Google広告を効果的に利用するには、ターゲティングの適切な設定が重要です。
「トピックターゲティング」は、Google広告におけるターゲティング手法の一つです。
トピックターゲティングを活用することで、多くのWebサイトを対象とした広告配信が可能になります。
今回は、Google広告で使えるトピックターゲティングの特徴や活用方法についてご紹介します。
トピックターゲティングとは
トピックターゲティングは、トピックを選択して、関連度の高いWebサイトやYouTubeに広告配信を行う方法です。
さまざまなトピックが用意されていることで、自社の商品やサービスに適した配信面に広告が掲載しやすくなります。
トピックのおおまかな種類としては、下記のようなものがあります。
- アート、エンターテインメント
- 趣味、レジャー
- 美容、フィットネス
- ゲーム
- ペット、動物
これらはごく一部で、それぞれ細分化されている項目もあるため、数多くの種類の中から選択が可能です。
トピックターゲティングの特徴
トピックターゲティングの特徴として次の3つが挙げられます。
- 潜在層への効果的なアプローチが可能
- 多くの媒体への広告配信が可能
- コンバージョン獲得には不向き
それぞれについて説明します。
潜在層への効果的なアプローチが可能
トピックターゲティングは、トピックを選択するだけで複数のメディアに広告を配信できる方法です。
効率的に認知を広げられるため、潜在層に向けてのアプローチとして最適と言えます。
例えば、アンケートを取った結果、自社の認知度の低さが判明した時などに利用すると良いでしょう。
多くの媒体への広告配信が可能
販売を促進させるには、認知を広げることが大切です。
特に、新商品やサービスを出したばかりで、ユーザーにその情報を伝えたい場合、配信のボリュームを上げる必要があります。
トピックターゲティングでは、関連した多くの媒体に広告を掲載することができるので、効率的に配信量の増加が図れます。
コンバージョン獲得には不向き
幅広い広告配信が可能なトピックターゲティングは、認知度を広げるには最適の方法ですが、その一方、コンバージョン獲得には不向きと言えるかもしれません。
コンバージョン強化が目的の場合は、リターゲティングなどの方法がおすすめです。
トピックターゲティングの活用方法
トピックターゲティングを効果的に活用する方法として、次の2つがあります。
- トピックは絞って選択する
- 他のターゲティングと組み合わせる
これらについて説明します。
トピックは絞って選択する
トピックターゲティングには数多くのトピックがあるため、選択範囲を広げすぎてしまうケースが多いです。
項目を選びすぎると、無意味な配信が増加するおそれがあります。
対象のユーザー層について調べた上で、トピックを絞って選択することが重要です。
他のターゲティングと組み合わせる
トピックターゲティングは配信面のターゲティングを行う方法のため、これのみでは効果が限定されます。
他のターゲティングと組み合わせることで、高い効果が期待できるでしょう。
前述のリターゲティングとの併用もおすすめです。
まとめ
今回は、Google広告で使えるトピックターゲティングの特徴や活用方法について解説しました。
トピックターゲティングをうまく活用することで、広告配信の効果が高まります。
今後の広告運用にぜひご活用ください。
