昨今、パソコンやスマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスからインターネットを利用することが当たり前になりました。
これらのデバイスは機種によって画面サイズが異なるため、広告主はそれぞれの画面に適切なサイズの広告を表示する必要があります。
Yahoo!広告のディスプレイ広告(運用型)には、これらの課題を効果的に解決する広告タイプ「レスポンシブ(画像)」が備わっています。
本記事では、Yahoo!広告のディスプレイ広告(運用型)における、レスポンシブ(画像)の入稿時のポイントや注意点を紹介します。
レスポンシブについて

Yahoo!広告のディスプレイ広告(運用型)において選択できる広告タイプ「レスポンシブ(画像)」は、テキストや画像、「もっと見る」などの行動を促すボタンで構成される広告です。
異なるデバイスや掲載画面に合わせて広告が自動的に最適化されるため、個別に広告画像を用意する手間が省けます。
また、入稿内容がどのような画面でも適切に表示されることから、ユーザーの目に留まりやすい広告を配信できる点も大きなメリットです。
レスポンシブ(画像)広告で入稿できる画像は、以下の2パターンがあります。
- アスペクト比 1:1(推奨ピクセルサイズ1,200 x 1,200)
- アスペクト比 1.91:1(推奨ピクセルサイズ2,400 x 1,256)
入稿規定の詳細はこちらからご確認ください。
画像入稿時のポイント
レスポンシブ(画像)広告では、前述した2パターンの画像サイズを両方入稿するのがポイントです。
2パターンの画像サイズを入稿することで、広告主は以下のようなメリットが得られます。
- インプレッション数の増加
- クリック率の向上
- コンバージョン率の向上
主要な広告タイプやフォーマット、アスペクト比を網羅することで、ユーザーの目に留まる機会が増え、効果的な広告配信が実現できます。
レスポンシブ(画像)入稿時の注意点
レスポンシブ(画像)を入稿する際は、「ロゴ画像」に注意する必要があります。
レスポンシブ(画像)広告における、ロゴ画像の主な注意点は以下の3つです。
- 視認性を保つ
- 規定を遵守する
- ロゴ画像を無断で使用する
それぞれ解説します。
視認性を保つ
レスポンシブ(画像)広告では、広告掲載時に入稿内容が最適化されるため、ロゴ画像が縮小される可能性があります。
そのため、ロゴ画像はできるだけシンプルなデザインにするのがおすすめです。
規定を遵守する
多くの広告プラットフォームにおいて、ロゴ画像は企業やブランドの識別を目的としています。
販促コピーなどの広告要素を含む広告はロゴ画像に使用できないため、ロゴ画像に関する規定を遵守しましょう。
ロゴ画像を無断で使用する
クライアントなどのロゴ画像を不適切な広告で使用すると、ブランドイメージを損なう可能性があります。
ロゴの使用許可を得た場合でも、使用許諾範囲を確認してから使用するようにしましょう。
まとめ
Yahoo!広告のディスプレイ広告(運用型)における、レスポンシブ(画像)の入稿時のポイントや注意点を紹介しました。
レスポンシブ(画像)広告は、さまざまなデバイスや掲載面への効率的かつ効果的な広告配信を実現する特徴があります。
紹介したポイントと注意点を参考に、ぜひ今後の広告運用に活用してみてはいかがでしょうか。