲティングの活用例について
クロスターゲティングを活用例として、挙げられるのは主に以下の3点です。
- より購入確率が高いユーザーへの広告配信
- 新規ユーザーへの認知拡大
- LINE公式アカウントの友だち獲得
それぞれについて以下で解説します。
より購入確率が高いユーザーへ広告配信する
クロスターゲティングでは、LINE公式アカウントでメッセージの開封やクリックのアクションをした、より購入確率高いユーザーを対象にしたリターゲティング広告を配信することが可能です。
既存顧客全員にリターゲティング広告を配信するよりも、配信先を見込みあるユーザーに絞ることで費用対効果を高めることができます。
新規ユーザーへの認知拡大
クロスターゲティングを活用すれば、新規ユーザーへの認知拡大も可能です。
たとえば、
- 既にLINEの公式アカウントのメッセージを開封したユーザーを除外設定する
- 既存顧客への配信を減らす
などにより、新規ユーザーに対して高精度でアプローチできます。
LINE公式アカウントの友だち獲得
クロスターゲティングをLINE公式アカウントの友だち獲得に活用することも可能です。
LINE公式アカウントで、メッセージ開封やリンク先へ遷移したユーザーのデータを類似拡張すれば、LINE広告を通じてLINE公式アカウントの友だち獲得を促す「友だち追加」を配信できます。
まとめ
今回は、クロスターゲティングについてご紹介しました。
LINE公式アカウントを利用しているもののLINE広告はまだ利用したことない場合は、今回ご紹介したクロスターゲティングのデータ連携によって、多彩なアプローチ方法が展開できます。この機会にぜひご活用ください。