LINEヤフー株式会社は、2024年1月22日より、Yahoo!ニュースおよびスポーツナビのコンテンツ動画の本編再生前にYahoo!広告 ディスプレイ広告（運用型）のレスポンシブ（動画）の配信を可能にしました。
本記事は、本リリースの詳細や広告のイメージ、注意点を解説します。
リリースの概要
LINEヤフー株式会社は、Yahoo!ニュースおよびスポーツナビのコンテンツ動画の本編再生前にYahoo!広告 ディスプレイ広告（運用型）のレスポンシブ（動画）の配信ができるようになりました。
配信される広告の仕様は、下記となっています。
| キャンペーン目的 | ・コンバージョン ・アプリ訴求 ・サイト誘導 ・動画再生 |
| 広告タイプ | レスポンシブ（動画） |
| アスペクト比 | ・16:9 ・1:1 |
| 掲載デバイス | ・PC ・スマートフォン（web） ・タブレット（web） |
| スキップ仕様 | 5秒経過後にスキップ可 |
この動画配信を活用すれば、これまで動画広告の掲載ができなかった掲載枠に広告が配信できるため、より多くの顧客層の獲得が期待できます。
広告掲載のイメージ
ここでは、コンテンツ動画の本編再生前に配信される「広告掲載」と「広告挙動」のイメージをお伝えします。
PC広告
PC広告にはアスペクト比「16:9」と「1:1」の広告があり、それぞれに下記5つの仕様があります。
①タイトル・主体者表記
②広告アイコン
➂LP遷移領域
④広告スキップボタン（カウントダウン表示）
➄音声なしの動画の場合、表示
広告挙動には以下6つの仕様があります。
①初回再生後、3秒間操作されなければ非表示
②広告アイコンは常に表示、クリックでフィードバックページに遷移
➂広告の動画部分のクリックでランディングページに遷移
④動画広告再生開始から5秒経過まではカウントダウンを表示※
➄マウスオーバーで、動画プレーヤーの操作部を表示
⑥全画面を表示
※5秒経過後「スキップ」ボタンが表示され、クリックするとコンテンツ動画本編が再生されます。広告が最後まで再生された場合、自動でコンテンツ動画本編が再生されます。
広告挙動は、コンテンツ動画の本編再生前に動画広告が自動再生され、広告掲載枠表示が50％未満になると再生は一時停止し、再度50％以上表示されたときに自動で広告再生される仕組みとなっています。
なお、デフォルト音声はOFFの状態で再生されます。
スマートフォンweb・タブレットweb
スマートフォンweb・タブレットwebの広告の詳細は以下となっています。
①タイトル・主体者表記
②広告アイコン
➂LP遷移領域
④広告スキップボタン（カウントダウン表示）
➄音声なしの動画の場合、表示
広告挙動には以下6つの仕様があります。
①初回再生後、3秒間操作されなければ非表示
②広告アイコンは常に表示、タップでフィードバックページに遷移
➂タップするとランディングページに遷移（広告は一時停止）
④動画広告再生開始から5秒経過まではカウントダウンを表示※
➄動画をタップすることで、動画プレーヤーの操作部を表示
⑥全画面を表示
※5秒経過後「スキップ」ボタンが表示され、タップするとコンテンツ動画本編が再生されます。
広告が最後まで再生された場合、自動でコンテンツ動画本編が再生されます。
動画記事詳細ページでプレイヤー上の再生ボタンをタップすると、動画広告が再生され、広告掲載枠表示が50％未満になると再生は一時停止し、再度50％以上表示されたときに自動で広告再生されます。
なお、デフォルト音声はONの状態で再生されます。
注意点
Yahoo!ニュース・スポーツナビのインストリーム枠に関する注意点には、次のようなものがあります。
- アプリ訴求目的のキャンペーンにおいて、SKAdNetworkには対応していない
- 広告作成時、インストリーム枠用の広告プレビューがない
- ディスプレイ広告の効果測定認定パートナーが提供する測定用スクリプトタグでの計測には対応していない
まとめ
Yahoo!ニュースおよびスポーツナビのインストリーム枠へ配信可能になったレスポンシブ広告の概要を解説しました。
運用型の掲載枠が広がったことで多くのユーザーにリーチできるため、ターゲット層にマッチした広告を配信すれば、より高い広告効果が得られるでしょう。
今後の広告運用にぜひお役立てください。
