クリニックのSEO対策とは?集患の施策と医療広告の注意点を解説

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クリニックのSEO対策とは?集患の施策と医療広告の注意点を解説

クリニックのSEO対策とは、症状や地域で医院を探す人に検索で見つけてもらい、予約や来院につなげるために、ホームページの中身と作りを整える取り組みです。

医療の情報は検索で慎重に評価され、ホームページも医療広告の規制を受けるため、正確さと表現のルールを両立させることが要になります。本記事では、医院のWeb担当者が押さえたい施策と注意点、始め方を解説します。

クリニックのSEO対策の結論|クリニックのSEOは、医療の情報としての正確さと、医療広告の表現のルールを両立させる。患者が使う検索の言葉は、症状・病気の名前、地域と診療科、医院名と予約の3つ。押さえたい施策は、診療科・症状ごとのページ、医師の経歴、診療時間などの情報、予約までの導線、よくある質問の5つ。自由診療をホームページに載せるときは、問い合わせ先の明示、通常必要とされる治療内容・費用、主なリスク・副作用など、限定解除の4つの要件を満たす。まずは院内で素材を集め、医師が表現を確かめる流れを作る

この記事でわかること

  • 患者が医院を探すときの検索と、クリニックのSEOの前提
  • 診療科・症状ごとのページなど、押さえたい5つの施策
  • 医療広告等ガイドラインで守るべき表現と限定解除
  • Googleと医療広告の両方で避けたいこと
  • Web担当者が最初の3か月でやることと、よくある質問

なお、ホームページからの予約をどう増やすか迷っている方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。

診療科と商圏を伺い、医療広告のルールを踏まえて、検索広告とSEOの進め方を一緒に整理します。

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クリニックのSEO対策とは?検索から受診までの流れ

待合室のスマートフォンで症状を調べてから、受付で予約を確かめる患者とスタッフのイラスト

この章でわかること

  • 定義①|患者は症状・地域・医院名の3つの段階で検索する
  • 定義②|健康の情報は、Googleが特に慎重に評価する
  • 定義③|ホームページも医療広告の規制を受ける
クリニックのSEO対策の関係図(検索の言葉は表示例)|患者は、症状で調べる(例:のどの痛み 熱 続く)、地域と診療科で探す(例:〇〇駅 皮膚科)、医院名で確かめる(例:〇〇クリニック 予約)の3つの段階で検索し、クリニックのホームページとGoogleビジネスプロフィールにたどり着き、予約・電話や来院につながる。その中身は、上のGoogleの評価(健康のトピックはE-E-A-Tが優れたコンテンツを特に重視するYMYL)と、下の医療法のルール(ホームページも医療広告として規制され、虚偽・誇大な表示や体験談は不可)の両方に挟まれている

クリニックのSEOは、検索した人を受診につなげる点では、ほかの業種と変わりません。

ただ、医療の情報ならではの評価の厳しさと、医療法による表現の制限があり、この2つを前提に進めます。

定義①|患者は症状・地域・医院名の3つの段階で検索する

まだ医院を決めていない人は、「せき 長引く」のように症状や病気の名前で調べます。

受診を決めた人は「〇〇駅 内科」のように地域と診療科で探し、最後に医院名と「予約」「休診日」などの言葉で確かめます。

3つの段階のどこで見つけてもらいたいかを決めると、作るページがはっきりします。

定義②|健康の情報は、Googleが特に慎重に評価する

Googleは、人の健康に関わる情報の扱いについて、次のように説明しています。

たとえば、Google のシステムでは、人の健康や安全、経済的安定、社会の福利厚生に大きく影響する可能性のあるトピックについては、E-E-A-T が優れたコンテンツを特に重視します。Google はこうしたトピックを「Your Money or Your Life」、または略して YMYL と呼びます。

引用元:Google検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」

E-E-A-Tとは、経験・専門性・権威性・信頼性の頭文字をとった言葉で、詳しくはE-E-A-Tとはで解説しています。

誰が書き、誰が確かめた情報かを、ページの上で分かるようにしましょう。

定義③|ホームページも医療広告の規制を受ける

医療機関のウェブサイトは、平成29年に成立した医療法等の一部を改正する法律によって、ほかの広告媒体と同じく規制の対象になりました。

何を書いてよく、何を書いてはいけないかの基準は、厚生労働省の医療広告等ガイドライン(令和8年3月30日最終改正)に示されています。

ガイドラインは、受診を誘う目的があり(誘引性)、医院が特定できる(特定性)ものを広告として扱い、Eメールやインターネット上の広告も媒体の例に挙げています。

記事を書く前に、院内でガイドラインを確かめる担当者を決めておきましょう。

クリニックのSEOで押さえる5つの施策

診療科ごとのページの構成図を広げて、院長と打ち合わせるWeb担当者のイラスト

この章でわかること

  • 施策①|診療科・症状・検査ごとに、1ページずつ作る
  • 施策②|医師の経歴と、記事の監修者・更新日を示す
  • 施策③|診療時間と休診日を、ホームページとビジネスプロフィールでそろえる
  • 施策④|スマートフォンから予約・電話まで迷わず進める
  • 施策⑤|よくある質問は、受付と電話に届く質問から作る
クリニックのサイト設計図(検索の言葉は表示例)|トップページ(診療科・診療時間・予約への入口)から6種類のページに枝分かれさせ、1ページで1つの検索に答える。診療科のページ:答える検索の例「〇〇市 内科」、院内で集める素材は診療科ごとの対象の症状、受けられる検査。症状・病気のページ:答える検索の例「せき 長引く 原因」、院内で集める素材は受診の目安、院内でできる検査と治療。検査・治療のページ:答える検索の例「胃カメラ 鎮静 〇〇市」、院内で集める素材は検査の流れ、所要時間、保険診療の範囲。医師紹介:答える検索の例「〇〇クリニック 院長」、院内で集める素材は経歴、資格、所属学会、担当の曜日。診療時間・アクセス:答える検索の例「〇〇クリニック 土曜」、院内で集める素材は診療日・休診日、駐車場、予約の方法。よくある質問:答える検索の例「初診 持ち物」、院内で集める素材は受付や電話で多い質問と答え

患者が探す言葉に答えるページを、診療科・症状・検査ごとに用意するのが基本です。

施策①|診療科・症状・検査ごとに、1ページずつ作る

1つのページにいくつもの症状を並べると、どの検索に答えるページなのかがぼやけます。

「せきが長引く」「胃カメラを受けたい」のように、患者の悩みや目的ごとにページを分け、受診の目安や検査の流れを書きます。

診療科によって、患者が調べる悩みも、院内で集めたい素材も変わります。代表的な例を表にまとめました。

診療科作りたいページの例院内で集める素材
内科発熱・せき・生活習慣病対応できる検査の一覧
小児科発熱・予防接種・乳幼児健診予約の方法と待合の工夫
皮膚科湿疹・ニキビ・やけど保険診療と自由診療の区別
眼科目の疲れ・視力の低下検査機器と手術の有無
耳鼻咽喉科鼻水・のどの痛み・めまい検査と処置の流れ
整形外科腰痛・ひざの痛み・骨折リハビリの体制
産婦人科妊婦健診・月経の悩み健診の日程と分娩の可否

※ページの例は一般的な例です。載せる内容は、各院の診療の実態に合わせてください。

1ページで1つの検索に答えるつもりで、ページを分けましょう。

施策②|医師の経歴と、記事の監修者・更新日を示す

医師紹介のページには、経歴や資格、所属学会など、広告が可能とされた事項の範囲で、誰が診療するのかを載せます。

専門としている診療の範囲や、患者に伝えたい診療の方針を本人の言葉で書いてもらうと、ほかの医院との違いが伝わります。

症状や病気の記事には、監修した医師の名前と、公開日・更新日を入れておきます。

記事から医師紹介のページへリンクし、書き手と確かめた人が分かる形にしましょう。

施策③|診療時間と休診日を、ホームページとビジネスプロフィールでそろえる

「〇〇クリニック 土曜」のような検索では、ホームページとGoogleビジネスプロフィールの情報が食い違うと、患者が迷ってしまいます。

Googleマップでの見つけられ方を整える取り組みは、MEO対策とはで解説しています。

休診日や年末年始の変更は、ホームページとビジネスプロフィールを同じ日に直しましょう。

施策④|スマートフォンから予約・電話まで迷わず進める

具合が悪いときに、スマートフォンで医院を探す人もいます。

どのページからも予約や電話にすぐ進めるよう、診療時間と予約の方法をページの上のほうに置きます。

電話がつながりにくい時間帯があるなら、Web予約の方法や、つながりやすい時間もあわせて書いておきます。

どのページを開いても、予約と電話の入口が見える形にしましょう。

施策⑤|よくある質問は、受付と電話に届く質問から作る

「初診の持ち物」のように、受付や電話で何度も聞かれる質問は、そのまま検索される言葉でもあります。

受付のスタッフに1か月ほど質問を書き留めてもらうと、答えるべき質問の一覧ができます。

院内に届く質問を集めて答えをページに載せ、受付の手間も減らしましょう。

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クリニックが守るべき医療広告のルール

ガイドラインの冊子を手に、ホームページの表現を一つずつ確かめる医師のイラスト

この章でわかること

  • ルール①|虚偽・比較優良・誇大な表現は使わない
  • ルール②|患者の体験談と、誤認させる治療前後の写真は載せない
  • ルール③|自由診療を載せるなら、限定解除の4つの要件を満たす
  • ルール④|「専門外来」「〇〇センター」の名前と、費用の強調に気をつける
医療広告の表現の信号機(厚生労働省の医療広告等ガイドラインにもとづく)|載せない(法や指針で禁止される広告):虚偽広告(例:治療後の処置が要るのに「一日で全ての治療が終了します」)、比較優良広告(例:「当院は県内一の医師数を誇ります。」)、誇大広告、公序良俗に反する広告、患者の主観や伝聞に基づく体験談、誤認させるおそれのある治療前後の写真。条件つき(限定解除の要件を満たせば載せられる):自由診療の治療内容・費用(問い合わせ先、通常必要な治療内容・費用、主なリスク・副作用を示す)、治療前後の写真(治療内容・費用、主なリスク・副作用などの詳しい説明を付ける)。載せられる(広告が可能とされた事項):診療科名、診療日・診療時間、予約による診療の有無、医師の氏名・略歴などの事項

医療広告等ガイドラインは、禁止される広告と、広告が可能な事項、その限定を解く条件を定めています。

記事やページを公開する前に、表現が上の図のどこに当たるかを確かめます。

ルール①|虚偽・比較優良・誇大な表現は使わない

ガイドラインは、虚偽広告の例に、治療後の定期的な処置が必要なのに「一日で全ての治療が終了します」とする表現を、比較優良広告の例に「当院は県内一の医師数を誇ります。」を挙げています。

最上級の表現は、客観的な事実であっても、禁止される表現に当たるとしています。

「一番」「最高」のような言葉が入っていないかを、公開の前に確かめましょう。

ルール②|患者の体験談と、誤認させる治療前後の写真は載せない

医療機関が受診を誘う目的で、患者の主観や伝聞に基づく体験談を紹介することは、医療広告として認められていません。

これは、患者等の体験談の記述内容が、広告が可能な範囲であっても、広告は認められない。

引用元:厚生労働省「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告等ガイドライン)」

治療前後の写真も、治療内容や費用、主なリスク・副作用などの詳しい説明がなければ、患者を誤認させるおそれがあるものとして扱われます。

説明の置き場所にも決まりがあり、リンク先の別のページに置いたり、利点に比べて極端に小さな文字で書いたりしてはならないとしています。

「患者さまの声」のページを作る前に、ガイドラインの体験談の項目を院内で読み合わせましょう。

ルール③|自由診療を載せるなら、限定解除の4つの要件を満たす

限定解除とは、決められた要件を満たした場合に、広告が可能な事項以外の情報も載せられるようにする仕組みです。

要件は、患者が自ら求めて入手する情報であることと、問い合わせ先を示すこと、自由診療なら通常必要とされる治療内容・費用と主なリスク・副作用の情報を示すことです。

自由診療のページには、費用の幅とリスク・副作用を、利点と同じくらい分かりやすく書きましょう。

ルール④|「専門外来」「〇〇センター」の名前と、費用の強調に気をつける

ガイドラインは、「専門外来」という表記を、広告が可能な診療科名と誤認を与えるものとして、広告可能な事項ではないとしています。

ただし、保険診療などの範囲で「糖尿病」「花粉症」のように、特定の治療や検査を外来で行う旨を示すことは可能としています。

医院の名前に「〇〇センター」と付けることも、救命救急センターのように法令や国の事業にもとづく場合などに限られ、それ以外は誇大広告として扱われます。

また、「今なら〇円でキャンペーン実施中!」のように費用を強調する広告は、品位を損ねる内容の広告の例に挙げられています。

ページの見出しや医院の呼び名に「専門外来」「センター」を使う前に、ガイドラインの例と照らし合わせましょう。

クリニックのSEOでやってはいけないこと

うまい話の提案書を前に、手のひらを向けて断るクリニックのスタッフのイラスト

この章でわかること

  • NG①|医師や監修者の経歴・資格を作り込む
  • NG②|地域名や駅名だけを入れ替えたページを量産する
  • NG③|謝礼と引き換えに、口コミや体験談の掲載を頼む
  • NG④|根拠を示さない満足度や、広告できない数字を載せる
クリニックのSEOでやってはいけないこと:Googleのポリシーと医療広告のルールの重なり|Googleの評価を落とすもの:地域名・駅名だけを入れ替えたページの量産、ランキング操作が目的のリンクの売買。医療広告で問題になるもの:謝礼と引き換えに頼んだ口コミ・体験談、「県内一」のような最上級の表現、根拠を示さない「〇%の満足度」。両方に当たるもの:医師・監修者の経歴や資格の作り込み

やってはいけないことには、Googleの評価を落とすもの、医療広告で問題になるもの、その両方に当たるものがあります。

NG①|医師や監修者の経歴・資格を作り込む

Googleは、著者の情報について次のように注意を促しています。

ただし、虚偽の著者情報を使用することは避けてください。クリエイターのプロフィールを捏造すること(AI 生成の顔写真、架空の名前、虚偽の資格情報を使用して、コンテンツが人間の専門家によって書かれたように見せるなど)は、欺瞞行為の一種です。

引用元:Google検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」

医療広告でも、事実と違う資格の表示は虚偽広告に、活動実態のない団体による認定の表示は誇大広告に当たるとされています。

監修は実在の医師に頼み、載せる経歴は本人に確かめてもらいましょう。

NG②|地域名や駅名だけを入れ替えたページを量産する

近くの駅名ごとに、中身がほとんど同じページを大量に作る方法を勧められることがあります。

地域のページを作るなら、駅からの道順や駐車場、バスの便のように、地域ごとに違う情報を書くことが前提です。

Googleはスパムに関するポリシーで、検索ランキングの操作を主な目的として大量のページを生成することを、スパムの例に挙げています。

地域のページは、その地域から通う患者の役に立つ情報があるかで作るかどうかを決めましょう。

NG③|謝礼と引き換えに、口コミや体験談の掲載を頼む

ガイドラインは、口コミサイトなどへの体験談の掲載について、医療機関が費用負担などの便宜を図って依頼していなければ広告に当たらないとしています。

裏を返せば、謝礼や割引と引き換えに書いてもらった体験談は、医療広告として扱われることがあります。

口コミは患者が自分の意思で書くものとし、見返りを付けて頼まないようにしましょう。

NG④|根拠を示さない満足度や、広告できない数字を載せる

ガイドラインは、調査の方法などの根拠を示さない「〇%の満足度」を、虚偽広告として扱うべきものとしています。

死亡率や術後生存率などの数字も、医療機能情報提供制度で報告が義務付けられた事項を除き、広告が可能な事項ではないとしています。

数字は説得力がある一方で、患者の状態によって結果が変わる医療では、誤解を招きやすい情報でもあります。

ページに数字を載せるときは、広告が可能な事項か、出典と調べ方を示せるかを先に確かめましょう。

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カルテットのSEOコンサルティング

問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。

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Web担当者が最初の3か月でやること

壁のカレンダーに3か月の予定を書き込みながら、集める素材を整理するWeb担当者のイラスト

この章でわかること

  • 1か月目|院内で素材を集め、今のページを棚卸しする
  • 2か月目|検索広告とSearch Consoleのデータで、作るページを選ぶ
  • 3か月目|医師の確認を経て公開し、更新の流れを決める
クリニックのWeb担当者が最初の3か月でやること|1か月目(集める・棚卸し):受付と電話でよく聞かれる質問、医師の経歴・資格・所属学会、検査機器と対応できる検査、診療時間・休診日・駐車場。ゴールは今あるページの一覧を作る。2か月目(選ぶ):検索広告の検索語句の一覧、Search Consoleの検索キーワード、予約や電話が多い診療。ゴールは作るページの順番を決める。3か月目(公開・確認):診療科と症状のページを公開、医師が表現と内容を確認、公開日・更新日を入れる。ゴールは院内の確認の流れを決める

いきなり記事を書き始めるより、素材とデータをそろえてから作るほうが、手戻りが少なくなります。

1か月目|院内で素材を集め、今のページを棚卸しする

受付と電話でよく聞かれる質問、医師の経歴と資格、検査機器と対応できる検査、診療時間と休診日を集めます。

あわせて今あるページを一覧にし、情報が古いページや、ガイドラインに照らして直したい表現がないかを確かめます。

院内でしか集められない素材から先に集めると、ほかの医院と違うページになります。

2か月目|検索広告とSearch Consoleのデータで、作るページを選ぶ

検索語句レポートとは、広告が表示された実際の検索の言葉の一覧で、予約や電話につながった言葉を見つけられます。

Search Consoleでは、自院のページがどんな言葉で表示されているかを確かめます。基本はGoogle Search Consoleについての解説記事をご覧ください。

なお、検索広告の広告文には、ホームページと同じ書き方をそのまま使えるとは限りません。

なお、インターネット上のバナー広告、あるいは検索サイト上で、例えば「癌治療」を検索文字として検索した際に、スポンサーとして表示されるものや検索サイトの運営会社に対して費用を支払うことによって意図的に検索結果として上位に表示される状態にしたものなどは、①を満たさないものであること。

引用元:厚生労働省「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告等ガイドライン)」

検索広告は限定解除の要件を満たさないため、広告文は広告が可能な事項の範囲で書くことになります。

すぐに予約を増やしたい時期は検索広告、長く集患を支えるページはSEOと分けて考え、使い分けはリスティング広告とSEOを併用するメリットで解説しています。

広告とSEOの分担から相談したい方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングもご活用ください。

広告で予約につながった言葉を、SEOで作るページの順番に生かしましょう。

3か月目|医師の確認を経て公開し、更新の流れを決める

選んだ診療科と症状のページを書き、公開の前に医師が内容と表現を確かめます。

公開した後は更新日を入れ、診療の内容や料金が変わったときに誰が直すかを決めておきます。

公開から1か月ほどたったら、Search Consoleで新しいページがどんな言葉で表示されたかを見て、タイトルや見出しを見直します。

4か月目からは、2か月目に作った一覧の残りのページを、同じ流れで月に数本ずつ足していきます。

書く人、確かめる医師、公開する人の役割を決めて、続けられる流れにしましょう。

クリニックのSEOでよくある質問

受付に集まった質問のメモを机に並べて、答えを書き出す医院のスタッフのイラスト

この章でわかること

  • 質問①|院長ブログは、SEOに役立ちますか?
  • 質問②|Googleマップの口コミには、どう向き合えばよいですか?
  • 質問③|SEOの会社に頼むときは、何を確かめればよいですか?
  • 質問④|自由診療と保険診療のページは、分けたほうがよいですか?
  • 質問⑤|医師が忙しく、記事の確認に時間がとれないときは?

最後に、医院のWeb担当者から寄せられやすい質問に答えます。

質問①|院長ブログは、SEOに役立ちますか?

診療に関わる話題を扱うなら、患者の疑問に答えるページとして検索で見つけてもらえることがあります。

一方で、日々の出来事を書く日記のような記事ばかりだと、患者が探す言葉とは合いにくくなります。

患者からよく聞かれる話題を、院長の言葉で解説する記事にしましょう。

質問②|Googleマップの口コミには、どう向き合えばよいですか?

口コミは、謝礼や割引と引き換えに頼まず、患者が自分の意思で書くものとして扱います。

返信する場合は、診療の内容や個人が分かる情報に触れないよう、院内で書き方の決まりを作っておくと安心です。

返信の担当者と書き方の決まりを決めてから、口コミに向き合いましょう。

質問③|SEOの会社に頼むときは、何を確かめればよいですか?

医療広告等ガイドラインは、広告の企画や制作を受けた広告代理店なども、違反があれば広告を依頼した医療機関とともに指導などの対象になり得るとしています。

Googleも、SEO業者に聞くとよい質問として、期待される結果とその時期、成果をどのように測るのかを挙げています。

医療広告のルールを踏まえて表現を確かめる体制があるかを、契約の前に聞きましょう。

質問④|自由診療と保険診療のページは、分けたほうがよいですか?

自由診療の情報を載せるには、通常必要とされる治療内容・費用や、主なリスク・副作用を示す必要があります。

保険診療のページと分けておくと、患者にとっても、院内で表現を確かめるときにも分かりやすくなります。

自由診療は専用のページにまとめ、費用の幅とリスク・副作用を同じページで示しましょう。

質問⑤|医師が忙しく、記事の確認に時間がとれないときは?

記事の確認は、医学的な内容が正しいかと、医療広告のルールに沿った表現かの2つに分けると、短い時間で進めやすくなります。

表現の確認はWeb担当者が先に済ませ、医師には医学的な内容だけを見てもらう形にすると、医師の負担が軽くなります。

Web担当者が先に確かめる表現の例

  • 「一番」「最高」などの最上級の言葉が入っていないか
  • 患者の体験談や、説明のない治療前後の写真がないか
  • 自由診療に、費用の幅とリスク・副作用を書いているか
  • 根拠を示さない満足度などの数字がないか

確かめる観点を一覧にしておき、医師には医学的な内容の確認に集中してもらいましょう。

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まとめ|クリニックのSEOは、正確な情報と表現のルールの両立で決まる

チェックリストに印を付け終えて、公開したホームページを一緒に見る医師とスタッフのイラスト

この記事の要点

  • 患者は症状、地域と診療科、医院名の3つの段階で検索する
  • 健康の情報はGoogleがE-E-A-Tを特に重視し、ホームページも医療広告の規制を受ける
  • 診療科・症状ごとのページ、医師の経歴、診療時間、予約の導線、よくある質問を整える
  • 体験談や誇大な表現は載せず、自由診療は限定解除の要件を満たして載せる
  • 最初の3か月は、素材集め、データでのページ選び、医師の確認を経た公開の順に進める

クリニックのSEOは、院内にある正確な情報をページにし、医療広告のルールに沿って届けることが土台になります。

まずは受付に届く質問と医師の経歴を集め、診療科と症状のページから作ってみてください。

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