Twitter広告で活用できるターゲティング機能のなかでも「会話ターゲティング」という機能がTwitterの独自の手法として注目されています。 本記事では、Twitter広告の「会話ターゲティング」について特徴と利用するときの注意点を解説していきます。
会話ターゲティングの特徴
会話ターゲティングとは、ユーザーたちの会話トピックをもとにターゲティングができる機能です。 「会話」というのは、以下の行為が該当します。
- ツイートをする
- ツイートを長時間表示する
- ツイートに対する返信(リプ)
- いいねをする
などです。
会話ターゲティングの特徴は、オーディエンスを抽出するルールが人間の手によって調整されている点です。
どのキーワードを対象とし、どのキーワードを除外するのかといった調整を、発信者や言語なども実際に人が考慮しながら行っています。 また、オーディエンスの規模もトピックごとに調整されているので、「ターゲティングしたものの全く配信されない」といった問題も起こりにくいです。
会話ターゲティングの注意点
会話ターゲティングを利用する上での注意点は以下の2点です。
- 日本で利用可能なトピックの範囲が英語圏に比べてせまい
- カテゴリー等は予告なく変更されることがある
それぞれ以下で解説します。
日本で利用可能なトピックの範囲が英語圏に比べてせまい
現在、日本語の会話ターゲティングは限定的なサポートとなっているため、日本で機能するトピックの範囲は、英語圏に比べて狭くなっています。
配信対象地域を日本にしている場合は、日本以外のターゲットには配信されませんので特に問題ないかもしれません。
しかし、オーディエンスサイズが足りない場合は、会話ターゲティング以外のターゲティングも検討する必要がありますので、オーディエンスサイズを確認してから配信するようにするとよいでしょう。
カテゴリー等は予告なく変更されることがある
カテゴリー等は予告なく変更されることもあるようですので、問題なく配信できているかを確認する必要があります。
また、オーディエンスが手作業で調整されているとはいえ、成果の確認も必要です。 会話ターゲティングを設定すると、管理画面のオーディエンスのタブの中に「会話」という項目が表示されるので、各オーディエンスの成果を定期的に確認しましょう。
まとめ
今回は、Twitter広告の会話ターゲティングについて特徴と注意点をご紹介しました。
ぜひ今後の広告運用にお役立てください。