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古くなった記事、削除する?残す?SEO視点での最適解とは

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古い記事 SEO対策

Webサイトやオウンドメディアを運営する上で、コンテンツの鮮度維持は大きな課題となります。

特に古い記事の扱いは、担当者を悩ませるポイントではないでしょうか。

情報が古くなると、ユーザー体験を損ね、ブランドイメージを低下させる懸念もありますよね。

しかし、SEOの視点で見ると、安易な削除は必ずしも得策とは限りません。

今回の記事では、古くなった記事の最適な扱い方をSEO観点から解説します。

記事は「価値の有無」で判断する

何を削除し、何を残すかを決定するには、Webサイトの状況や目的に合わせた一貫性のある評価基準が不可欠です。

なぜなら、Googleの自動ランキングシステムは、検索順位の操作を目的としたテクニックではなく、ユーザーにとって有益で信頼できる質の高い情報を提供することこそが、検索エンジンの上位表示につながるように設計されているからです。

良かれと思って安易にコンテンツを削除してしまうと、これまで蓄積された内部リンクや被リンクが失われ、トラフィックや評価を損なう可能性があります。

したがって、コンテンツの取捨選択は、慎重な判断が求められます。

削除しない方がいい記事の例

過去の出来事を扱っていても、現代においてもなお重要な意味を持つ記事は積極的に残すべきです。

特に、以下のような種類の記事は、長期にわたり価値を提供し続ける可能性があります。

分類具体例
大きな出来事2008年の金融危機、COVID-19など
社会運動ブラック・ライヴズ・マター運動など
新たなトレンド仮想通貨の台頭、ChatGPTの登場など
政策の変更ブレグジットなどの制度改革の初報
出典元:Web担|古い記事を放置するとサイトが危ない? 検索順位を維持するコンテンツ管理術(前編)

これらの種類の過去記事は、時間が経過してもユーザーに検索される可能性があり、信頼できる情報源としての重要な役割を果たし続けることがあります。

その他、以下のような記事も、積極的に残しておくべきでしょう。

  • 今でも検索されている(アクセスがある)
  • リンクが張られている
  • 専門性・権威性・信頼性が高い(E-E-A-T)
  • 少し更新すれば現役で使える

これらの要素を持つ記事は、Webサイトにとって貴重な財産です。

安易に削除するのではなく、適切にメンテナンスやリライトを行いながら、その価値を最大限に活かすことが重要です。

削除を検討すべき記事の特徴

一方で、以下のような特徴を持つ記事は、削除、統合、あるいはリダイレクトを検討する価値があるかもしれません。

  • 長期間にわたりトラフィックが皆無
  • クリックやSNSシェアなどのエンゲージメントがない
  • 信頼できるWebサイトからの被リンクが不足している
  • 情報が陳腐化している、または利用価値がない
  • 大幅に改善しても価値の向上が見込めない

これらの記事を整理する際には、以下の点に留意しましょう。

  • 適切なリダイレクト設定
  • 正確な404エラー表示

古くても残しておきたい記事があれば、「noindex」を設定して検索結果から除外したり、記事内の不要な外部リンクに「nofollow」を適用したりすることも有効です。

残すなら更新(リライト)で活かす【おすすめ!】

古くても本質的な価値を持つ記事は、積極的にリライトして再活用しましょう。

少し手を加えるだけで、再び検索エンジンの評価を高め、新たなトラフィックを獲得できる可能性があります。

更新の主なポイント

  • 最新情報の追加
  • 日付・タイトルの見直し
  • 古いリンクの差し替え
  • サマリーや見出しの整理
  • キーワードの見直し
  • 表現のアップデート
  • 新たな視点の追加
  • メディアの追加や改善

例:3年前の「2022年SNS広告の基本」を、「2025年版SNS広告の基礎ガイド」としてリライトする。

まとめ

古い記事 SEO対策

古い記事の取り扱いにおいては、一律に削除するのではなく、「現在の検索ニーズへの適合性」と「将来的な価値の潜在性」を見極めることが大切です。

Webサイトのアクセス状況やユーザーからの反応、記事テーマの重要度などを総合的に分析し、それぞれの記事に対して「更新による再活用」「関連性の高い記事との統合」「不要な記事の適切な削除」といった判断を下すことが、SEOで成果を上げるための重要な鍵となります。

コンテンツを資産として「育てる」という視点を持ち、適切なメンテナンスと戦略的な活用によって、サイト全体の価値向上を目指しましょう。

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