Facebookのスライドショー広告は、動画のようなストーリー性を持って広告配信ができます。
ストーリー性ある動画だと、動画広告のほうに目がいってしまいますが、スライドショー広告は動画広告にないメリットがあります。
本記事では、Facebookスライドショー広告を利用するメリットと掲載時のコツについて解説をします。
Facebookスライドショー広告について
Facebookスライドショー広告は、動き、音、テキストを利用して動画のようにストーリー効果を伝える広告です。
静止画に動きをつけて作成するので、動画広告と画像広告の中間のような広告といえるでしょう。
つなぎ合わせられる画像枚数は10枚までで、それらを1秒から5秒間で表示させます。
単純な画像広告よりもインパクトのある広告なので、動画広告を作成するのは大変だけど動画性を取り入れたい方にはぴったりの広告です。
スライドショー広告を利用するメリット
Facebookスライドショー広告を利用することで、以下3つのメリットがあります。
- 読み込みの早いスムーズな広告が作れる
- すぐに配信できる
- コストが削減できる
それぞれ解説します。
読み込みの早いスムーズな広告が作れる
スライドショー広告は、動画広告よりも少ないデータ容量で配信が可能です。
動画広告の約5分の1のファイルサイズでスライドショーを配信できるので、ユーザーのインターネット接続が遅かったとしてもスムーズに広告を再生することができるでしょう。
すぐに配信できる
Facebookスライドショー広告は、動画広告よりも簡単に広告作成ができるので、配信をすぐにおこなうことができます。
例えば、スマホなどで撮影した画像、Facebookにアップしている既存の画像をつなぎ合わせるだけで相応の広告ができます。
配信の方法については広告のメニューの案内を参考にしてください。
コストが削減できる
動画広告の作成には、動画作成ツールの購入、素材収集、撮影スタッフの手配などの費用がそれなりにかかってしまいます。
しかし、スライドショー広告は画像を数点用意するだけで、パソコンやスマホから気軽に広告が配信できます。
また、スライドショー広告は自前で画像を用意しなくても、無料ストック画像などを利用して配信することができるので、広告費削減を検討している方にもおすすめです。
スライドショー広告配信のコツ
複数の画像のつなぎ合わせて動画のように配信するスライドショー広告ですが、工夫次第でユーザーに大きなインパクトを与えることが可能です。
動画では長くなりがちの広告でも、インパクトのある画像をいくつかつなぎ合わせることで、より短時間でサービスの表現や宣伝ができます。
下記はスライドショーを利用した広告のアイデアです。今後の配信にお役立てください。
- 商品カタログ
- 仕組みの説明
- 手順の紹介
- ストーリー性を表現
例えば、商品を紹介する時は商品の写真は変更せずに、背景のみを変更してスライドショーにしてみましょう。
ユーザーの目に止まりやすい躍動感あふれる広告が作成できます。
また、テキストコピーを使った広告から、最後にインパクトのある画像を利用することで、ストーリー性ある印象深い広告をユーザーに届けられます。
このように、スライドショー広告はアイデア次第で、動画広告にも引けを取らない成果が得られるので、いろんなことにチャレンジしてみてください。
プラスαの使い方
スライドショーの使い方として、LPの試験としても使えることはあまり知られていないかもしれません。
画像をつなぎ合わせるだけなので、LPを新しく公開する前に一度広告で配信。
クリック率やコンバージョン率などを見て、反応の良い展開のLPを採用する。という使い方もできるんです。
あまり知られていない活用方法ですが、とても有効な施策なので、ぜひお試しください!
まとめ
Facebookのスライドショー広告を利用するメリットと広告配信のコツについて解説をしました。
スライドショー広告は、やり方次第で動画広告よりも印象が残る広告を手軽に配信することができます。
まだ利用したことがない方は、この機会に試してその効果を実感してみましょう。