こんにちは。
5月ももう終わりですね。これから夏本番!平成最後の夏がやってきます。平成ラストにふさわしい最高の夏になるように、今から週末の予定を詰めまくっています。
今回は、Yahoo!プロモーション広告のアップデートをご紹介します。2018年5月30日(水)よりYahoo!スポンサードサーチで「動的検索連動型広告」が提供されることになりました。
AdWordsでもおなじみの動的検索広告ですが、ついにYahoo!でも実施が可能になります。多くの運用者にとって、待ちに待った機能なのではないでしょうか。
ちなみにAdWordsが「動的検索広告」で、Yahoo!が「動的検索連動型広告」なんですね。若干ですが名称が異なりますのでご注意を・・・。
動的検索連動型広告とは
まずは動的検索連動型広告について簡単にご説明します。
基本的にはAdWordsの動的検索広告と同様で、あらかじめ指定したURL(ユーザーが広告をクリックした際に表示されるページ)のコンテンツと関連性の高い検索キーワードに対し、広告を配信できます。
キーワードの指定を行わなくても、サイトのコンテンツと関連性の高い検索に対して自動的に広告を表示するため、拡大施策として非常に有効な自動化ツールです。
弊社過去記事に、AdWordsの動的検索広告についての記事がありますので、ご参考にしてください。
動的検索連動型広告を利用するメリット
動的検索連動型広告を利用することで、以下のようなメリットがあります。
アクセス数の増加
従来のスポンサードサーチで入稿していたキーワードに加えて、指定したURLのコンテンツと関連性が高い検索クエリーに対しても広告を掲載できるため、サイト訪問者数の増加が期待できます。
新たなクエリーの発見
従来のスポンサードサーチで対応しきれなかった複数の掛け合わせキーワードや、細かい検索キーワードを網羅できるようになり、関連性の高い新たなキーワードを発見できます。
運用工数の削減
キーワードの入稿が不要になります。また、指定したURLをもとにタイトルや最終リンク先URLなどが自動生成されるため、工数をかけずに広告の内容とサイトの情報が自動的に連動できます。
CPCの抑制
競合他社が設定していないようなCPCの安い検索クエリーでのクリックが獲得できるため、相対的にCPCの抑制が期待できます。
以上のように、さまざまなメリットが考えられる動的検索連動型広告。AdWordsですでに配信しているアカウントも多いと思いますが、Yahoo!にも搭載されるとなると、媒体間の効果検証などもさらに捗りそうですね。
動的検索連動型広告を配信する際の注意点
動的検索連動型広告では、キーワード選定と広告文&リンク先URL設定が自動生成されるので、広告を表示させたくないキーワードは対象外キーワード設定が必要です。
従来の検索広告で除外したキーワードが動的検索広告で配信されているということも考えられるので、事前にチェックをしておきましょう。
おまけ
Yahoo!のアップデート情報でちょっとした朗報です。
すでに気付いている方も多いと思いますが、YDNの管理画面で日付選択をして特定の期間のデータを抽出できるようになりました!
管理画面の右上を確認すると・・・
ありました!!!待ちに待った日付選択ボタン!!!
今までは日付カスタムができなかったので、いちいちレポートを出して確認・・・など地味に面倒な作業でしたよね。小さな変更ですが、運用者にとっては神アップデートといえるのではないでしょうか?
まとめ
日々目まぐるしくアップデートしていくリスティング広告ですが、波に取り残されないようにしっかりとアンテナを張っていきたいですね。
今回はYahoo!の動的検索連動型広告について、ざっくり概要をご紹介いたしました。まだサービスが開始されたばかりということで設定方法は割愛させていただきましたので、近いうちに運用者目線での続編に期待です!!
参考
https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/2018/0523504315.html