SEOに強いECサイトとは、検索で見つけてもらうための設定ができるカートを選び、カテゴリや商品のページを検索する人の言葉で作り込んだネットショップのことです。
強さはカートの評判ではなく、カートの機能・ページの中身・運用の掛け算で決まります。本記事では、カート選びで確かめたい機能と、構築から公開後までの進め方を解説します。

この記事でわかること
- SEOに強いECサイトを決める3つの要素
- カート選びで確かめたいSEOの6つの機能
- ASP型カート・オープンソースなど、カートの種類と向き不向き
- 構築のときに避けたい失敗と、表示のルール
- 「ShopifyはSEOに弱い?」などのよくある疑問
なお、これからECサイトを作る・作り直す段階で、カート選びやSEOの設計に迷っている方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
扱う商品と売り方を伺い、検索広告やショッピング広告の運用とあわせて、SEOに必要な機能と作るページを一緒に整理します。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
SEOに強いECサイトとは?カート・中身・運用の掛け算

この章でわかること
- 基本①|カートが決めるのは「できること」の範囲
- 基本②|検索に出る理由はページの中身にある
- 基本③|公開後の運用で差が広がる

SEOに強いECサイトは、特定のカートを使えば手に入るものではありません。
カートの機能、ページの中身、公開後の運用の3つがそろって、はじめて検索から売上が生まれるサイトになります。
本記事では、ECサイトのSEOのうち、これからサイトを作る・作り直す段階で決めておきたいことに絞って解説します。
基本①|カートが決めるのは「できること」の範囲
カートは、タイトルや説明文を書き換えられるか、URLを自分で決められるか、リダイレクトを設定できるかといった、SEOでできることの範囲を決めます。
カートにない設定は、あとから工夫で補うのが難しいため、カートを決める前に確かめておきます。
一方で、主なカートの多くは、検索に必要な基本の仕組みをあらかじめ備えています。Googleも、ECサイトのURLの設計について次のように説明しています。
e コマース プラットフォームを使用している場合は、このような問題がプラットフォームですでに考慮されている可能性が高いため、このセクションはスキップできます。
引用元:Google検索セントラル「e コマースサイトの URL 構造を設計する」
カート選びでは、自社の売り方に必要な設定ができるかを確かめましょう。
基本②|検索に出る理由はページの中身にある
検索で上に出るかどうかを左右するのは、カートの種類よりも、ページに何が書かれているかです。
ECサイトでは、商品を選ぶための情報をまとめたカテゴリページ、商品ごとの詳しい説明、選び方や使い方の読み物が、検索の受け皿になります。
Googleは、ECサイトの構造の把握について次のように述べています。
通常、Google が URL の構造からサイトの構造を把握することはありません。代わりにページ間のリンクを分析して、サイト上のさまざまなページの相対的な重要度を把握します。
引用元:Google検索セントラル「e コマースサイトの構造を Google が把握できるようにする」
売れ筋の商品やカテゴリには、トップページや読み物からリンクを集めると、重要なページだと伝わりやすくなります。
カートを決めたら、どのページで検索を受け止めるかの設計に時間を使いましょう。
基本③|公開後の運用で差が広がる
ECサイトは、商品の入れ替えや在庫の変化、季節のセールなど、公開後も中身が変わり続けるサイトです。
売り切れの商品ページの扱い、新しいカテゴリの追加、検索の数字を見たうえでの書き直しを続けるかどうかで、同じカートでも差が広がります。
検索での表示回数やクリック数は、Google Search Consoleで確かめられます。
公開後に誰がどの頻度でページを直すかも、構築の前に決めておきましょう。
カート選びで確かめたいSEOの6つの機能

この章でわかること
- 機能①|ページごとにタイトルと説明文を書ける
- 機能②|URLに意味のある語を入れられる
- 機能③|リダイレクトとnoindexを設定できる
- 機能④|サイトマップと構造化データを出せる
- 機能⑤|カテゴリの説明文と読み物を作り込める
- 機能⑥|表示の速さと画像を管理できる

カートを比べるときは、料金や決済の種類と並べて、SEOの機能も公式ヘルプで確かめます。
営業資料の「SEO対策済み」という言葉だけでは、どこまで設定できるのかがわかりません。
機能①|ページごとにタイトルと説明文を書ける
検索結果に出るタイトルと説明文のもとになる設定を、商品・カテゴリ・読み物のページごとに書けるかを確かめます。
たとえばShopifyのヘルプでは、メタディスクリプションを設定できるページとして、次の種類を挙げています。
The meta description can be set for webpages, product pages, collection pages, and blog posts in Shopify.
引用元:Shopify ヘルプセンター「Adding keywords for SEO to your Shopify store」
(和訳:Shopifyでは、ウェブページ、商品ページ、コレクションページ、ブログ記事でメタディスクリプションを設定できます。)
同じ書式が一括で入るだけで、ページごとに書き換えられないカートでは、タイトルが似たものばかりになります。
タイトルの考え方は、SEOで勝つタイトルの付け方の記事で解説しています。
タイトルと説明文は、ページの種類ごとに自分で書けるかを最初に確かめましょう。
機能②|URLに意味のある語を入れられる
商品やカテゴリのURLに、番号だけでなく、内容を表す語を入れられるかも確かめます。
Googleは、URLに内容を示す語句を入れると、ページを把握しやすくなると説明しています。
推奨の例として「/product/black-t-shirt-with-a-white-collar」、非推奨の例として「/product/3243」が挙げられています。
カートによっては、URLの一部に決まった形があり、すべてを自由には決められません。
日本語のURLにするか英語の語にするかは、共有のしやすさも考えて、公開前に決めておきます。
URLの決め方は公開後に変えると手間がかかるため、構築の段階で決めましょう。
機能③|リダイレクトとnoindexを設定できる
商品の入れ替えやカテゴリの整理でURLが変わったとき、古いURLから新しいURLへ転送するリダイレクトを設定できるかを確かめます。
Shopifyのヘルプでは、URLを変えたときにリダイレクトを作れることや、既存のリダイレクトをCSVで取り込めることが案内されています。
あわせて、検索に出す必要のないページにnoindexを付けられるか、robots.txtを編集できるかも見ておきます。
リダイレクトとnoindexは、作り直しや商品の整理のたびに使う機能です。
機能④|サイトマップと構造化データを出せる
サイトマップは、サイトにあるページの一覧をGoogleに伝えるためのファイルです。
多くのカートは自動で作りますが、商品やカテゴリ、読み物のページが含まれるかを確かめます。Shopifyのヘルプでは、次のように説明されています。
All Shopify stores automatically generate a sitemap.xml file that contains links to all your products, primary product image, pages, collections, and blog posts.
引用元:Shopify ヘルプセンター「Finding and submitting your sitemap」
(和訳:すべてのShopifyストアでは、すべての商品、商品のメイン画像、ページ、コレクション、ブログ記事へのリンクを含む sitemap.xml ファイルが自動で作られます。)
価格や在庫の情報を検索エンジンに伝える構造化データは、テーマやテンプレートで出力されるのか、アプリや追加の設定が要るのかを確かめます。
サイトマップと構造化データは、自動で出る範囲と自分で足す範囲を分けて確かめましょう。
機能⑤|カテゴリの説明文と読み物を作り込める
検索の受け皿になるカテゴリページに、商品の一覧だけでなく、選び方の説明文を書けるかを確かめます。
あわせて、ブログや特集のような読み物のページを、同じドメインの中で作れるかも見ておきます。
カテゴリの説明文を書く欄がない、読み物は別のサービスで作るしかないといった場合は、検索の受け皿を増やしにくくなります。
カテゴリと読み物を作り込めるかが、公開後に検索を伸ばせるかを左右します。
機能⑥|表示の速さと画像を管理できる
商品の写真が多いECサイトは、画像の重さで表示が遅くなりがちです。
画像を自動で圧縮する機能があるか、テーマやアプリを足したときに読み込みが重くならないかを、デモのショップで確かめます。
スマートフォンで商品ページを開いたときの速さは、購入のしやすさにも直結します。
表示の速さは、テーマとアプリを選ぶときにも毎回確かめましょう。

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カートの種類とSEOの向き不向き

この章でわかること
- 種類①|ASP型カート(Shopify・BASE・カラーミーショップなど)
- 種類②|オープンソース(EC-CUBE・WooCommerceなど)
- 種類③|フルスクラッチ・パッケージ
- 種類④|モールの店舗は役割を分けて考える

ECサイトを作る方法は、大きく分けて、ASP型カート、オープンソース、フルスクラッチがあり、別の売り場としてモールへの出店があります。
自由に作り込める方法ほど、構築と保守の手間と費用も増えます。
種類①|ASP型カート(Shopify・BASE・カラーミーショップなど)
ASP型カートとは、カートの会社が用意した仕組みを、月額などの料金で借りてネットショップを作る方法です。
サーバーの管理やセキュリティの更新をカートの会社が受け持つため、少ない人数でも始めやすいのが特長です。
SEOの面では、基本の設定がそろっていることが多い反面、URLの形やテンプレートの細かな部分は、カートの決まりに従います。
多くの中小のショップにとっては、まずこの型から候補を比べるのが現実的です。
ASP型カートは、決まりの範囲で何ができるかをヘルプで確かめて選びましょう。
種類②|オープンソース(EC-CUBE・WooCommerceなど)
EC-CUBEやWooCommerceのように、公開されているソフトを自社のサーバーに入れて作る方法もあります。
テンプレートやURLの設計を細かく作り込めるため、SEOで自分で決められる範囲は広くなります。
その分、サーバーの管理やソフトの更新、セキュリティの対策を、自社か制作会社が担い続ける必要があります。
作り込める自由と、保守を続ける体制はセットで考えましょう。
種類③|フルスクラッチ・パッケージ
商品数がとても多い、独自の仕組みが要るといった大規模なECサイトでは、ゼロから開発する方法やパッケージ製品を使う方法もあります。
SEOの要件を設計どおりに作れる一方で、要件を書き漏らすと、その機能は作られないまま公開される点に注意が必要です。
検索に関わる要件は、開発の前の要件定義の書類に、項目として書き込みます。
自由に作れる方法ほど、SEOの要件を書面で残しましょう。
種類④|モールの店舗は役割を分けて考える
楽天市場やAmazonなどのモールに出店した店舗のページは、主にモールの中の検索で見つけてもらう売り場です。
Googleの検索で、自社の名前やこだわりの商品を探す人を受け止めるのは、自社のECサイトの役割になります。
モールと自社サイトで同じ商品を扱うときは、自社サイトにしかない説明や読み物を用意しておくと、両方の役割がはっきりします。
モールは売り場の1つ、自社サイトは検索の受け皿と分けて考えましょう。
ECサイトが守るべき表示のルール

この章でわかること
- ルール①|特定商取引法の表示をカートの機能で漏れなく
- ルール②|セール価格の表示は景品表示法に沿う
- ルール③|レビューの機能はステマにならない運用で

ECサイトの表示の多くは、カートの設定画面で入力した内容がそのまま画面に出ます。
構築のときに設定を決めておくと、公開後の表示の誤りを減らせます。個別の判断は、消費者庁の資料や専門家に確かめてください。
ルール①|特定商取引法の表示をカートの機能で漏れなく
インターネットの通信販売は、特定商取引法で、広告に表示する事項が定められています。
消費者庁の特定商取引法ガイドでは、販売価格と送料、代金の支払いの時期と方法、商品の引き渡しの時期が挙げられています。
ほかにも、返品などの申込みの撤回や解除に関する事項、事業者の名称・住所・電話番号などが並んでいます。
カートには「特定商取引法に基づく表記」のページを作る機能が用意されていることが多いため、構築のときに漏れなく入力します。
送料や返品の条件は、表記のページと商品ページで食い違わないようにしましょう。
ルール②|セール価格の表示は景品表示法に沿う
カートのセール機能で、元の価格と並べて値引き後の価格を見せる二重価格表示は、景品表示法の有利誤認に注意が必要です。
具体的には、商品・サービスの取引条件について、実際よりも有利であると偽って宣伝したり、競争業者が販売する商品・サービスよりも特に安いわけでもないのに、あたかも著しく安いかのように偽って宣伝する行為が有利誤認表示に該当します。
引用元:消費者庁「有利誤認とは」
比べる価格として「通常価格」を表示するなら、その価格で実際に販売していた期間と実績があるかを確かめてから設定します。
セール機能を使う前に、比べる価格の根拠を確かめましょう。
ルール③|レビューの機能はステマにならない運用で
商品レビューの機能は、購入を迷う人の判断材料になる一方で、運用を誤るとステルスマーケティングになりかねません。
広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すことがいわゆる「ステルスマーケティング」です。
引用元:消費者庁「令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」
謝礼と引き換えに書いてもらったレビューを、一般のお客様の声のように見せることは避け、依頼したレビューはその旨を示します。
低い評価だけを非表示にするなど、都合のよい声だけを選んで見せる運用も控えます。
レビューは、集め方と見せ方のルールを社内で決めてから機能を使いましょう。

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問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
SEOに強いECサイトを作るときにやってはいけないこと

この章でわかること
- NG①|テンプレートのタイトルと説明文のまま公開する
- NG②|カートの乗り換えでURLを引き継がない
- NG③|絞り込みや並べ替えのURLを放置する
- NG④|アプリや装飾を入れすぎて重くする
- NG⑤|商品説明を自動で大量に作る

構築の段階の小さな見落としが、公開後の検索の伸び悩みにつながることがあります。
よくある5つの失敗を、公開前に確かめておきましょう。
NG①|テンプレートのタイトルと説明文のまま公開する
カートの初期設定のまま公開すると、商品ページのタイトルが似たものばかりになったり、説明文が空のままだったりします。
カテゴリページや読み物も含め、主要なページは公開前にタイトルと説明文を書き直します。
すべてを一度に書けないときは、売上の大きい商品とカテゴリから順に書きます。
公開前に、主要なページのタイトルと説明文を一通り書き直しましょう。
NG②|カートの乗り換えでURLを引き継がない
別のカートから乗り換えると、商品やカテゴリのURLの形が変わることがよくあります。
古いURLから新しいURLへのリダイレクトを用意しないと、これまで検索や外部のリンクから届いていた人が、見つからないページにたどり着きます。
乗り換えの前に、古いURLと新しいURLの対応表を作り、公開と同時にリダイレクトを有効にします。
カートの乗り換えは、URLの対応表とリダイレクトの準備から始めましょう。
NG③|絞り込みや並べ替えのURLを放置する
色やサイズ、価格の帯で商品を絞り込む機能を、ファセットナビゲーションと呼びます。組み合わせの数だけURLが増えることがあります。
Googleは、同じ内容を返す別のURLの数をできるだけ少なくし、必要以上にクロールさせないよう勧めています。
検索で受け止めたい組み合わせだけをカテゴリのページとして作り、そのほかの絞り込みのURLを検索に出さない設定を、制作会社と決めておきます。
検索で見せたい絞り込みと、見せなくてよい絞り込みを分けましょう。
NG④|アプリや装飾を入れすぎて重くする
レビュー、ポップアップ、おすすめ商品の表示など、便利なアプリを足すほど、ページの読み込みは重くなりがちです。
使っていないアプリを残したままにすると、表示が遅くなるだけで役に立ちません。
アプリを入れる前と後で、スマートフォンでの表示の速さを比べる習慣を付けます。
アプリは、売上に役立つものだけに絞って入れましょう。
NG⑤|商品説明を自動で大量に作る
商品数が多いと、メーカーの説明文の流用や、生成AIによる自動の文章で、商品ページを一気に埋めたくなります。
Googleのスパムに関するポリシーは、ユーザーの役に立つことではなく、検索ランキングの操作を主な目的として大量のページを作ることを、大量生成されたコンテンツの不正使用としています。
下書きを自動で作るとしても、素材や使ってみた感想、サイズ選びのコツなど、自社が確かめた情報を足してから公開します。
商品説明は、自社が確かめた情報を足してから公開しましょう。
構築から公開後3か月までの進め方

この章でわかること
- 進め方①|要件定義にSEOの項目を書き込む
- 進め方②|公開の方法を決め、Googleに知らせる
- 進め方③|立ち上げ直後は検索広告とショッピング広告で補う
- 進め方④|広告の検索語句でカテゴリページを育てる

SEOに強いECサイトづくりは、カートを決める前の要件定義から始まり、公開後の数か月で形になります。
弊社カルテットは運用型広告の運用代行を本業としているため、立ち上げの時期は広告とSEOを組み合わせる進め方をおすすめしています。
進め方①|要件定義にSEOの項目を書き込む
制作会社やカートを決める前に、要件定義の書類へ、SEOの項目を書き込みます。
要件定義に書くSEOの項目(例)
- ページの種類ごとにタイトルと説明文を書けること
- 商品・カテゴリのURLの決め方
- 旧サイトからのリダイレクトの範囲
- カテゴリの説明文と読み物のページ
- 絞り込みのURLの扱い
- サイトマップ・構造化データ・表示の速さの確認
項目を書面にしておくと、制作会社の見積もりや提案を同じ条件で比べられます。
SEOの項目は、要件定義の段階で書面に残しましょう。
進め方②|公開の方法を決め、Googleに知らせる
Googleの「新しい e コマースサイトの開設方法」では、公開の方法として、サイト全体を一度に公開する、ホームページだけを先に公開するといった選択肢が紹介されています。
ほかにも、在庫なしの状態で公開する方法や、早めに公開して後から正式に告知する方法が挙げられています。
公開したら、Search Consoleでサイトの所有権を確かめ、ページが多い場合はサイトマップを送ります。
Googleは、ショッピングタブなどに商品を表示するには、Google Merchant Centerへの登録が必要だと説明しています。
公開の方法と、公開日にGoogleへ知らせる作業を、事前に決めておきましょう。
進め方③|立ち上げ直後は検索広告とショッピング広告で補う
新しいECサイトは、検索での評価が育つまでに時間がかかります。
公開直後の売上は、検索広告やショッピング広告で、商品名やカテゴリの言葉に広告を出して作る方法があります。
Merchant Centerに登録した商品データは、ショッピング広告にも無料の商品の掲載にも使われるため、商品名や説明を丁寧に整えておくと両方に役立ちます。
広告とSEOを一緒に進める考え方は、リスティング広告とSEOを併用するメリットの記事でも紹介しています。
評価が育つまでの期間は、広告で売上の芽を作りましょう。
進め方④|広告の検索語句でカテゴリページを育てる
広告を1か月ほど出すと、どの検索語句で商品が売れたかが、検索語句のレポートに残ります。
売れた語句に合わせてカテゴリページの見出しや説明文を直し、足りないカテゴリや読み物を足していきます。
3か月目からは、Search Consoleの表示回数やクリック数と広告の数字を並べ、SEOで取れるようになった言葉から広告の予算を見直します。
広告の検索語句を、カテゴリページを育てるための手がかりにしましょう。

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SEOに強いECサイトでよくある質問

この章でわかること
- 質問①|ShopifyはSEOに弱い?強い?
- 質問②|カラーミーショップなど国内のカートはSEOに弱い?
- 質問③|無料で始められるカートでもSEOはできる?
- 質問④|ECサイトの制作では、何をどこまで頼めばいい?
最後に、カート選びとSEOについて、よく聞かれる質問にお答えします。
質問①|ShopifyはSEOに弱い?強い?
Shopifyは、ヘルプで見る限り、タイトルと説明文の設定、サイトマップの自動作成、URLリダイレクトなど、SEOの基本の機能を備えています。
robots.txtも編集できますが、Shopifyのヘルプは、使い方を誤るとすべてのトラフィックを失うおそれがあるとして、上級者向けの機能だと注意しています。
また、ShopifyのURLには、ヘルプで固定のパスと呼ばれる /products や /collections のような決まった部分があり、URLを細かく作り込みたい場合は制約になります。
ただし、Googleは通常、URLの構造からサイトの構造を把握しないと説明しており、検索での評価を分けるのはページの中身と内部リンクです。
Shopifyの強い弱いより、その決まりの中で自社が何を作るかで判断しましょう。
質問②|カラーミーショップなど国内のカートはSEOに弱い?
カートの名前だけで、SEOに強いか弱いかは決まりません。
国内のカートでも、ページごとのタイトルと説明文、URL、リダイレクト、サイトマップなどの扱いは、カートやプランによって違います。
評判で判断せず、この記事の6つの機能を、契約するプランの公式ヘルプやサポートで確かめてください。
国内か海外かではなく、6つの機能を確かめて比べましょう。
質問③|無料で始められるカートでもSEOはできる?
無料のプランから始められるカートでも、商品ページやカテゴリページを丁寧に作れば、検索から見つけてもらうことはできます。
ただし、無料のプランでは、ショップのURLがカートの会社のドメインの下に作られたり、使える設定が限られたりすることがあります。
将来カートを乗り換える可能性があるなら、最初から独自のドメインを使えるかを確かめておくと、URLを引き継ぎやすくなります。
無料で始めるときも、独自のドメインと編集できる範囲は確かめておきましょう。
質問④|ECサイトの制作では、何をどこまで頼めばいい?
カートの設定やデザイン、テンプレートの作り込みは、ECサイトの制作会社が得意とする分野です。
一方で、どの言葉でどのページを作るか、カテゴリをどう分けるかといった設計は、検索の数字を読める担当者と一緒に決めると手戻りが減ります。
カート選びや構築の段階からSEOを組み込みたい方は、カルテットのSEOコンサルティングで、要件定義のお手伝いからご相談いただけます。
制作は制作会社に、検索の設計はSEOに詳しい担当者にと、役割を分けて頼みましょう。
まとめ|SEOに強いECサイトはカート選びと中身の設計で決まる

この記事の要点
- SEOに強いECサイトは、カートの機能×ページの中身×公開後の運用で決まる
- カート選びでは、タイトル・URL・リダイレクト・サイトマップ・カテゴリと読み物・表示の速さの6つを確かめる
- カートの種類は自由度と手間の兼ね合いで、多くのショップはASP型カートかオープンソースから比べる
- 公開直後は検索広告とショッピング広告で補い、広告の検索語句でカテゴリページを育てる
SEOに強いECサイトは、カートの評判ではなく、カート選びと中身の設計、公開後の運用で作られます。
まずは候補のカートの公式ヘルプで6つの機能を確かめ、要件定義にSEOの項目を書き込むところから始めてください。
ECサイトの構築やカートの乗り換えを控えている方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
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