近年、Google広告では動画アクションキャンペーン(VAC)からデマンドジェネレーション広告(Demand Gen)への統合が進み、動画・画像・カルーセルなど複数フォーマットを組み合わせたクリエイティブ運用が重要になっています。
従来の動画中心の配信から、静止画や商品フィードを含めた多様なアセットを活用することで、YouTubeやDiscoverなど複数の掲載面でユーザーの興味関心を喚起できるようになりました。
本記事では、VAC統合後に押さえておきたいデマンドジェネレーション広告のアセット仕様と広告フォーマットについて解説します。
デマンドジェネレーション広告の基本アセット
まず、すべての広告フォーマットで共通して使用される基本アセットは以下の通りです。
| アセット | 上限 | 仕様 |
|---|---|---|
| 広告見出し | 最大5個 | 半角40文字(全角20文字)以内 |
| 説明文 | 最大5個 | 半角90文字(全角45文字)以内 |
| ビジネス名 | 1個 | 半角25文字(全角12文字)以内 |
| 最終ページURL | 1個 | ランディングページURL |
| 行動を促すフレーズ | 1個 | 「詳細」「購入」など選択式 |
これらのテキスト要素を組み合わせ、Googleの機械学習によって最適な広告パターンが自動生成されます。
主な広告フォーマット
デマンドジェネレーション広告では、主に以下の3種類のフォーマットが利用できます。
①シングルイメージ広告
静止画とテキストを組み合わせた基本フォーマットです。
主な画像仕様
- 最大20枚まで入稿可能
- ファイルサイズ:5MB以下
- 推奨サイズ
- 1200×628(1.91:1)
- 1200×1200(1:1)
- 960×1200(4:5)
- 1080×1920(9:16)
特に縦型(9:16)のクリエイティブはスマートフォン画面との相性が良く、YouTubeショートなどでの活用が期待されています。
②動画広告
VAC統合により、動画を中心とした広告配信もデマンドジェネレーションに組み込まれました。
YouTubeのインストリーム、インフィード、ショートなどの掲載面に配信できる点が特徴です。
動画と静止画を組み合わせたマルチフォーマット運用では、動画のみの場合と比べてコンバージョンが向上する傾向も報告されています。
③カルーセル広告
複数のカードを横スクロールで表示する形式の広告です。
主な仕様
- カード数:2〜10枚
- 各カードにリンクURL設定可能
- カードごとに見出し設定可能
複数商品やサービスの訴求、ストーリー形式の広告に向いています。
まとめ

デマンドジェネレーション広告は潜在層へのリーチに強みがありましたが、VAC統合によって「価値に基づく最適化」が可能になりました。
広告運用者にとっては、単なるクリック数やCV数の最大化から一歩進み、売上やLTVを意識した戦略が求められます。
これからのGoogle広告運用においては、デマンドジェネレーション広告とVACを組み合わせることで、より効率的かつ成果につながる配信が期待できるでしょう。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。