TikTok広告の運用では、広告配信の初期段階でコンバージョン数を獲得することが重要になってきます。 しかし、キャンペーンを開始したもののコンバージョンが増えないなど、なかなかコンバージョンを獲得できないケースが多くあります。
そこでおすすめしたいのが「マイクロコンバージョン」の設置です。
マイクロコンバージョンは、最終的な成果に至るまでの中間ゴールのことです。 本記事では、TikTok広告のマイクロコンバージョンについて特徴とメリットを解説していきまます。
マイクロコンバージョンとは
マイクロコンバージョンとは、コンバージョンに至るまでの流れを細分化したもので、中間コンバージョンともいいます。
TikTok広告では、購入完了や登録完了などの通常のコンバージョンイベントより前のカートページやフォーム入力画面など、中間に成果地点を設置することができます。
TikTok広告以外でもマイクロコンバージョンの設定はできます。
ただとりわけTikTok広告では初期段階で一定のコンバージョンを獲得するのが重要ですので、思うようにコンバージョンが取れない場合は設定をおすすめします。
マイクロコンバージョンの設定方法
マイクロコンバージョンは、以下の4つの手順から設定できます。
- マイクロコンバージョンを設定したい、自社の商品詳細ページやフォーム入力画面を追加
- イベントタイプを作成
- イベントの詳細ルールの設定
- 広告セットに作成したイベントを連携して完了
マイクロコンバージョンのメリット
TikTok広告のマイクロコンバージョンのメリットは大きく2つあります。
- 広告セットの最適化が可能
- 最終コンバージョンの増加が期待できる
それぞれ以下で詳しく解説します。
広告セットの最適化が可能
マイクロコンバージョンを活用するメリットは、広告セットの最適化ができるということです。 TikTok広告で学習機能を有効にするには、一つの広告セットで週に50件のコンバージョンが必要になります。
しかし、広告予算が限られていたり、コンバージョン単価が高額な場合、学習期間を通過するために必要な50件のコンバージョンを獲得することは簡単ではありません。
中間地点にマイクロコンバージョンを設定することで、学習期間通過に必要なコンバージョン数を得やすくなります。結果的には広告セットの最適化につながるのです。
最終コンバージョンの増加が期待できる
マイクロコンバージョンを設置することで中間地点への流入が増加します。 そのため、最適化が働きやすくなり最終コンバージョンの増加が期待できます。
まとめ
今回は、TikTok広告のマイクロコンバージョンについてご紹介しました。
マイクロコンバージョンを設置することで、結果的にコンバージョン獲得につながりやすくなることもあるため、この機会にぜひ活用してみてはいかがでしょうか。