LINEを使用していると、どのシーンでもよく広告を見かける様になりました。LINE広告の配信機能は、どのようになっているのでしょうか。今回は、LINE広告の配信機能についてまとめてみました。
LINE広告の配信機能
- 1.デモグラフィックデータ配信
- 2.オーディエンス配信
- 3.友だち追加
- 4.LINE公式アカウントの友だちオーディエンス配信
- 5.類似配信
- 6.リエンゲージメント配信
- 7.自動最適化配信
- 8.予約型広告
1.デモグラフィックデータ配信
この機能は、年齢、性別、地域、興味や関心などでターゲットを指定して配信をする機能です。
広告の対象となるユーザの属性や興味などを推測して、指定することで行動につながりやすいユーザを限定して広告を表示できます。その為、費用対効果の高い配信が可能になります。
2.オーディエンス配信
この機能は、ユーザーの情報を利用して配信対象となるユーザーを区分化することができます。
例えば、ある商品を購入したユーザーの端末識別IDなどが分かれば、そのデータを利用して、同じユーザーに再び購入を促す広告を配信する事ができます。
3.友だち追加
この機能はLINE広告を通じてLINE公式アカウントの友達を獲得するという広告です。
友だちが追加されるごとに課金されるシステムなので、少額の広告スタートが可能で、自然な形で関心度の高い友だち獲得が期待できる機能です。
4.LINE公式アカウントの友だちオーディエンス配信
この機能は、LINE公式アカウントの友だちを元にオーディエンス(配信するターゲット)を作成し、そのオーディエンスへの配信が可能な機能です。オーディエンスは「ターゲットリーチ(ブロックされていない友だち)」「ブロック中の友だち」の2つが作成できます。
また、このオーディエンスを基に類似オーディエンスも作成できるので、接触していないユーザーへの広告配信も可能です。
5.類似配信
友だち登録や商品の購入など行動を起こしてくれたオーディエンスや、アップロードした顧客情報に類似したユーザーを、LINE内で新たに探して配信することができる機能です。
類似性が高いほどアクションの角度は高まりますが、オーディエンスの範囲は小さくなるためリーチできる人数が限られてしまいます。一方、類似性が低いとアクションの確度は下がりますが、オーディエンスの範囲は大きくなり、配信する数を増やせます。
6.リエンゲージメント配信
この機能は、LINEのアプリをインストールしたまま休眠状態になっているユーザーを対象に広告を配信する事で、再起を促す機能です。
ユーザーが過去にアプリ内で行った行動に応じてターゲットを探すので、より目的につながりやすいユーザーへの広告配信が見込める利点があります。
7.自動最適化配信
この機能は、機械学習を利用して自動的に広告入札の最適化を行う機能です。
設定目標を達成できるように自動で入札調整しながら配信をするので、効率改善や広告運用の工数の削減が期待できます。
8.予約型広告
予約型広告とは、配信面や期間などの出稿内容があらかじめ定められている広告の事です。リアルタイムに調整可能な運用型広告とは違い、配信後の調整ができません。
LINE広告のサービスでの予約型広告では、月に1回以上のタイムラインの広告に接触しているユーザーに対して、優先的に広告を配信する事ができる「リーチ&フリークエンシー」と、それに合わせて広告接触の有無でユーザーを分類抽出し、それぞれのユーザーに対してブランドリフト調査が実施できる「ブランドリフトサーベイ」の2種類があります。
まとめ
LINE広告の配信機能には下記8つがあります。
- 1.デモグラフィックデータ配信
- 2.オーディエンス配信
- 3.友だち追加
- 4.LINE公式アカウントの友だちオーディエンス配信
- 5.類似配信
- 6.リエンゲージメント配信
- 7.自動最適化配信
- 8.予約型広告
いかにして、LINEユーザーの目に触れるのかという事に重きを置いて、広告されているのが分かります。これを機に、LINE広告の利用を検討してみてはいかかでしょうか。