現在、日本でのTwitter利用率は非常に高く、全世界の月間アクティブユーザー数3億3,000万人に対し日本のユーザーは4,500万人。その利用率は米国に次ぎ世界2番です。
また、Twitter社の2021年第三四半期決算の発表によると、収益につながる日間アクティブユーザー数は、2億1100万に達しており、前年同期比13%の増加となっており、Twitterが広告面でも魅力的なプラットフォームであることを示しています。
本記事では、Twitter広告の導入を検討されている方や、既に運用しているもののあまりよく分からないまま続けている方向けに、Twitter広告の基本を分かりやすくご紹介します。
Twitter広告の特徴
Twitter広告とは、Twitterのタイムラインや検索結果に広告を掲載できるサービスです。 ユーザーの興味・関心、ツイートや検索に用いるキーワードなど、多様なターゲティングで広告を配信することができます。
また、Twitter広告では、以下の3つのような効果が見込めます。
- 比較的若い層にリーチできる
- 興味関心ターゲティングの精度が高い
- 2次拡散が期待できる
Twitterのコアユーザーは平均35歳です。ちょうどミレニアル世代にあたる、比較的若い年齢層のユーザーが多いのが特徴になります。
ミレニアル世代は、経済活動の中心にある層になるため、Twitterは広告配信するのに最適なプラットフォームといえるでしょう。
またTwitterは、ユーザーの趣味や嗜好が明確に表れる特徴があります。そのため、Twitter広告は、ユーザーの興味関心をターゲティングする精度が他の媒体と比べても高く、ピンポイントなターゲティングが可能です。
そして、Twitterといえば拡散性の高いSNSです。広告配信が上手くターゲットの心を掴むことができれば、拡散してもらえることが期待できます。
入札方法
Twitter広告には、以下の3つの入札タイプがあり、目的によって使い分けることが可能です。
- 自動入札
- 上限入札単価
- 目標入札単価
それぞれについて、以下で解説していきます。
自動入札
入札額が自動で最適化される機能です。
入札額をいくらに設定したら良いかわからないような場合におすすめの入札方法といえます。
上限入札単価
支払対象となるアクションごとに、支払いの上限単価を設定することができます。
目標入札単価
「フォロワー」や「ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン」を目的とするキャンペーンで利用できる機能です。
上限入札単価とは異なり、1日あたりの平均額が目標値に近づくように調整されます。
広告のフォーマット(配信面)
Twitter広告のフォーマットは、以下の3種類です。
- プロモツイート
- プロモアカウント
- プロモトレンド
それぞれについて、以下で解説していきます。
プロモツイート
プロモツイートは、Twitterのタイムライン上に表示できる広告です。通常のツイートと区別するために「プロモーション」というラベルが付きます。
プロモアカウント
プロモアカウントは、タイムラインの[おすすめユーザーセクション]や検索結果などに表示される広告です。
現在フォローしていないアカウントの中でユーザーが興味を持ちそうなアカウントをおすすめする機能ですので、フォロワーを増やすのに効果的な広告になります。
プロモトレンド
「プロモトレンド」は、タイムラインや [話題を検索] タブの [おすすめトレンド] に表示される広告です。
指定したキーワードでハッシュタグを表示することができます。その話題に関するTwitter検索結果の一番上に広告を表示させることが可能です。
配信の目的
配信の目的は下記の8つに区分されており、広告主の目的にあわせた広告配信が可能になります。
フォロワーを目的とした場合は、「プロモアカウント」を選択肢、その他は「プロモツイート」として選択してください。
まとめ
今回は、Twitter広告の特徴についてご紹介しました。Twitter広告の基本を押え、今後の広告配信にぜひお役立てください。