2011年11月10日よりYahoo!リスティング広告 Ver3.が正式にリリースされました。 大規模なアップデートですので、当然切替前後には色々とやらなくてはならないことがあります。
今回は、Ver3.切り替え後直ぐにやるべき事をピックアップしてご紹介致します。
これをやらなかったばかりに、アクセス数が激減・激増した、 予算が一気に使い果たされてしまった、 なんてことが無いようにしっかりチェックしてみてください!
1.入金関連
クレジットカード登録・入金 ・・・全アカウントへのクレジットカード登録をしましょう。データは引き継がれていません。また、自動入金を設定していた場合は10月13日まで自動入金がストップしていますので、サービスが開始するまでの間は手動で入金しておく必要があります。
銀行振込 ・・・Ver3.になって、アカウントごとに新規振込先口座(バーチャル口座)が指定されています。今まで使っていた振込先は使えなくなります。
2.ビジネスID関連
広告管理ツールへのログイン ・・・Ver3.移行に伴い、旧スポンサードサーチログインIDからYahoo! JAPANビジネスIDへIDが統合されました。公式ページからYahoo! JAPANビジネスIDでログインできることを確認しましょう。また、旧スポンサードサーチログインIDは削除されたわけではなく、閲覧専用権限になりますが、しばらくは引き続きログインすることができますので過去のデータやキャンペーンをダウンロードすることができます。
3.新広告管理ツール関連
予算消化 ・・・以前と同じように予算消化がされているか確認しましょう。
キャンペーンの予算 ・・・Ver3.では以前のようなアカウント毎の1日の上限予算が廃止され、キャンペーン毎に予算を設定しなくてはならなくなりました。移行前にキャンペーン毎の予算を設定していない且つアカウントの予算も設定していなかった場合は、キャンペーンの予算が1250万円になってしまいます。アカウントのキャンペーン予算がおかしくなっていないか確認しましょう。
広告・カスタムURLの確認 ・・・Ver3.では広告文やカスタムURLに関する規定が変更になりました。規定に沿わないものは移行時にシステムが自動的に変更を加えてしまいます。意図しない広告表現・表示になっていないか、確認しましょう(文字数・使えない記号等)。
完全一致の辞書機能終了 ・・・キーワードマッチタイプの追加に伴い、完全一致で登録していたキーワードはインプレッションが減っている可能性があります。完全一致で設定しているキーワードの状況を確認しましょう。
キーワード ・・・移行されていないキーワードがないか確認しましょう。キャンペーン予算より入札価格を上回っていたキーワードは移行されていません。
コンバージョンタグ ・・・Ver3.では新たにコンバージョンタグを発行する必要があります。以前のコンバージョンタグと違い、<body>~<body>にタグを設置する必要があります。確認のためにも設定したものがちゃんと測定できるか、ご自身でリスティング広告経由でコンバージョンをつけてみましょう。
また、必須ではないですがVer3.で新たに加わったマッチタイプ「フレーズ一致」「絞り込み部分一致」を設定してみても良いでしょう。
マッチタイプって何?というかたは以前の記事
・《スポンサードサーチVer.3》キーワードのマッチタイプについて Part1
・《スポンサードサーチVer.3》キーワードのマッチタイプについて Part2
を参考にしてみてください。