Web広告を配信する手法の一つとして、カルーセル広告があります。
本記事では他の広告と比べて見た目が大きく異なるカルーセル広告について、Twitter広告を例にご紹介します。
Twitter広告の種類
カルーセル広告についてご紹介する前に、まずTwitter広告についておさらいします。Twitter広告には、下記のように表示される場所や機能により異なる5つの種類があります。
- プロモ広告
- フォロワー獲得広告
- Twitter Amplify
- Twitterテイクオーバー
- Twitterライブ
一つずつ説明します。
プロモ広告
通常のツイートと同じ形式でユーザーに表示される広告です。
画像や動画など多くの広告機能の利用が可能です。
フォロワー獲得広告
プロモ広告とは異なり、広告に自動的に「フォロー」ボタンが表示されます。
新しいフォロワーを獲得するために利用することができます。
Twitter Amplify
Twitterで投稿された動画コンテンツの、再生前後に表示される動画広告です。
自社の動画広告を、最も関連性の高いパブリッシャーによるプレミアムビデオコンテンツと連動させることが可能です。
Twitterテイクオーバー
Twitter上にある、話題を検索タブの一番目立つ場所に掲載することができる広告です。
タイムラインであれば1日の最初のフィールド最上部に、トレンドであれば24時間最上部に表示させることができます。
Twitterライブ
世界に向けライブ配信を行うことができ、ユーザーがそれにリアルタイムで参加することも可能です。
今回ご紹介するカルーセル広告は、プロモ広告に該当します。
カルーセル広告とは
カルーセルとはメリーゴーランドや回転台などを、意味する英単語です。
カルーセル広告とは、1つの広告に複数の画像や動画などのコンテンツを横並びにスライドさせられるフォーマットを指します。スライドさせることで、メリーゴーランドのように画像や動画がくるくると回って表示されることからカルーセルという名前がついています。
複数の画像や動画をメインとして活用することができるため、多くの情報をユーザーに訴求することができます。
カルーセル広告はTwitter広告だけでなく、Web広告全般で使用することができる手法です。
カルーセル広告を配信するメリット
Twitter広告でカルーセル広告を配信するメリットとしては、以下のようなものがあります。
- ユーザーを逃しにくくする
- 広告表現を豊かにする
一つずつ説明します。
ユーザーを逃しにくくする
Twitterカルーセル広告では、横画面いっぱいに画像や動画を配信することができます。横画面いっぱいに展開させることで、通常の広告ツイートとの差別化を図ることが可能です。
複数の画像や動画を活用することで、さまざまな面から商品やサービスをアピールしたり、広告にストーリー性を持たせたりすることができユーザーの目に止まりやすくなります。
複数の画像や動画の中から一つでもユーザーの目に止まり興味を引くことができれば、そこからリンクに飛ばせることができるためユーザーを逃しにくくするメリットがあります。
広告表現を豊かにする
複数の画像や動画を活用することで文字数が増えることはもちろん、強調したいメッセージに画像を載せ複数展開させることができ、広告表現が豊かになります。
それにより、ユーザーの目に止まりやすく興味関心を引きやすい広告を展開することができます。
まとめ
本記事ではカルーセル広告について、Twitter広告を例にご紹介しました。ぜひ今後の広告運用にお役立てください。