2024年9月、LINEヤフー株式会社はYahoo!広告検索広告(ショッピング)において、長期間全件更新のない商品フィードを削除する仕様を実施しました。
本記事では、商品フィードの削除に至るまでの流れや注意事項、仕様変更への対策について解説します。
仕様変更の概要
Yahoo!広告検索広告(ショッピング)は、90日間以上全件更新のない商品フィードを削除する仕様に変更しました。
なお、本件は検索広告(ショッピング)の利用条件を満たしている方が対象となります。
詳細については、検索広告(ショッピング)のご利用条件を参照してください。
削除に至るまでの流れ
90日間以上全件更新のない商品フィードは削除されます。
削除に至るまでの流れは以下の通りです。
商品フィードを全件更新せず60日経過
商品フィードを全件更新せず60日経過すると、LINE Merchant Systemの商品受信設定で入力したメールアドレス宛にお知らせメールが送信されます。
メールが届いたら内容を確認のうえ、早めに商品フィードの全件更新を実施しましょう。
商品フィードを全件更新せず90日経過
商品フィードを全件更新せず90日経過すると、商品フィードが削除されます。
商品フィードが削除されると、Yahoo! JAPAN商品情報掲載、検索連動型ショッピング広告はいずれも配信を停止します。
配信を再開する際は、商品フィードの全件更新を実施しましょう。
注意事項
商品フィード更新時に以下の項目が更新された場合は審査が発生するので注意が必要です。
- 商品名
- 商品画像
- 商品URL
- 商品詳細説明
- 広告用URL
また、商品フィードを差分更新しても90日間以上全件更新がない商品フィードは削除されます。
そのため、定期的な全件更新が必要です。
仕様変更への対策
今回の仕様変更には下記対策が効果的です。
- 定期的な更新スケジュールの設定
- 自動更新システムの導入
- 更新アラートの設定
- 不要な商品フィードの整理
これらを実施することで、仕様変更への対策になるだけでなく、より効果的な広告運用を実現できるでしょう。
まとめ
商品フィードの削除に至るまでの流れや注意事項、仕様変更への対策を解説しました。
定期的な情報更新はクリック率やコンバージョン率の向上につながります。
自社広告の運用を見直す施策として、積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか。