世界中のユーザーが、Google広告で「動画トリミング」を利用できるようになりました。
動画トリミングは、長い動画を機械学習によって6秒間の動画に変換するツールで、これを使うことでバンパー広告の作成が簡素化されます。
今回は、バンパー広告を効率的に作成できて便利な動画トリミングについてご紹介します。
動画トリミングとは
動画トリミングは、機械学習モデルによって元の動画に含まれる重要なシーンやブランドの要素を特定し、6秒の動画フォーマットに合わせた編集を行うツールです。
Google広告のアセットライブラリから簡単にアクセスでき、キャンペーンに6秒間のバンパー広告がない場合だけでなく、異なるバージョンで比較したテストを行う場合、新しい広告のアイデアを探している場合にも役立ちます。
動画トリミングのベータ版は、2019年に「バンパーマシーン」としてリリースされました。
その後、改良された機械学習モデルの導入により、短い動画形式に合わせた映像クリップを選ぶ精度が向上しています。
また、より直感的に編集できるインターフェースが取り入れられている点も特徴の一つです。
動画トリミングのメリット
このツールを使用することによるメリットとして、下記の3つがあります。
- 時間とリソースの節約
- 広告のパフォーマンス向上
- 新しい広告コンセプトのアイデア
それぞれ説明します。
時間とリソースの節約
動画トリミングは、シンプルで大変使いやすいセルフサービスツールです。
元の動画から数分以内にバンパー広告が作成できるため、時間も手間もかかりません。
広告のパフォーマンス向上
このツールを使って作成したバンパー広告は、キャンペーンの広告想起率やブランド認知度の向上に役立ちます。
バンパー広告と動画リーチキャンペーンを組み合わせることで単独での利用よりもリーチが拡大し、広告想起や多くの人にブランド名を広げる効果につながるでしょう。
また、バンパー広告は、コンバージョンの増加を目標に設定する際も効果的です。
動画アクションキャンペーンの実施後、CPM入札戦略による2つ以上のバンパーなどのブランド広告フォーマットを採用した場合、コンバージョンが平均9%増加したという結果が出ています。
新しい広告コンセプトのアイデア
簡易的にバンパー広告を作成することによって、カスタムバンパー広告を開発する際のヒントになります。
このアイデアを活用して、クリエイティブチームといっしょに新しい広告コンセプトを考案することができるでしょう。
まとめ
今回は、世界中のGoogle広告で利用できるようになった動画トリミングについて紹介しました。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。