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【最新プロダクト】Twitterキーワード広告とは?基礎から運用のコツまで解説!

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Twitterキーワード広告

Twitterは検索連動型広告 「Twitterキーワード広告」のベータテストを開始しました。

今回リリースされた検索連動型広告のベータ版はすべてのクライアントに向けたもので、使用することで効果の高い広告配信が可能になります。

本記事では、Twitterの新しい検索連動型広告「Twitterキーワード広告」についてご紹介します。

Twitter広告公式:新プロダクト「Twitter キーワード広告」ローンチのお知らせ

Twitter独自の検索連動型広告「Twitterキーワード広告」とは?

結論「Twitterキーワード広告」は、検索連動型広告に近い形で設定したキーワードを検索したユーザーに対して広告を出稿できるプロダクトです。
そもそも「検索連動型広告」とは、ユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告のことです。

特定のキーワードに特化した広告配信が可能になるため、より特定のキーワードに関心があるユーザーに向けた広告配信を行うことができます。

Twitter広告は認知拡大がメインと思いがちですが、「Twitterキーワード広告」のリリースで、本格的にCV獲得を目指した広告運用が可能になってきました。

Twitter 検索連動型広告 検索キーワード広告

Twitterキーワード広告の見え方

以下が実際の広告の見え方になります。

Twitter検索キーワード広告

上記は「電車 遅延」と検索した際に出てきた広告です。

表示される場所は、Twitterで実際に検索した際に出る「検索結果ページ」
特に、検索結果の3ツイート目に広告が表示されるので、露出度の高さでは有効な施策です。

今後は「2ツイート目」に表示されるようにアップデート中と公式が発表しているので、更に表示回数が増えることが予想されます。

Twitterキーワード広告の特徴

Twitterキーワード広告の特徴としては以下の3つが挙げられます。

  1. マッチタイプは「完全一致」のみ
  2. 設定できるキャンペーン目的は「コンバージョン」or「検討」の大きく2種類
  3. 配信面が「キーワード」をフックにした面に限られている

マッチタイプは「完全一致」のみ

リスティング広告などの検索連動型広告では、「部分一致」「フレーズ一致」「完全一致」と設定ができますが、Twitterキーワード広告では「完全一致」のみの登録しかできません。

なので、様々なキーワードで登録をしないとインプレッションが出ない可能性があります。

また、現状ではアルファベットの場合に限り大文字・小文字は判別されない一方で、ハッシュタグの有無は別のキーワードとして判別されるなど、配信対象となる範囲はかなり限定的です。

表記ゆれなどにも対応しようと思うと、かなりのキーワード数を入稿することになるのは注意点です。

設定できるキャンペーン目的は「コンバージョン」or「検討」の大きく2種類

現状では「コンバージョン」or「検討」の大きく2種類のキャンペーン目的のみ設定ができます。

この設定からも、流入や認知拡大目的で利用するというよりは「コンバージョン獲得」を目的とした利用が最適であるとわかります。

また、入札方法としては「インプレッション課金」と「クリック課金」の両方が選択でき、
入札戦略も「自動入札」「目標コスト」「上限入札単価」と選べる仕様になっています。

Twitter検索キーワード広告

配信面が「キーワード」をフックにした面に限られている

上記に書きましたが、配信面は「キーワード」をフックにした面に限られており、大きくは3種類あります。

①通常検索画面

Twitter検索キーワード広告

「Twitterキーワード広告の見え方」で紹介した通り、主な表示場所としては「通常検索画面」になります。

②トレンドキーワード

2つ目は、トレンドになっているキーワードをクリックした際に出てくるパターンです。

Twitter検索キーワード広告

補足として、キーワードの登録自体が完全一致のみでしか登録ができないため、トレンドになっているキーワードを登録するといった手法も必要になってきます。

③ハッシュタグクリック

Twitterキーワード広告では、ハッシュタグを登録し、広告を出稿できます。

Twitter検索キーワード広告

実際の会話やツイートに対してのアプローチができるのでオススメの手法です。

Twitterキーワード広告の設定方法

続いて、実際の設定方法について解説します。

キャンペーン目的の設定

広告の管理画面を開いて「アドバンス」を選んだあと、以下の画面が出てきます。

その際に「キーワード(ベータ版)」を選んで、先に進みます。

Twitter検索キーワード広告

広告キャンペーンの種類の設定

続いて、キャンペーンの目的の種類を選びます。目的のものに応じて設定が必要です。

Twitter検索キーワード広告

キーワードの設定

キーワードは1広告グループにつき200まで、1キーワードにつき最大140文字まで設定可能です。

マッチタイプは完全一致のみしか設定ができないため、インプレッションを取ろうと思うと、多くのキーワードを設定する必要があります。

Twitter検索キーワード広告

その他の設定

続いての設定は、一般的なTwitter広告と同じように設定ができますが、2点注意すべきポイントがあります。

1つ目は、「Twitterオーディエンスプラットフォーム」への配信は不可能という点。

2つ目は、かけ合わせ可能なターゲティングとして「地域、属性、デバイス、オーディエンス除外
」のみであるということです。

そこまで大きな影響はないかと思いますが、代理で運用している運用者としてはチェックすべきポイントです。

Twitterキーワード広告の運用のコツ

新しくローンチされたプロダクトですが、運用する上でのコツは2つあります。

運用のコツ①:キーワードの設定は幅広く

何度も紹介していますが、マッチタイプは完全一致しか選べません。
ボリュームが出ないことが予想されますが、以下のポイントを考慮してキーワードを選ぶと、より効果的な配信が可能になります。

①季節性のあるキーワードを入れる

例えば「花粉症」や「新生活」と言った、その季節にあった、ボリュームのあるキーワードを入れることで効果的な配信が可能です。

②トレンドのキーワード

こちらも紹介しましたが、トレンドになっているキーワードを入稿することで、ボリュームを獲得できます。

ただ、キーワード自体を選ばないと、ネガティブな配信になりかねないので注意が必要です。

③ハッシュタグ

ハッシュタグを入れることで、会話に参加することができます。

ちなみに、#込みでキーワード指定ができますが、#の有無で表記ゆれが発生するので、注意が必要です。

④指名ワード

個人的にはオススメの手法です。

リスティング広告でいう指名系ワードを入稿するイメージで、初めてTwitterキーワード広告を配信する人にとってはオススメです。

今後、競合ごとの指名キーワードでの対策も今後加速するのではないかと思います。

運用のコツ②:キーワードとクリエイティブの関連性

特に注意が必要なのが「キーワードとクリエイティブの関連性」です。

下記の広告では「電車 遅延」というキーワードに対して、就活の情報が表示されており、関連性が薄いです。

特に、検索連動型広告とは違って、Twitter上では「口コミやリアル」をユーザーが知りたがっています。

ユーザーのニーズに即した形でクリエイティブを出すと、エンゲージメントが高まって、コンバージョンする確率がぐっと上がるので、キーワードとクリエイティブの関連性は非常に重要です。

Twitter検索キーワード広告

Twitterキーワード広告の追加情報(2023年4月18日時点)

配信面の追加が行われました

新たにTwitterキーワード広告で掲載箇所が追加されました!
おそらく表示回数の少なさが問題となっていたので、それを補うアップデートと考えられます。

掲載箇所

ホームタイムライン(フォロー中タブのみ)

具体的な表示条件

ホームタイムラインのフォロー中タブで表示されるツイートのうち、設定されたキーワードを含むツイートの直後の広告枠に表示します。

例:「ブランド」というキーワードに反応して、「ルイヴィトン」の広告が出るイメージ。

まとめ

Twitter 検索連動型広告 検索キーワード広告

今回は、Twitterの新しい検索連動型広告 「Twitterキーワード広告」の紹介をしました。

従来、Twitterでもキーワードターゲティングは可能でしたが、検索時に入力した語句やツイートで使用した語句、アプリ内でユーザーが反応したツイートに含まれる語句に基づいた広告が表示されていました。

つまり、検索語句にしか焦点を当てることができませんでしたが、今回の検索連動型広告「Twitterキーワード広告」によって、これまで以上に関連性の高い広告をユーザーへ配信できるようになります。

自社の商品・サービスの名称だけでなく、ハッシュタグやトレンドのキーワードなども設定でき、さまざまな話題について検索しているユーザーにメッセージを届けることが可能です。

Twitterによると、ベータ版を利用したクライアントからのフィードバックにより随時アップデートおよび効果改善をしていく予定とのことなので、一度試してみるのは非常に有効な施策と言えます。

ぜひ、今後の広告運用にご活用ください。

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