Google Analyticsに追加された新機能『マルチチャンネル』は皆さん活用されていますか? 今日はこのマルチチャンネル機能について、すぐに使えそうなものをご紹介します。
マルチチャンネルで何が分かるのか
マルチチャンネル機能とは、トラフィック(WEB上のユーザーの動き)がどのように関係し、コンバージョンにつながっているかを確認できる機能のことで、この機能を使うとリスティング広告やオーガニック検索など、ユーザーがどんな経路で自社のサイトを訪れたかを知ることができます。 最初の訪問からどのくらい経過してからコンバージョンに至ったのかなども分かる、使いこなすととても便利な機能です。
マルチチャンネルの使い方
それではさっそくマルチチャンネルを見てみましょう。 Analyticsにログインし、
標準レポート>コンバージョン>マルチチャンネル>サマリー の順ですすみます。
ここで注目するのが『アシストコンバージョン』という数字。これはコンバージョンに至るまで、サイトを2回以上訪問したユーザーの数を表しています。つまり、コンバージョン数からアシストコンバージョンを引いた数が、訪問1回でコンバージョンに至ったユーザーの数ということですね。
コンバージョン経路をチェックする
次にコンバージョン経路を見てみましょう。ここではコンバージョンしたユーザーの流入元をユーザー単位で確認できます。
例えば上から2行目では、『有料広告』でアクセスしたユーザーが、再度有料広告(リスティング広告など)をクリックしてコンバージョンに至ったということが分かります。このように、コンバージョンした人がどのような経路を変遷してきたかを見分けることができます。 サイトの管理はもちろん、リスティング広告の運用の際に確認しても参考になりますね。
次回はこのマルチチャンネルを更に便利に使う、グルーピングの方法をご紹介します。_