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Yahoo!広告とLINE広告の統合による審査の判断基準を解説!

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更新日:

2023年11月13日より、Yahoo!広告とLINE広告の審査における判断基準を統合しました。

この統合によって、Yahoo!広告、LINE広告それぞれの審査に応じたクリエイティブを用意する必要がなくなり、同一の広告表現で出稿ができるようになりました。

本記事では、Yahoo!広告とLINE広告の判断基準の統合を解説します。

統合による変更点

Yahoo!広告とLINE広告の統合によって、「第9章広告表現規制 3.ユーザーに不快感を与えるような表現」の以下3項目が統合されました。

  • 人体の局部を強調しているもの
  • 人体のコンプレックス部分が露骨に表現されているもの
  • 視覚的に注意を引くことのみを目的としたようなもの

それぞれ解説します。

人体の局部を強調しているもの

人体や動物の局部を強調したクリエイティブは、ユーザーに不快感を与える可能性があるため掲載できません。

人体や動物の局部を強調することで不快感を与えるおそれがある部位には、以下のようなものがあります。

  • 頭部、頭皮
  • 目元、鼻、口元、歯、舌
  • 脇、胸元
  • 股間、臀部、足元、足爪

「局部の強調」とは、該当部位の近接部位が全体的に写っていないものを指します。

近接部位と判断する部位のうち、下記のいずれかひとつを全体的に写す必要があります。

  • 頭部・頭皮:目元、首、肩 (耳や手は対象外 )
  • 目元:鼻、耳、額 (眉毛は対象外 )
  • 鼻:目元、口元
  • 口元・歯・舌: 鼻(鼻根まで)、首
  • 脇:首、胸下
  • 胸元:口元、腹部(おへそあたりまで)
  • 股間:お腹全体(胸下まで)、太もも全体(膝上まで)
  • 臀部:お腹全体(胸下まで)、腰全体(腰背部まで)、太もも全体(膝上まで)
  • 足先・足爪:足全体(甲から足首まで)

なお、イラスト(目元以外)、人体や解剖模型、商品パッケージ、人体や動物の局部の表現がクリエイティブの4分の1以下のものは局部の強調と判断されずに掲載できます。

引用先:Yahoo!JAPAN広告

人体のコンプレックス部分が露骨に表現されているもの

下記のような人体コンプレックス部位を露骨に表現したクリエイティブは、ユーザーに不快を与えるおそれがあるため、掲載はできません。

<コンプレックス部位の過度な強調、露骨な表現>

例)

  • コンプレックス部位をあえて見せたり強調するポーズ
  • コンプレックス部位を過度に強調する表現
  • コンプレックス部位にフォーカスしているもの、フォーカスしたアングルのもの

肉をつまむ、たるみを指さす、赤枠や点線などでコンプレックス部位を囲むなどは上記に当てはまるので、注意しましょう。

ただし、イラスト、マンガ風、デフォルメされた画像の掲載は認められています。(リアルなCGなど、実写との判別がつかないものは除く)

<コンプレックスを卑下する表現>

例)

  • コンプレックスを中傷する表現、煽る表現(画像単体、テキスト単体も含む)
  • 身体的な特徴に対する固定観念を助長する表現
  • 動物や物に例えるもの
引用先:Yahoo!JAPAN広告

視覚的に注意を引くことのみを目的としたようなもの

以下のような視覚的に注意を引くことのみを目的にしたクリエイティブは、ユーザーに不快感や誤認を与える可能性があるので、掲載ができません。

  • 人物写真を使用した謝罪表現(リコールなど、企業による謝罪広告は適用対象外)
  • 明かな変顔表現(映画やドラマなどエンタメ訴求の広告については適用対象外)
  • 奇をてらった表現
  • 不自然に画像を加工した表現
  • ユーザー誤認を誘発する商品紹介表現

「奇をてらった表現」とは、仮装をした表現、奇抜な体勢の表現、奇抜なシチュエーションの表現や集合体を意味します。

引用先:Yahoo!JAPAN広告

まとめ

Yahoo!広告とLINE広告の判断基準の統合を解説しました。

広告媒体の統合によって、それぞれの媒体でクリエイティブを制作する手間が省けましたが、判断基準はアップデートされていくので、今後も注意して確認するようにしましょう。

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