皆さん、こんにちは。
日々の運用いかがでしょうかー！今回も簡単な事例紹介になります。やったこととしては、これまでの運用実績をもとに作成したターゲット像が当たったというシンプルなものになりますが、こういうのもあるんだなって程度に見てもらえたら幸いです。
アカウント概要
- クライアント様はとある地域の清掃代行サービス（BtoB、BtoC両方）を行われている。
- リスティング広告ではサービスのお申込みをゴールに運用開始。
- 運用自体はキーワードの精査や無駄を排除するなど、基本的な施策をメインに実施。
今回、成果獲得のために実施したことは「作成したターゲット像に寄せた広告文」を配信した。それにつきます。
ターゲットの作成
まず、広告文を作成する際に実施したことは、当然「ターゲット像」の作成です。色々な切り口からの分析でターゲット像を作成することになると思いますが、今回は「自分の主観」＋「時間別の実績」で作成しました。
どういうことか
細かいこと書くと、陽が昇るため、まずはデータ（時間別）をご覧ください。
上図は、とある月の時間別データになります。切り分け方は各々自由ですが、私は成果が良い時間帯を大きく2つに分けて、この時間帯のユーザー像を考えてみました。
- ポイント①（朝「9時～12時」、お昼「14時～18時」）
・・主婦層のユーザー（忙しい家事・子守りなどの合間の時間） - ポイント②（深夜帯（21時～1時あたり））
・・・働いている一人暮らし独身ユーザー層（仕事から帰って、ようやく自分の時間が出来た）
元々、配信開始にあたって、ユーザー像はいくつか考えていましたが、どれも「忙しすぎて掃除の時時間が無いユーザー」というフワッとした域を抜けることはありませんでした。
それを時間別の実績と組み合わせると、簡単にターゲット像をこじつ・・作成できましたね！今回は獲得成果数が多い、ポイント①（主婦層）に寄せた広告文を作成しました。
実際の配信結果
下図が広告文作成後の実績となります。
分からんがな・・！ってなると思いますが、徐々に成果獲得数が伸びてきているというのは、何となく分かるのではないでしょうか。これを数値、グラフにしたのが下図になります。
広告文の切替は9日の夜間に実施したため、10日から新規広告文で配信した形になります。ん？広告単位のデータではないから本当にそうか分からない？では、広告単位でのデータを下図に載せちゃいます。
広告単位のデータ
既存広告のデータ
新規広告データ
上図のデータを見てもらうと、とりあえず、推移だけはイメージされたかと思います。では、数値化したデータが下記になります。
新規広告文に成果が寄っているのが分かりますね！本当にこれだけで成果が上がるのか？って感じた方はいると思います。クライアント様へのヒアリングや他に実施した施策に思い当たることが無いため、「新規広告文がターゲットに刺さった」が可能性として非常に高いのかなと考えています。
あくまで仮説になるため、その立証として、主婦層ユーザー獲得のために提案した施策が、現在稼働中です。その結果がまとまり次第、記事にしようかなと思います。
まとめ
如何でしょうか。ターゲット像の作成は配信前から構築したうえで進めるや様々な作り方があると思いますが、一事例として受け取ってもらえたらと。この記事で言いたいこととしては、考えたターゲット像が刺さった・成果が大幅に上がったと感じたとき、嬉しいなーって宝くじが当たったみたいな感覚で感じてくれたら幸いです。
我々の仕事としては数字（実績）からニーズの流れを読み取ると同時に、お客様に必要なソリューションを創造することかなって考えていますので、運用に不安を感じる方はぜひ弊社に相談・任せてみては如何でしょうか。
