広告媒体で広告文を作成する際、いくら伝えたいメッセージがあっても「使える文字や記号」を理解したうえで作成しないと広告入稿のポリシーにひっかかり、広告審査に落ちてしまうことがあります。
本記事では、Google広告で使用可能な文字や記号の一覧と使用する際の注意点を解説します。
使用可能な文字や記号について
Google広告で使用できる文字や記号は下記です。
広告作成の際に参考にしてください。
記号 | 種別 | 全角使用可否 | 半角使用可否 | 備考 |
漢字、ひらがな、カタカナ | – | 〇 | × | 半角カタカナは使用不可 |
英数字 | – | 〇 | 〇 | ①②、III、ⅳなどは使用不可 |
、。 | 句読点 | 〇 | – | 英語の句読点も使用可 連続使用などの不適切な使用は不可 |
,. | カンマ、ピリオド | – | 〇 | 日本語のカンマ、ピリオドの使用も可 連続使用などの不適切な使用は不可 |
! | 感嘆符 | 〇 | 〇 | 見出し使用不可 広告テキスト1つまで ?!や!?は同じ記号ではないので意味のある使用に限り承認可 |
?/? | 疑問符 | 〇 | 〇 | ??などの連続使用は不可 ?!や!?は同じ記号ではないので意味のある使用に限り承認可 |
“” ” | ダブルコーテーション シングルコーテーション | 〇 | 〇 | 語句や名詞を区切るために使用 タイトルにおいて区切る必要がないものは不承認 テキスト行は区切り使用であれば承認可 |
% | パーセント記号 | 〇 | 〇 | パーセントの表示に使用可 |
& | アンド記号 | 〇 | 〇 | 「と」という意味で使用可 |
# | シャープ、番号記号 | 〇 | 〇 | |
/ | スラッシュ | 〇 | 〇 | 日付、区別、分数表示 |
: | コロン | 〇 | 〇 | 時間表記、語句に説明をつける際に使用可 |
– | ハイフン | 〇 | 〇 | ~の代わりとして「から」という表現に使用可 |
() | 括弧 | 〇 | 〇 | 略語表記、補足として使用可 |
「」『』【】[][]<>≪≫《》 | 括弧 | 〇 | × | |
$ | ドル記号 | – | 〇 | 通貨記号として使用可 |
¥ | 円マーク | 〇 | × | 通貨記号として使用可 |
・ | 黒点(中点) | 〇 | × | 区別、区分表示として使用可 |
… | 省略記号 | 〇 | 〇 | |
~ | から | 〇 | – | |
~,~ | チルダ | 〇 | 〇 | |
®™ | 商標記号 | 〇 | × | 商標用語として使用可 |
⇒→←↑↓ | 矢印 | × | × |
※上記資料に齟齬が生じた場合、ヘルプセンターの情報が優先されます。
また、最終的な審査結果はGoogle審査担当部署の判断にゆだねられます。
使用する際の注意点
Google広告で使用できる文字や記号における注意点は、以下のようなものがあります。
- 広告見出しで感嘆符「!」の使用
- 句読点または記号を繰り返し使用
- 広告文での複数の感嘆符や疑問符の使用
- 本来の意味や目的と異なる方法で使用
- 人目を引くための過剰使用
- 無効な文字やサポートされていない文字の使用
上記で挙げる例としては、「本!!!!」、「*本*棚*」などのほか、絵文字や半角カタカナも使用できないので、注意しましょう。
まとめ
Google広告で使用可能な文字や記号と使用する際の注意点を解説しました。
広告入稿して承認されなかった場合、使用できない文字や記号が含まれている可能性があります。
その際は本記事を参考にしてみてください。