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【Yahoo!広告】スマートターゲティングβ版のリリース!!機能と注意点を解説

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Yahoo!広告 スマートターゲティング

2023年8月9日、Yahoo!はディスプレイ広告のさらなる自動化の強化を目指すために、一部のターゲティングを最適化する機能「スマートターゲティング」のβ版をリリースしました。

本記事では、スマートターゲティングの機能や注意点を解説します。

スマートターゲティングとは?

スマートターゲティングとは、ユーザーの行動履歴を利用したターゲティングの範囲を超えて、コンバージョンに至る可能性の高いユーザーに自動で広告配信をする機能です。

※行動履歴を利用したターゲティングは、「オーディエンスリストターゲティング」、「サーチキーワードターゲティング」、「オーディエンスカテゴリーターゲティング」を指します。

スマートターゲティングを設定すれば、自社サイトに訪問したことのないユーザーにも自動的にアプローチできるので、コンバージョンをさらに高めることができるでしょう。

利用条件

スマートターゲティングはすべてのキャンペーン目的・入札戦略で設定できますが、以下条件で利用することを推奨します。

キャンペーン目的

  • コンバージョン
  • アプリ訴求

入札戦略

  • コンバージョン数の最大化(目標値あり/なし)
  • 拡張クリック単価

なお、スマートターゲティングで一定のターゲティング精度を得るためには、過去7日間のコンバージョン数が20件以上あるキャンペーンを対象にすることが推奨されています。

スマートターゲティングの設定

スマートターゲティングは、「広告グループの作成」で「編集画面」から設定できます。

初期値は「利用しない」となっているので、「利用する」を選択して保存をすれば設定完了です。

注意点

スマートターゲティングを利用するにあたり、下記点にご注意ください。

  • 学習期間
  • 配信対象
  • β版である

学習期間

スマートターゲティングを設定後、データが蓄積しターゲティングが最適化されるまで、2週間ほどの学習期間が必要です。

学習期間中にターゲティング設定を変更すると、再学習が必要になる可能性もありますのでご注意ください。

なお、スマートターゲティングは、学習中・学習完了などの学習ステータスの確認ができません。

配信対象

オーディエンスリストターゲティングで「除外」を設定した状態でも、スマートターゲティングを利用した場合は、除外対象のユーザーも含めて広告が配信される可能性があります。

β版である

スマートターゲティングはβ版のため、動作が不安定な場合があります。

また、今後の実用性次第では仕様の変更もあるかもしれません。

まとめ

Yahoo!ディスプレイ広告の新たなターゲティング機能、スマートターゲティングを解説しました。

スマートターゲティングを利用することで、これまで獲得できなかったコンバージョン見込みのあるユーザーに広告配信ができるようになり、広告効果の改善や拡大が見込めます。

ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。

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