Yahoo!広告では、潜在層にアプローチするための手法として、「ニュース閲覧ターゲティング」をリリースしました。(2023年10月2日発表)
本記事ではその概要について紹介します。
ニュース閲覧ターゲティングとは?
ニュース閲覧ターゲティングとは、Yahoo!JAPANのニュース閲覧データを活用したターゲティング機能です。
月間170億PV・配信ニュース本数7,500/日のYahoo!ニュースを活用して、多様な切り口で潜在層へのアプローチが可能となります。
ニュース閲覧ターゲティングの利用条件は以下のとおりです。
- 予約型:ブランドパネル/プライムカバー/プライムディスプレイ 関連商品(ターゲティング係数:1.5倍)
- 運用型:出稿金額300万円以上
利用する際の注意点として、利用できないニューステーマがある点や、対象テーマに関連する記事数が常時変動する点、YAD連携においてシステム遅延が起こる可能性がある点などが挙げられます。
とくに、Yahoo!から提示される数値はあくまでも過去実績に基づいた参考値ということを念頭に置き運用しましょう。
ニュース閲覧データが潜在層へのアプローチにつながる理由
ユーザーがニュースから情報を得る際、自分の興味や関心に関係なく、話題性や世の中の出来事を知るためにニュースに触れるケースが多いです。
そのため、興味関心が顕在化していない情報も受け入れられやすい傾向にあります。
つまり、ニュース閲覧データを活用したターゲティングは、潜在層へのアプローチにつながるといえます。
SNSと比較すると、その違いは顕著です。SNSの場合、ユーザーは自分のニーズに合ったコンテンツを選んで見ることが多く、興味のない内容にはそもそも接触しない傾向にあります。
潜在層を狙うメリットは、顕在層とは違って、競合他社との比較や購入の意思がないユーザーも多い点にあります。
潜在層へのアプローチをより早く行うことは、競合他社と比べて優位に立ち、早期の購入につなげやすくなるため、シェア拡大にも期待できるでしょう。
まとめ
今回は、Yahoo!広告のニュース閲覧ターゲティングについて紹介しました。
ニュース閲覧データを活用することで潜在層へのアプローチができます。これにより、新たな顧客層を獲得する可能性が高まるでしょう。
ぜひ今後の広告運用にお役立てください。