2024年11月15日より、Yahoo!広告 検索広告において検索クエリーレポートおよび対象外キーワードの表記修正が適用されました。
本記事では、適用された表記修正の概要を解説します。
表記修正の概要
Yahoo!広告 検索広告は検索クエリーレポートと対象外キーワードの登録において、誤字脱字などの明らかな入力間違いを表記修正して、適切な検索クエリーに集約する機能を取り入れました。
対象ツールは以下の通りです。
- 広告管理ツール
- キャンペーンエディター
- Yahoo!広告 スクリプト
- Yahoo!広告 検索広告 API
表記修正の変更機能により、検索クエリーの確認や対象外キーワード登録の作業負担が減り、利便性の向上が期待できます。
検索クエリーの集約例
適切な検索クエリーの集約例には次のようなものがあります。
検索クエリ― | 検索結果に表示される検索クエリ― | 検索クエリ―レポート・一覧での表示 |
---|---|---|
やほー | Yahoo | Yahooに集約されて結果が出力される |
自動車保健 | 自動車保険 | 自動車保険に集約されて結果が出力される |
上記のように、明らかな入力間違いとわかるものが対象になります。
なお、表記ゆれや他の意図を含む可能性がある検索クエリー(翻訳など)は対象外です。
対象外キーワードの例
対象外キーワードへ正しい語句を登録した場合、明らかな入力間違いも除外されるようになりました。
下記はその一例です。
対象外キーワードに登録するキーワード | 除外される検索クエリ― |
---|---|
Yahoo | ・Yahoo ・やほー |
自動車保険 | ・自動車保険 ・自動車保健 |
※対象外キーワードに「やほー」を登録しても「Yahoo」は除外されません。
また、表記ゆれや他の意図を含む可能性がある検索クエリー(翻訳など)は対象外です。
まとめ
Yahoo!広告 検索広告における検索クエリーレポートおよび対象外キーワードの表記修正の概要を解説しました。
誤字脱字などの明らかな入力間違いを適切な検索クエリーに集約する機能は、確認作業などの業務負担を大きく軽減します。
また、検索クエリーレポート・一覧の数値に変動が起こっている可能性もあるので、レポート内を確認してみましょう。