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モバイルアプリユーザーをターゲットとする際の基礎知識【IDFA、AAID】

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更新日:

みなさんこんにちは。

今日は、モバイルアプリユーザーをターゲットとしたプロモーションを検討する場合、なんの情報を持って自社アプリ利用者データと媒体の持つユーザーリストを突合するのか?についてお話します。

※さも詳しいですよ的な感じで書いてますが、最近クライアント様から問い合わせがあって調べた内容をまとめてみました

IDFAとAAID

まず、iOS端末、Android端末それぞれの識別子について説明します。

IDFA

  • iOS端末用の広告掲載IDのこと(iOS6以降で導入された)
  • IDFAはユーザーがいつでも自由にリセットできる
  • 「Limit Ad Tracking」(LAT)と呼ばれるデバイス設定を有効にすることで、すべてのリマーケティングを無効にすることができる

AAID(Google 広告 ID)

  • Android端末用のGoogle広告IDのこと
  • AAIDはユーザーがいつでも自由にリセットできる

IDFAはiOS端末、AAIDはAndroid端末の識別子であり、意味合いとしてはほぼ同じものです。

ちなみにIDFAはデフォルトでアクティブになっています。
リセットや無効化追跡型広告を無効にするには以下キャプチャを参考にどうぞ。
※Androidは端末が手元に無いので設定方法がわかりません・・・

01

突合方法

IDFAやAAIDの受け渡し方は、WEBインターフェースでアップロードやFTPで送信など媒体によってまちまちです。また、ファイル形式もテキスト、CSVなど媒体の仕様によります。

受け渡したデータと媒体の持っているデータを掛けあわせて重複した識別子のユーザーを抽出し広告の配信対象とします。

02

まとめ

基本的には、自社の持っているデータと媒体の持っているデータの重複部分を広告配信の対象とするという考え方です。

ただ単にそれがiOS端末Android端末ではそれぞれの識別子を使いますよってだけでした。

Googleの場合はリマーケティングリストとすることができたり、ヤフーであればYahoo!プレミアムDSPで配信できたりなど媒体によって突合したユーザーリストをどのように活用できるかはまちまちですが、我々運用者が考えることは手段としてアプリ利用者に広告が配信できるということではなく、どうやって使うのか?ということですよね。

ちなみに、似たようなジャンルで以前、顧客メールアドレスの突合(カスタマーマッチ)についても記事をかいており、そちらではハッシュ化という概念を紹介しています。よろしければそちら参考までに。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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