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【広告主様向け】よくあるリスティング広告配信が確認できないケース6選

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代理店に広告運用を依頼したり、自社で広告を配信しているが、検索をしても広告が確認できない…なんて場合ありますよね。弊社でもよくお問い合わせ頂くことがありますが、類似のケースでお困りの方が多い印象です。今回は今まで頂いたご相談から、「よくあるリスティング広告配信が確認できないケース6選」としてご紹介いたします。広告確認が行えずお困りの際、本記事がお役に立てば幸いです。また、広告が確認できない場合のやりたいこと別の解決策も最後に記載しておりますのでよろしければご参照ください。
※前提として、管理画面上での表示回数は問題なく出ている想定です。

ケース①ターゲティング外の検索である

お問い合わせ頂く中で最も多いのが、ターゲティング外の検索をされている場合です。リスティング広告では地域やデバイスなど、より成果の出やすい部分にターゲティングを絞り込んで配信を行う場合が多いかと思います。ターゲティング項目を把握し切れず、ターゲティング外の検索を行うと何度検索しても広告が確認できません。また、配信媒体自体が異なる場合もありますのでご注意ください。

【例】女性のみにターゲティングしている際、男性が検索しても広告表示が確認できない、愛知県のみにターゲティングしている際に別の県から検索しても広告表示が確認できない、Googleのみで配信している際、Yahoo!で検索しても広告表示が確認できないなど。

以下はよくお問い合わせ頂くターゲティング外での検索で広告が表示されないパターンです。現状配信している広告のターゲティングとご自身の検索を照らし合わせてご確認いただけますと幸いです。

  • 媒体
  • 性別
  • 年齢
  • 地域
  • 配信時間帯
  • デバイス

補足①:別地域の場合も地域設定を変更して広告確認することが可能です

別地域に居ながら対象の地域での広告を確認したい場合、地域設定を変えることができます。やり方は弊社過去記事にて記載しておりますのでご参照ください。

補足②:自動入札によるターゲティングの調整がかかっている場合

直近、自動入札を取り入れて運用を行っている場合は多くあると思いますが、その際、媒体側による自動最適化調整で、成果の良いターゲティングに寄せて配信が行われる場合がございます。自動入札によって入札抑制されているターゲティングは配信がされづらくなる場合がありますのでご注意ください。

ケース②ディスプレイ広告の配信である

こちらもよくあるケースなのですが、ディスプレイ広告での配信の場合です。
世界のwebサイトの数は2019年時点で約16億と言われているそうですが、その中の一部のターゲティングに絞って配信を行っていてもなお、途方もない広告枠数ですよね…。そのため、自社のディスプレイ広告を見つけるのは余程潤沢な予算が無い限り難しい場合が多いです。(サイトを閲覧したユーザーを追跡してディスプレイ広告を配信するリマーケティング広告はその中でも比較的発見しやすいディスプレイ広告となります。)

ケース③日予算切れが起きている

広告の予算は1日の予算上限を設定して管理している場合が多いですが、1日のクリック数が多かったり、1回のクリック単価が高い場合、1日の予算の上限に早めに到達してしまう場合があります。配信開始から数日しか経っていない(配信開始直後は運用が安定しない場合が多いため)や、夕方~夜の時間の検索の場合、日中での予算切れが起こり、それ以降は表示が抑制されるといったケースに当てはまる可能性があります。

ケース④キーワードが違う

検索しているキーワードが登録キーワードと異なる・理由があって出ずらい状況にある場合があります。登録しているキーワードであっても媒体によって「検索ボリュームが少ない」と判断されて表示がされづらい場合やクリック単価の上限の設定が低く表示が抑制されている場合、検索キーワードに除外しているキーワードを含む場合、広告が表示されません。

【例】除外キーワード:バイト 登録キーワード:介護 検索キーワード:「介護 バイト」

上記の場合、広告は配信されませんので、今一度検索キーワードを見直し、多く表示がされているキーワードで検索を行うと広告表示される場合があります。

ケース⑤ランクによるインプレッションシェアの損失率が大きい

広告とは10回検索したら必ず同じ広告が10回とも表示がされるものではなく、表示がされる時とされない時がある、というイメージがある方もいらっしゃると思います。表示がされない場合の割合がより大きくなると、ランクによるインプレッションの損失が大きい状態となります。多くの場合は、広告費不足のため、クリック単価を推奨値よりも低く設定せざるを得ないために表示されづらいことが多い印象です。何度か検索すれば表示がされる場合があるので、広告は検索の度に必ず表示されるわけではないと考えておけば良いかと思います。

インプレッションシェアの仕組みについて詳しく知りたい場合は弊社過去記事をご参照ください。

ケース⑥繰り返し検索しすぎる

自社リスティング広告の掲載順位や競合の配信状況を調べるために何度も検索していたら広告が表示されなくなる場合があります。なぜなら、媒体が「このユーザーは広告をクリックしないユーザー」だと認識し、同じユーザーに対して同じ広告を掲載しなくなるためです。以下Google公式ヘルプの引用です。

Google 検索でご自身の広告を繰り返し表示させて、まったくクリックしなかった場合は、ご自身の広告が一切表示されなくなることがあります。これは、お客様がその広告に関心を持っていないとみなされて表示が停止されるためです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。広告が表示されない場合、様々な要因が考えられますね。広告表示がすぐに確認できないと不安になるものですが、表示されなくてもしょうがない場合や確認すべき項目を把握し、落ち着いて問題点を探してみてください。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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