【新サービス】Googleと連携強化!マイクロアドの動画広告が話題

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マイクロアド社 Googleアドマネージャー 新サービス

2025年7月15日、株式会社マイクロアドはGoogleアドマネージャーとの連携強化を発表し、新たにインストリーム動画広告サービスを開始しました。

急速に成長する動画広告市場と多様化する視聴環境に対応したこの取り組みは、広告主や運用者にとって新たな機会を創出することとなるでしょう。

本記事では、新サービスのインストリーム動画広告の概要と運用者が注目すべきポイントを整理して解説します。

背景と導入の狙い

近年、コネクテッドTV(CTV)やオーバー・ザ・トップ(OTT)サービスの普及により、テレビ画面での動画視聴が当たり前になりました。

かつては「広告がテレビからスマホへ移った」と言われていましたが、今やその逆、つまりスマホで動画を見ていた人たちがテレビ画面に戻ってきている現象も進んでいます。

こうした変化の渦中で、動画広告市場は目覚ましい成長を遂げています。

2024年には市場規模が7,000億円を突破し、2028年には1兆円を超える見込みで、メディアと広告の関係性が根本から変わりつつあることをはっきりと示しています。

こうした市場の動向を受け、株式会社マイクロアドは広告のリーチをさらに拡大し、配信の質を向上させるため、Googleアドマネージャー経由でのインストリーム動画広告の提供を開始しました

新サービスの特徴と強み

株式会社マイクロアドが新たに提供するインストリーム動画広告サービスには、主に以下の3つの特徴があります。

  • 広範な配信面への対応
  • 多様なフォーマット対応
  • 高精度なターゲティング

それぞれ解説します。

広範な配信面への対応

従来のWebやアプリへの配信に加え、CTVやOTTといった視聴完了率の高いインストリーム枠にも広告を届けられます。

これにより、スマートTVやFire TVなどを利用するユーザー層へも直接リーチが可能になります。

多様な動画フォーマットの活用

6秒以内のバンパー広告から、数十秒から数分にも及ぶミッドロール広告まで、幅広い動画フォーマットを選択できます。

これには、スキップ可能な広告とスキップ不可の広告の両方が含まれ、広告主は目的や視聴環境に応じて最適なものを柔軟に選べます。

特に、ブランド認知や好意形成を高めたい場合は、ストーリー性のある長尺フォーマットが効果的です。

高精度なターゲティング

Googleの配信ロジックと、マイクロアドが独自に保有する媒体社由来の1st Party Dataを組み合わせることで、より緻密なターゲット設定とパフォーマンス改善が可能になります。

これにより、広告キャンペーンのパフォーマンスを飛躍的に改善できるでしょう。

運用上の実務ポイント

新たな配信手法を最大限に活用するには、設定、クリエイティブ制作、そして効果測定の各側面で工夫が求められます。

以下に、広告運用者が注目すべき主なチェックポイントをまとめました。

項目内容
設定の流れGoogleアドマネージャーでインストリーム枠を選び、マイクロアドと連携
配信対象Web、モバイル、CTV、OTTなど多様な視聴環境に対応
クリエイティブHDから4Kといった高画質が望ましく、動画の冒頭でブランド提示が重要
効果測定ビュー率や到達単価、セグメント別パフォーマンスをもとに最適化を実施

活用メリットと留意点

今回のマイクロアドとGoogleアドマネージャーの連携は、動画広告の運用において大きなメリットをもたらしますが、同時に留意すべき点もあります。

特にCTVでは、動画広告がスキップされにくく、視聴者の集中度も高いため、ブランドインパクトを強めやすいという利点があります。

ただし、Web配信とは異なる制作要件や視聴スタイルに対応するため、クリエイティブ設計や運用体制の見直しが必要です。

また、フォーマットごとのパフォーマンスを丁寧に分析し、配信戦略を最適化していく視点も欠かせません。

まとめ

マイクロアドとGoogleアドマネージャーの連携による動画広告サービスは、広告主にとってリーチの拡大と質の高い配信を両立させる手段となるでしょう。

配信チャネルが多様化する現代において、どの媒体やデバイスに、どのようなクリエイティブを投入するかが、今後の運用成果を大きく左右します。

広告運用者には、単に技術的な設定や媒体特性を理解するだけでなく、配信データを活用しながらPDCAサイクルを回し、常に改善を図る姿勢がますます重要になっていきます。

ぜひ、今後の広告運用にこの新しいサービスをお役立てください。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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