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Googleの新機能「拡張コンバージョン」とは?必要な背景や従来との違いなどを解説

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Google 拡張コンバージョン

Googleでは、新機能として「拡張コンバージョン」のリリースを発表しています。

拡張コンバージョンを利用することで、より正確なコンバージョン測定ができ、既存のコンバージョンタグの補完が可能です。

今回の記事では、Googleの新機能である拡張コンバージョンについて、その概要や必要な背景、従来との違い、メリットをご紹介します。

拡張コンバージョンとは

拡張コンバージョンとは、より正確なコンバージョン測定ができる、Googleの機能の一つです。

拡張コンバージョンは、下記の仕組みとなっています。

  1. ユーザーが自社サイトでアクションを起こす
  2. 入力した「メールアドレス・氏名・住所・電話番号」などのデータをハッシュ化して、Googleに送信
  3. Google側で、Googleアカウントと送信されたデータを照会
  4. 正確なコンバージョンが計測される

拡張コンバージョンが必要な背景

これまで、コンバージョンの把握はCookieを利用することで行われてきましたが、個人情報保護への関心とともにCookieによるトラッキングの制限が進められています。

例えば、Googleでも、ブラウザのGoogle ChromeにおいてサードパーティーCookieの使用を止める方針です。

Cookieに制限が掛けられることで、コンバージョン計測がしにくい状況になりつつあると言えるでしょう。

このような状況下で注目されているのが、拡張コンバージョンです。

拡張コンバージョンは、従来のCookieによるトラッキングに代わる方法として、ユーザーのプライバシーを尊重しつつ、より効果的なコンバージョン計測を実現する手段として期待されています。

従来との違いについて

従来のCookieを利用したコンバージョン測定では、設定したタグがクリックIDをCookieに書き込んで送信し、その結果をもとに、クリックされた広告を特定し、コンバージョンとしていました。

一方、拡張コンバージョンでは、コンバージョン操作を行うことで、タグが個人情報をハッシュ化して送信します。

CookieにクリックIDを書き込んで送信する、という段階がないため、Cookieが利用できなくてもコンバージョン測定が可能です。

拡張コンバージョンを導入するメリット

拡張コンバージョンを導入することで、次の3つのメリットがあります。

  • コンバージョン計測の精度が上がる
  • リマーケティングが可能になる
  • 機械学習の精度が上がる

それぞれ解説します。

コンバージョン計測の精度が上がる

拡張コンバージョンを導入すると、コンバージョン計測の精度が向上するのがメリットの一つです。

コンバージョン数を正確に把握できることで、より効率的な広告運用に役立ちます。

リマーケティングが可能になる

拡張コンバージョンでコンバージョン計測の精度が上がると、リマーケティングができるようになります。

サイトを一度訪れたユーザーに対して効果的なマーケティングが可能になるため、その後の成果につながります。

機械学習の精度が上がる

Google広告の機械学習の精度が高まる点も、拡張コンバージョンの利用で得られるメリットです。

機械学習が正確に行われることで、コンバージョン率向上に役立ちます。

まとめ

Google 拡張コンバージョン

今回は、Googleの新機能である拡張コンバージョンについて、その概要や必要な背景、従来との違い、メリットを紹介しました。

今後の広告運用に、ぜひお役立てください。

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