近年、LINE公式アカウントを装った偽キャンペーンや偽当選通知などの被害報告が後を絶ちません。
こうした背景を受け、LINEヤフー株式会社は2026年春に「なりすまし防止の強化」と「アカウントの識別性の向上」を目的としたアップデートを段階的に適用します。
本記事では、運用担当者が知っておくべき重要な変更点と注意事項を紹介します。
トークメニュー内のID表示が変更
2月から、トーク画面右上のメニュー内に「ベーシックID」または「プレミアムID」が表示されるようになります。

これまでは、アカウントのIDを正確に確認するためにプロフィール画面まで移動する必要がありました。今後はトークの途中でスムーズにIDを確認できるようになります。
これにより、ユーザーは「今どのアカウントとやり取りしているか」をすぐに判別でき、より安心して利用できるようになります。
未認証アカウントの応答状況が常時表示に
3月からは、未認証アカウントの表示ルールが厳格化されます。
未認証アカウントを利用中の場合、応答状況が常時表示される仕様となり、非表示へ切り替えられなくなります。
この対応は、LINEユーザーが「公式アカウント」と「個人のLINEアカウント」を誤認しないようにするためです。
なお、認証済アカウントを利用中の場合は、引き続き応答状況の表示設定を自由に変更できます。
バッジデザイン刷新とプレミアム統合
4月には、見た目に関する最も大きなアップデートが行われます。
バッジデザインの刷新と統合
日本国内のLINE公式アカウントにおいて、バッジのデザインとアカウント区分が大幅に変更されます。

- 未認証アカウントのバッジ廃止
- プレミアムアカウントの名称廃止と認証済アカウントとの統合
これまで「緑色バッジ=プレミアム、紺色バッジ=認証済」と認識していたユーザーは混同しないよう注意しましょう。
認証バッジの表示位置変更
管理画面(Web版・アプリ版)において、バッジの表示位置がアカウント名の「前」から「後ろ」に移動します。
なお、ユーザー側のLINEアプリにおけるバッジ位置は従来どおりです。
認証プロバイダーバッジの廃止
公式アカウントの認証バッジとの誤認を避けるため、プロバイダーの認証バッジは廃止され、テキスト表記による情報提供へと切り替わります。
注意事項
今回の仕様変更にあたり、運用担当者は以下の点に注意が必要です。
- 最新版アプリへのアップデートが必須
- 反映時期やデザインが一部異なる場合あり
- 今後のアップデートによるデザインや仕様変更
まとめ
2026年春に実施されるLINE公式アカウントのアップデートは「ID表示」「応答表示」「バッジ刷新」の3本柱で進められます。
変更点を押さえたうえで、早期に認証取得とガイドライン更新を進めていきましょう。